那珂川の竹留漁(水戸市立博物館 大町3-3-20)
竹留漁といって、数千本の竹を川中に並べ立てて、遡れなくなった鮭を獲る漁が那珂川の青柳で江戸時代におこなわれていたそうです。それまで竹留漁は那珂川上流で行われていたそうですが、元禄10年(1697)からこの地で行われるようになったそうです。写真では、川の中央あたりで竹が切れていますが、これは船を通すためだったそうです。水戸市民会館で開催された那珂川ヒストリー展にありました。
竹籠等(弘道館鹿島神社 三の丸1-6-4)
弘道館鹿島神社で毎年開催されている瓢箪ランプ展に、竹かごなどの竹製品も展示されていました。写真右に籠目模様が見えます。
カンチク(寒竹 偕楽園 常盤町1-3-3)
晩秋から冬にかけて竹の子がはえるのでついた名前だそうです。私は食べたことがありませんが、カンチクの竹の子はおいしいそうです。偕楽園庭園から好文亭に向かう通路脇にはえています。
供物(根本町)
水戸では、どんど焼きを「わーほい」というようです。根本町のわーほいは、規模が大きくて見ごたえのある行事になっています。どんど焼きをする塔の前には、竹の容器に入れられた供物が並べられています。火をつける前に、神官が竹の容器に入れた御神酒を塔にかけてお清めをして、写真の供物をもやす塔の中ヘ入れているようでした。平成30年の写真です。
生け花(水戸市民会館 泉町1-7-1)
水戸市民会館の開館イベントの中に、生け花もあったようです。写真は、その中にあった、4Fに飾られていた草月流の竹を中心とした生け花です。