40を過ぎてから、大型2輪教習(普通2輪取得済)を通うことになり、知力・体力・平衡感覚などをフル回転をして、卒業した中年男の日誌をこのカテゴリーで書いていこうと思っています。
初めに、大型2輪を考えている方で、中高年の方は早めに教習所へ通うことをお勧めします。
近い将来、750ccから1300ccか1400ccに教習車及び試験場の2輪が、大きくなる予定なのです。
より大型になれば、取り回しが辛くなるので、体力に自信がない方は早いほうがいいでしょう。
教習のなかで、課題(技能・種目?)を、易しい順番にポイントを説明したいと思います。
①坂道発進・・・半クラッチは使うまでもなく、トルクがあるので普通につないでも、問題ないくらいです。
でも、試験のコースでは、坂道発進した後、すぐに右ウインカー・坂の上・安全確認・進路変更なのでバランスは崩さないで下さい。
②S路走行・・・普通2輪とほとんど変わりません。試験のコースでは左進入、真ん中あたりで右ウインカー操作があります。
クランク走行と同じで、教官いわく、大型2輪教習者は1速にはしないで、2速と半クラッチ操作でヒラリヒラリと、スム-ズに抜けて欲しいとの事。
③波状路・・・普通2輪にはない課題ですが、タンクの真ん中に、立ちながらのニーグリップができれば、直進できて、コースをはずれることないでしょう。
5秒以上のタイム制限があるので、1速の低速で進入して、それでも、早い場合はフットブレーキで調整します。
デコ部分は、半クラでアクセルをふかし、ボコ部分はアクセルオフ、速度出てしまったらフットブレーキと、左手・右手・右足のコンビネーション使ってください。
④1本橋・・・普通2輪は7秒以上でしたが、大型は10秒以上と橋の上である程度我慢をしないとクリアできません。
半クラ・アクセル・フットブレーキのコンビネーションを使ってください。
7秒のペースで、進んでいくと、降りるまでに、フットブレーキは2回~3回は踏まないと10秒以上にはならないと思います。
あまり、低速で行くと、落ちてしまいますので気をつけてください。
(ちなみに、ある教官は、立ちながらですが3分がベストだそうです。スゴイ!)
⑤急制動・・・簡単なようで難しかったです。
大型車は同じスピードでも(時速40km以上)、制動距離は伸びます。
タイヤロック寸前の感覚で、止めていけば問題ないでしょう。
大型2輪は、あっという間に、速度が出るので、45kmくらいで進入するくらいが丁度いいと思います。(40kmピッタリにすると、直前でスピード不足になる可能性が高いです。)
⑥クランク狭路・・・意外と難しく、内輪差でパイロンを倒すこともしばしばありました。
左よりから左折・その後、すぐに右に進む時、後輪がパイロンを当てる事が多かったです。
大回りに、ハンドルを切って、バランスよく。
パイロンを当たらないように、走行するには、前輪タイヤ約2つ分の余裕しかありませんので、教官のトレースしたコースを忠実に進行してください
⑦スラローム・・・タイム制限7秒以下、これがかなりの難関です。
ある程度の速度で進入し、スラロームを超えたらアクセルをあける。
これが、リズミカルにいかないと7秒以下はクリアができません。
半クラは使わず、アクセルワークのみでヒラリヒラリといきましょう。
速度が出すぎた時は、決して前輪ブレーキは使わないで下さい。
バランスをくずします。
重い教習車を、大きく倒しこんで、左右にパイロンをすり抜けてください。
人車一体に、ならないとなかなか7秒は切れないと思います。
(ちなみに、教官は3.5秒だそうです。アンビリーバル!)
以上が、課題について感じたポイントを挙げました。
一応はクリアができましたので、これから、取得される方の参考になればと思います。
今後、このカテゴリーで、当時の教習日誌を1日目からアップしていきたいと思っていますので、よろしければ読んでください