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ハミングメイト

2013-05-08 | ハーモニカ
Introducing Suzuki Humming Mate


スズキ楽器さんから、複音ハーモニカの新製品、ハミングメイトが出ました。発売から、だいぶ経ってはいますが、フィリップ・ヤースが映像をアップしたので、紹介してみようかと。

通常の複音ハーモニカと比べるとだいぶ小ぶり。13穴しかない。クロマチックやテンホールズをやってる人が気軽に買うには、いいかもね。複音奏者はどう思ってるんだろう?複音版BIG6みたいな感じ?

キーは、C調とAm調のみ。

それでは、最後に吹き方のヒントを複音に馴染みのない方向けに書いておきます。私もそんなに馴染んでませんが…。複音って、音の配列を見るとクロマチックなどと比べると変わってる様に見えますが、ちょっと考え方を変えるととても身近な存在になります。配列表を参考にしてください。

「ドレミファソラ・ド・シ」となってますが、最後、ド・シとなってるところがクロマチックやテンホールズ・プレーヤーからすると不自然ですよね?なので、2音(2穴)づつくわえます。ドとレ、ミとファ、ソとラ、ドとシをくわえて吹くのです。ドとレをくわえて吹けば、ドの音だけが出ます。吸えば、レの音だけが出ます。「ド・シ」のところも2穴くわえるので、配列上シが後でも問題ないのです。こう考えると普段、使い慣れたクロマチックの配列と同じ様に感じませんか?少なくとも真ん中のオクターブはこの考え方で乗り切れます。

高音部と低音部は、ちょっと違いますが、2つの穴をくわえて音を出すと言うことを頭に入れておけば、クロマチックやテンホールズからの持ち替えもスムーズかと思います。複音プレーヤーの意見も聞きたいところですが。