甘く切なかったあの日

中学生の同じクラスでとなりの席のショートカットの小柄な女の子。
テストの上位の人を、先生が読み上げるといつも、その子が呼ばれる。
どうしても、点数が見たくて、隠す君の答案用紙を無理やり引っ張り破けてしまったこともある。
さらに、意地悪な俺がいて、教科書に虫を入れて挟んだりもしてしまった。
いつもは、楽しくお話できるのに、何だか気をひくために意地悪をしてしまう。
そんな思い出と重なってしまう曲を聴いた。

「言葉がヘタだから」を故井上大輔さんが甘く切なく、語ってくれる。

こどものころの いじわるは
好きな気持ちの うらがえし
ほんとのことは いつだって
うまくいえない てれかくし

あああ こんな時に
どうして心は おびえるのだろう
言葉がへただから わかってほしいから
あなたが たからもの