孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

初めて気づいたのは

2024-01-22 14:42:07 | 2歳半から

2年まえの今ごろ(2月)のことです。

マメは生後10ヶ月でした。

初節句ということで、娘の七段飾り雛人形を30年ぶりに出しました。

記念写真を撮るため、いつものつなぎ服をオシャレなワンピースに着替えさせました。

 

写真を撮り終わってヤレヤレとみんながバラけたとき、え〜んとマメの泣き声がします。

見ると、ワンピースのすそが膝にからまって、うまくハイハイできません。

「ああそうか、よしよし」

急いで救援に駆けつけると(つなぎ服に着替えさせる? or ワンピースのすそをズボンにたくしこむ?)、

マメはすでに自力で問題解決を済ませていました。

移動方法を、膝をつかない高バイスタイルに切り替えていたのです。

え〜んとひと声泣いたあと、即座に状況を理解して対処したのです。

 

おお!

この子はもしかして、かなり地頭(じあたま)の良い子では?

胸躍る発見を伝えると、「ええまあ、そうなんですよ」と悠然とほほえむ婿さん。

 

このときのことは、とても鮮明に覚えています。

マメのかしこさを初めて意識した瞬間でした。

 

その後も、日常のはしばしにマメのかしこさが感じられて...。

「もしかして」が「絶対確実」になって...。

でも、そのうれしさや誇らしさを、両親と祖父母の4人の間でしか共有できなくて...。

息子たちにはいまいち伝わっていない気がして...。

 

そんな中、部外者である義弟夫婦が、マメのかしこさをきっぱりと認めてくれたこと。

このインパクトはとても大きいものでした。

 

「難聴というハンディを補うにじゅうぶんな知的能力」がマメには備わっている。

<9歳の壁>など恐れるに足らず。

勇気りんりん、意気揚々のわたしです。

 

注<9歳の壁>

小4(9歳)くらいから急に学校の勉強が高度かつ抽象的になり、落ちこぼれる児童が多くなるとか。

難聴のマメは大丈夫かなと、不安にかられていた時期がありました。