ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の三角(7)

2020-09-30 20:17:27 | 水戸

藁ぼっち(酒門町)
 刈り取った稲藁を乾燥させるために、三角形にしつらえた秋の風景がところどころで見ることができます。こうした藁は、納豆の藁づとなど、特殊な利用のために使われるようです。

 

半履帯(はんりたい)トラクター(栗崎町)
 農業用語は難しい言葉が今もよく使われるようです。半履帯トラクターは、前部にタイヤを、後部に三角形の無限軌道を装着したトラクターで、履帯はキャタピラーのことだそうです。写真は、稲ワラ集草作業に使用するトラクターのようです。

 

石垣の石(青柳町)
 石垣の石は三角錐(さんかくすい)や四角錐などの形をしているようで、その錐体の底辺を壁面に出して積んでゆくようです。以前は石屋さんがコツコツと錐形に石を加工していたのですから、さぞかし時間がかかったことでしょう。

 

雨水溝の蓋(千波町)
 道路にある雨水溝の蓋の多くに(今はどうか知りませんが)、この三角型が使われているようです。重さに耐える形なのでしょうか。

 

水戸芸術館の照明(五軒町 1-6-8)
 1Fホールにある壁面の間接照明は、三角形をしています。何度も書いていますが、水戸芸術館には丸・四角・三角が多用されているようで、それぞれを探してみるのも面白そうです。

水戸の三角(6)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の鹿島神社(3)

2020-09-29 20:13:39 | 水戸

森戸町・鹿島神社(森戸町546)
  大掾氏の支族・盛戸氏が住んだという(新編常陸国誌)、森戸館があった跡地に建てられたそうです。当屋(とうや)渡しという、東西の組が当番を交代する神事があるそうで、その盃事のあとに、輪切りした大根を向こう側に投げ合うという大根神事(だいごじんじ)が行われるそうです。樹齢300年のスギがあります。

 

全隈町・鹿島神社(全隈町255)
  康和5年(1103)創建という伝承があり、神宝として神鹿2体があるそうです。境内社には香取神社もあるそうです。スギ(樹齢400年)や、ヤマザクラ(樹齢150年)の古木があります。

 

内原町江川・鹿島神社(内原町496-1)
 天正4年(1576)に江川鎮守鹿島大明神として創建されたと言われているそうです。拝殿が公民館として使用されているようです。毎年藁ホウデン(藁で作ったほこら)が奉納されるそうです。公民館入り口は向かって左側の妻の方です。

 

八坂・鹿島神社(有賀町・遠木踏切近く  36°22'30.9"N 140°22'08.1"Eあたり)
 明治29年に「鹿島大神宮」、「延享2年」(1745)などと書かれた青銅製の旗指物(はたさしもの)が桜川付近で出土したので、八坂神社の脇へ鹿島神社を建ててそれを祀ったそうです。写真左が鹿島神社です。

 

内原町・鹿島神社(内原町1085   36°22'01.7"N 140°21'09.4"E)
 天正4年(1576)の創建といわれているそうです。佐竹氏が水戸に入り、内原の春秋氏を滅ぼしたときに、それに関係して建てられたようです。はじめは、内原駅近くにあり、その後、八龍神社のあった今の地に移り、八龍神社は境内社になったそうです。

水戸の鹿島神社(2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の住職墓地(3)

2020-09-28 20:03:41 | 水戸

仏性寺(栗崎町1984)
 「歴代供養塔」と彫られた五輪塔が中央に建っています。入口にある低い石柱の上に乗る平たい宝珠や、その下にある三葉葵紋に目が行きます。

 

竜光院跡(飯富町3475 大井神社の住所です)
  幕末期に落雷で焼失したために廃寺になったという、竜光院法運寺の墓地にある住職墓石群です。今は、大井神社の境内のように見えます。竜光院は、かつての神仏混淆時代、大井神社に付属した神宮寺だったのでしょうか。この隣に、千葉周作の師だった、剣豪・宮田則兼の墓があります。

 

定善寺(酒門町363)
 「当山歴代上人之宝塔」とあります。僧侶特有の卵塔型の墓が向かって左側に集められています。

 

薬王院(元吉田町682)
 東側にある墓地の入口付近に、五輪の「歴代供養之塔」を中心にした住職墓石群があります。

 

安楽寺(元吉田町2511)
 「歴代墳墓」とあります。ここには、「ともに生き ともに生れん」という墓碑だけがあります。古い墓石を、この1基にまとめたのでしょうか。 

水戸の住職墓地(2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の木造仏(2)

2020-09-27 19:26:02 | 水戸

 どれも小さな仏像です。地域やお寺の人たちが守ってきたのでしょう。

有賀町
 六臂の如意輪観音です。金属製の装飾や向拝など細かい細工が見られます。

 

神崎寺
 誰かが置いていったという笑顔の仏像です。

 

柳河町
 阿弥陀如来の定印(じょういん)を組んだ像なのでしょう。定印というのは瞑想に入っていることを手であらわす印相だそうです。かつては全身に金箔が貼られていたのでしょう。

 

小林町
 厨子(ずし)に入った阿弥陀三尊像のようです。これも細かい彫刻がほどこされているようです。

 

大足町
 素朴な仕上げの子安観音などのようです。かつては子安講が行われていたそうです。

水戸の木造仏(1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸の柱(3)

2020-09-26 20:10:08 | 水戸

角櫓(すみやぐら 茨大教育学部附属小学校 三の丸2-6-8)
 もう出来あがっているようですが、工事途中(平成19/11/17見学会)の角櫓の柱群です。

 

長屋門(全隈町)
 隣家に泊まっていた諸生派が柱を刀で切ったためにこうなったということです。この門の柱だけでなく、母屋の柱も同様だったそうですが、母屋は建て替えられていて、今はないそうです。

 

水戸芸術館(五軒町 1-6-8)
 1Fは四角い柱で、上層は円い柱になっています。芸術館では、丸・四角・三角のデザインが所々に見られます。

 

好文亭(常磐町1-3-3)
 地震対策として、好文亭の柱には、補強の板が結束バンドで固定されています。

 

偕楽園公園(千波町)
 これはおととしの年末に見た、そうとう長くのびた霜柱です。土がなければおいしそうなのですが。

水戸の柱(2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする