Gorbyharp

ハーモニカのページ。

OLIVEの魅力

2012-03-31 | ハーモニカ
OLIVE発売イベントの映像が公開されてたので、紹介します。
一挙に5本。田中光栄さんの解説がついてるのは、My Funny Valentineのみ。あとは、演奏を聴いて感じとって頂ければと。All of Meでは、平松悟さんとの共演。平松さんが使ってるのは、OLIVEでは、なくMarine Bandのカスタマイズです。

【谷口楽器】Only Trust Your Heart(OLIVE)


【谷口楽器】My Funny Valentine(OLIVE & MANJI)


【谷口楽器】You'd Be So Nice to Come Home to(OLIVE & SIRIUS)


【谷口楽器】Amazing Grace(OLIVE & MANJI)


【谷口楽器】All of Me(OLIVE)【田中光栄&平松悟】


私もやっとOLIVEに慣れて来たところ。今までにない感じのハープなので、最初は、戸惑う人もいるかもね。

付属のポーチでハーモニカが拭けるのが、ものぐさな人には、いいと思います。





OLIVE特設ページ

2012-03-28 | ハーモニカ
OLIVE特設ページが出来てた

ManjiとOLIVEの音色の違いがわかるように音源がアップされてます。なかなか微妙な差ですが…一応、OLIVEは、平均律です。Manjiは、純正律という表現を避け、「和音を重視した調律」という表現になっています。リードプレートは、互換性があり、OLIVEのリードプレートを付ければ、平均律のManjiにすることも出来ます。

アーティスト・コメントが、日本のハープ界を象徴してるようで…。

Discovery 48

2012-03-15 | ハーモニカ
徳永先生のブログにホーナーの新しいクロマチックの写真が載ってたはずですが、いつの間にか消えてしまいました。フライングだったようで。大人の事情というものがあるのでしょう。発売時期、価格は、未定とのこと。

スズキのSCXにも似たデザイン。イメージ的に低価格な感じがしますが、どうでしょう?
写真を見ることが出来た人は、幸せですね。タイミング悪く見ることが出来なかった人も発売まで楽しみが増えたということで。

NEW SUZUKI HARMONICA Introducing OLIVE by Christelle Berthon

2012-01-19 | ハーモニカ
NEW SUZUKI HARMONICA Introducing OLIVE by Christelle Berthon - Summertime


こんなに早く映像が出て来るとは、思ってなかったです
クリステル、いいんですか?NAMM Showまで待たなくて良かったの?
まあ、今日から開催なんだけど。Manjiのときは、ブレンダンが映像公開してたから、今回も注意して見てたんですけどね。今回は、クリステルでしたね。なんで「サマータイム」なの?と思ったけど、オーストラリアは、夏なんだね?

ManjiFabulousと同じリードだとクリステルは、言ってますね~。チューニングは、どうなんでしょう?平均律?それともコンプロマイズ?

いや~いろいろと妄想がふくらみ過ぎて、想像してたのとは、違いましたが…
この感じだとFabulousは、生き残りそうですね。Manjiが嫌いで、わざわざカバープレートを替えて使ってた人には、朗報ですね。まさに私。今後は、ManjiにするかOliveにするか、人にすすめるにも迷いそう。

「緑フェチ」の私としては、テンション上がりまくり
女性の反応が気になるところ。実際に見るとまた違うんでしょうね。
発売が楽しみです。

Big Six

2011-09-11 | ハーモニカ
Big Six - Big Sound Test drive


谷口楽器サイデルのハーモニカが入荷したというので行ってみた。

試奏出来るんだけど、私の一番のオススメは、BIG SIX。なんと言っても鳴りがいいですよ。一応、ミニハーモニカとして分類されるんだろうけど、名前の通り大きいです。種類は、2種類あります。ちょうど10ホールズの1~6番穴と同じ配列の「Blues」。4~9番穴と同じ配列の「Folk」。Bluesは、普通のハープに慣れ親しんだ人用。Folkは、メロディ重視の人用です。と言ってもオーバーブロウも楽に出せるので、かなりいろいろな音楽が楽しめます。

上の映像を見てもらえれば、わかりますが、カンの中に入ってます。結構ギュウギュウに入ってるので、なかなか出て来ない時は、カンを少しつぶすと出て来ます。あまりつぶし過ぎると後でカンが使えなくなってしまいます。

首から下げるストラップ付き。これから流行るかな~?

サイデルの他のハーモニカも試してみました。まだまだ、最終判断は、保留しておきます。もう2回、お店に通って試し吹きしてますが、吹くたびに印象が変わります。ファーストインプレッションは、Session Steelより、1847シリーズの方が私好み。どの機種もオーバーブロウを意識したセッティングです。

クロマチックは、サクソニーの2タイプが入荷してました。

谷口楽器に行ける人は、行って実際に吹いてみてください。最終的には、買って吹き込まないとわからないのかな~と思ってます。なので、最終判断は、またいつか。



今さら

2011-07-10 | ハーモニカ
SUZUKI PROMASTER MR350-V: The Original Half-Valved Harmonica


新製品の紹介ならともかく、何故今さら、ProMaster MR350-V?20周年記念だから?奇遇にも最近、このハーモニカをよく買います。確かに、高音部の響きは、独特なものがあります。「キュン」とするポイントがあるんです!

いい機会だから、スズキの方々にお願いしたいのは、「ハーフ・バルブのハープでロー・キーを出して!」
ついでにPowerBenderのチューニングのハープを出して!

スズキのWEB担当の方にメールで問い合わせたところ、PowerBender用のリードプレートは、販売してないとのことでした。カスタム・ハープの注文サイトから、リードプレートではなく、ハープまるまる1本注文してくださいとのことでした。自分で頼むと間違いそうなんだよね~。ボタン一つで、PowerBenderが選べるといいのに!

ディミニッシュ・チューニング

2010-12-12 | ハーモニカ
スズキのオーダーメイドでディミニッシュのハープを注文してみました。ハープは、選べるので、Fire Breathに。市販のものよりウッドの部分の仕上がりが良いです。たまたまなのかオーダーメイドだから丁寧なのかわかりません。自分で作るのは、大変なのでスズキに頼んだ方がいいと思います。

ディミニッシュは、1本でどのキーの曲も吹けるという便利なハープなのです。ない音を吸い音ベンドで出せるようになってます。だから、注文する時にどのキーにするか迷うかと思いますが、どのキーでもいいのです。考え方としては、「どの音で始まるハープを注文するか」です。私は、自分で考えて注文するとわからなくなるし、間違える可能性があるので、山口牧さんのHPの表を見ながら注文しました。

牧さんのHPに載っていた表がDのディミニッシュだったので、私もDを注文。注文の時、要望を書く欄があったので、Dディミニッシュの略字の「dim D」とボディに印刷してもらえるか聞いてみましたが、ダメでした。結果、キーの書いてないハープが届きました。だいたい注文から1ヶ月以内で完成。

さて、ディミニッシュの感想ですが…

<第一印象>
「だまされた~」

<だれにすすめる?>
ベンド・フェチの人
ハープを1本しか持ちたくない人

<とんだ副作用>
クロマチック・ハーモニカを吹く時に今まで、自分の中になかったフレーズが自然と出てくるようになった。
(たぶん、ディミニッシュの変な配列を吹いてるうちに脳みそのどこかのスイッチが入ったんだと思う)

<注意事項>
はじめのうちは、非常にストレスがたまります。

まあ、一般的には、おすすめ出来るハープではありません。ただ、世界的に見てもプレーヤーは限られてますし、人と違ったことをやってみようという人には、いいかもしれません。遊びの段階ならいいのですが、音楽として成り立たせるのは、非常に大変です。

<最後に吹き方のヒント>
1吹き、1吸い、2ベンド、2吸い、3ベンド、4吹き、4吸い、5吹き
1ベンド、2吹き、2吸い、3吹き、3吸い、4ベンド、5吹き、5ベンド
1吸い、2ベンド、3吹き、3ベンド、4吹き、4吸い、5ベンド、5吸い
(数字は、穴番号)

一番上に書いた吹き吸いの順番で演奏するとメージャースケールが吹けます。一番上は、1番の穴の吹き音から始めた場合(Dのディミニッシュの場合、Dのスケール)。2番目は、ベンドからはじめた順番(Ebのスケール)。3番目は、吸い音からはじめたもの(Eのスケール)。

この3パターンを覚えるとあとは、穴をずらすだけで違うキーも吹けます。つまり、2番の穴の吹き音から始め、一番上の吹き吸いの順番で吹くとFのスケールが吹けるのです。だから、このメカニズムを理解すると意外と上達が早いかもしれません。

では、健闘を祈ります!

POWERBENDER

2010-11-12 | ハーモニカ
Brendan Powerが作ったPOWERBENDERというハープが海外で、話題になってたので、手に入れてみました。ハーモニカそのものは、スズキのHarp MasterのA調のチューニングを変えたものです。解説ブックレットも付いています。

まだ、手に入れたばかりなので、どれだけ革新的なのかは、わかりませんが、普通、セカンド・ポジションでメージャースケールを吹くとどうしてもオーバー・ブローをしないと出ない音があるんですが、POWERBENDERだとオーバー・ブローの代わりに吸い音ベンドで同じ音が出せるのです。

C調のPOWERBENDERは、

CEGCDFACEA(吹き音)
DGBDEGBDGC(吸い音)

という配列です。

オーバー・ブローを出すために高いハープを買う必要はないのでは?というコンセプトから生まれた配列のようです。この配列の良さは、他のポジションでより魅力的に感じられるのではないでしょうか?今後、理解が進んだら、お知らせします。その前に挫折する可能性は、多いにありますが…

まあ、この記事を読んだ方の中から、個性的なハーピストが出てくることを期待しましょう。
ハープは、好きなキー、好きなモデルでの注文も可能です。