こんばんは。
『ドグラ・マグラ』は『日本一幻魔怪奇の本格探偵小説』などと言われているが、ボク的には『哲学書』なのだと思う。
『精神病者の集団治療』
みんな人ごとだと思っているだろうが、全ての人間の脳髄にインプットされた記憶であって、極端に言えば我々が生きるこの社会の縮図なのではないか。
『胎児の夢』
ボクは20代の頃まで、かなり鮮明に『母親の胎内』の記憶(感覚)を残していたので『胎児の夢』はもの凄く興味深い考察だと思った。
ポール・ゴーギャンの『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』とは違った意味で『産まれること 生きること 死ぬこと』を考える大きなきっかけになった考察である。
これからの人生をどうやって生きていこうか。
自身の遺伝子に刺激を与えるには、生きているうちに過激な経験をすることが必要なんだろうな。
その先には何があるのか分からないけどね。
『夢Q』
『ドグラ・マグラ』を読む時が来たってことね。
ケセラセラ☆