こんばんは。
昨日は新宿バルト9で『ハウス・ジャック・ビルト』を観た後、銀座『ヴァニラ画廊』まで『シリアルキラー展2019』を観に行きました。


この『シリアルキラー展』は向里祐香さん(憂香から改名されましたね。)のインスタで知りました。

とても混雑するようで土日と最終日は前売り券(完全チケット制)での入場になるとのこと。
※既に完売
凄く興味があったので『ハウス・ジャック・ビルト』とあわせて1日で両方を観ることにしました。
今月は休みがあまりないからね。

新橋で降りて5分ほど歩いたところに『ヴァニラ画廊』はありました。
チケット代は2,000円と高いのですがパンフレットが付いてきます。
『ハウス・ジャック・ビルト』のチケットの半券があると400円引きになり1,600円でした。
まあなんというか…あの映画にこの展覧会。
精神的にくるものはありましたが、人間のこと、生きるということ、死ぬということ…色々なことを改めて考える機会となりました。

平日なので空いているかなと思いギャラリーに入るとまさに鮨詰め状態!
(そんなに広いギャラリーじゃないのだけど、結局2時間半もいてしまいました。)
展示されている猟奇殺人犯の絵画や手紙と一緒に、その猟奇殺人犯の生い立ちや事件の概要などが細かく説明されたボードが貼られており、それをみんな熟読している。
そして吸い込まれるように見入っている。
猟奇殺人犯の描いた絵画に。

客層にも驚いた。
多くが10代後半から20代前半の女性。
猟奇殺人犯に殺害された被害者の多くは若い女性だった訳だが、シリアルキラーは若い女性を惹き付ける不思議な力を持っているのか…そんなことも考えてしまった。

猟奇殺人犯には生い立ちに共通項があって、両親が精神疾患やアルコール依存性だったり、幼少期に激しい虐待を受けていたりする。

そんな彼らの生い立ちを見ていると『猟奇殺人犯』になるべくしてなってしまったのか…とシンパシーを覚えてしまった。

彼らの心の底には深い深い闇があり、そこからきっとなにかを訴えているんだと思う。
それが何かは分からない。
けれどそれを感じること。
そして考えることに意味はあると思う。
ケセラセラ☆