『リンクするな！！俺の脳！！』

今日、出勤するとホーム長がお待ちでした。
『ちょっと！－１１日ってどういうことよ？』とお叱りの言葉を頂く。
そう、排便が１１日ない入居者様がいたのです。本来は３～４日で何かしらの処置をするのですが…
見落としておりました。（他の職員さんも気付いてちょうだいよ・涙）
するとまもなく看護士が来訪。（うちの会社の巡回看護士さんです。）
とても人見知りをするおばあさんなので僕も同席するようにと指示される。
そしてベッドに横になって頂き看護士が摘便を開始。
看護士が『じゃあ始めるから手を握っててあげて！そのほうが安心するから！』と僕に一言。
『はい。』と僕。
看護士『はい！ゆっくり息んで下さい！』
おばあさん『んー！はぁ…はぁ…　　んー！』
僕『○○さん頑張って下さーい。』

…繰り返し。

…繰り返し。

次の瞬間、僕の脳裏をある記憶がよぎる！
『こ、このシチュエーションは…いや！違う！違う！リンクしちゃいかん！俺の脳！！』

これはネタではありません。今日は色々なことがあり少々疲れましたよ・苦笑。

『痛くないのか…？…いや…痛いよねぇ…』

昨夜、とある男性入居者様が怪我をしたらしい。その方はまだ２ヶ月目の方なのですが最近、女性職員に対しセクハラ＆暴力をするのでめちゃめちゃ距離を置かれている。その方が昨夜の服薬時に暴れ、右手甲を怪我したのです。
女性職員がドン引き状態なので僕とホーム長（女性）で消毒をしに、その方のもとへ。
軽く抵抗されるが二人で抱えて椅子に座って頂く。ガーゼを外すと『！！これは肉！？いや…組織！？』…手の甲の表皮が剥離していました。しかし、これだけの傷を負いながら痛そうな様子もない。
『あれ？…痛くないの？？』認知症の方はカテーテルを引き抜いて徘徊する方もいると聴くし…。
しかし、これはまずいだろうということで近くのクリニックへ。淡々と診察室へ入り消毒。その瞬間…
『あ”っ！！ひ～～～～～～～～　　・　　・　　・　　・！！』そして『ガクッ！』と下を向いたまま動かない…。余程痛かったのでしょう。そのままタクシーまで抱え込みホームへ帰宅。
今夜は暴れずにゆっくり寝て欲しいものですが…。