「新・崎元譲と仲間たちによるコンサートVol.6」の2日目に行って来ました。結論から言えば、歴史に残るコンサートだったなあと。もちろん、間違える人もいれば、100%の演奏じゃなかった人もいましたが全体的なレベルは高く、素晴らしいコンサートでした。企画も良かった。内容を考えた人に「企画賞」をあげます
全体は4部に分かれていて、1部はアンサンブル。「フィンランディア」、「この素晴らしき世界」ともに素晴らしい編曲でした。お二人に「編曲賞」をあげます
2部は、ハーモニカとピアノ。出演者がハーモニカに合う曲を上手く見つけて来たなあと感心。それぞれが個性的な演奏でした。崎元先生に似た演奏を探す方が難しいくらいオリジナリティに溢れていました。過去のFIHコンテストの入賞者の演奏も健在で、この機会にしか聴けないのは、残念です。FIH入賞者によるコンサートを開いてはどうでしょう?
3部は、デュエット。冒頭のピアノの連弾も良かった。あとは、ハーモニカのデュエット。この3部があったおかげで今回のコンサートは、締まったものになったと思う。個性的な一人一人がぶつかり合い、新たな個性を生み出す、そんな演奏でした。
4部は、2部に出なかった方と崎元先生の演奏。この4部があることでコンサート全体がまとまったと思います。プロとして活動されている方。アマチュアだけど、演奏活動を積極的にされている方。プロ、アマの違いを超えて素晴らしかった。コンサートという一つの舞台ではプロもアマもないなぁと実感しました。
崎元先生は、こんなにも多くの素晴らしいお弟子さん達を育て上げたんだなぁと感心しました。このコンサートだけでなく、他の場所でも皆さんの演奏を聴く機会が増えることを期待しております。