こんばんは。
昨日は休みを取って娘の所属するミニバスチームの応援に行って来ました。
娘はベストメンバーには入れていないので出場機会は1Qのみなんだけれどさ。
チームは市内大会2位と言う好成績を残せて良かった良かった。
夜はミニバスのお父さん飲み会があってね。とりあえずは楽しかったです。
ちょっとだけ介護の話し。
10月の中旬に我がホーム最高齢の方が転倒し救急搬送。
回復の見込みは期待されたんだけれど…ホームへ戻れる状態までは回復出来ず退居されてしまいました。
そして今月上旬。
心臓に疾患のある方が頻繁に発作を起こすようになってしまって…。
医療従事者が常駐していない我がホームでは対応が難しく…苦渋の選択でしたがやはり退居となってしまいました。
そして夜勤明けの14日。
他フロアの入居者様が夜中に転倒。
幸いにも大怪我には至りませんでしたが事故報告書を作成して帰りました。
そして翌日の15日。
ホールで入居者様が車椅子のまま転倒…。
頭部を負傷し救急搬送…。
これもまた事故報告となりました。
そして昨日、16日はミニバスの応援&父さん飲み会。
そして今日、17日。
早朝に電話が鳴る。
電話を切った2分後には車に乗り込みホームへ向かっていました。
ホームへ到着する前に入居者様は息を引き取っておられました。
この仕事を始めて9年半が経ちましたがこれほどまでに大きな事故や異変が連発することはなかったから…。
亡くなったのはボクが入社した頃に入居された方でした。
9年以上、お世話をさせて頂いた方なので思い入れはとても深いものがありました。
認知症を患っているにも関わらず、ボクの名前を覚えてくれていた数少ない入居者様の一人でした。
その方は介助させて頂くときに『ごめんね。私、ボケちゃってダメになっちゃったから。ごめんなさいね。』と時折仰っていました。
ボクが介護の仕事を始めた頃、この方に『入居者様は好きでこうなってしまった訳ではない。人様にお世話になることは介助する側より何倍も辛く切ないものなんだな。』と言うことを学ばさせて頂きました。
15日。お亡くなりになる2日前。
食事を楽しむイベントがありました。
いつもと変わらず元気な様子で皆様と一緒に調理を楽しみ、大好物の寿司を美味しそうに召し上がりました。
写真を見ると亡くなったことが信じられないんだけれど…天国へ旅立たれてしまいました。
しかし…悲しむ余裕もなく淡々と仕事を進めなければいけない…そんなことを長年続けている内に感覚が麻痺してしまったのか“死”を淡々と受け入れられるようになってしまいました。
勿論、自分の家族のそれは別ものだけれど。
これを仕事と割り切って良いものか…そんな葛藤も正直なところどうでも良くなってしまっているのかも知れない。
死や老いは全ての人に間違いなく訪れるものだから。
健康寿命を全うしての死であれば、悲観的にとらえる必要はないと思う。
明日は夜勤だし。
今日は何も考えないで飲んで、子供たちとテレビを観てとっとと寝たいと思います。
VICIOUS CIRCLE(悪循環)は断ち切らないとね。
こんなところで負けてらんねぇや。
ケセラセラ☆