GOLD 2
高いコストをかけながらゴールドを採掘していたスーパーピット (カーグーリー 西オーストラリア)は、ニューマウントとカナダの バリック ゴールドの共同経営だった。だが、オブライアン チーフエグゼクティブは、見直しを考えている。世界の景気後退の意味とは、なにか?
これが、ここでも、問われているわけだ。
現在オーストラリアドルの、急落とともに、ゴールド価格の上昇によって、スーパーピットの平均産出コストは、US$654ほどだ。これは去年の平均$760よりもいい数字だといえる。去年は、高い人件費と、さらには、高い燃料費に泣かされた鉱山が多く、ここも例外ではなかった。(Reference:SYDNEY MORNINGHERALD 21st February Page 3 Newmont may offload mine : Jamie Freed )
これから、ゴールド価格がさらに上昇するとしたら?
・・・あくまでも米ドル単位であったにせよ・・・
まだまだ 投資を 積極的に 今からでも仕掛ける余地があるとしたら?
・・・たとえ世界大恐慌の真っ只中でも、嵐の中で小さな岩陰に身を潜める・・・
そんな場所があるとしたら?
・・・それは、オーストラリアの鉱物資源かもしれない。
最近、ゴールドの上昇が、例えばトロイオンスあたり、急に2000ドルになるとか、あるいは3000ドルになる・・・という意見やうわさを聞く。(Re;)最近になって、そういうことを言う人が、随分増えた。これも、時代なんだろう。だが、多くの人がそう言い出すときには、私は懐疑的になる。というのも、トロイオンス250ドルの時代に、私は 今から10年以内に、きっとゴールドは1000ドルになると言って、散々笑われたことがあるからだ。あのときに、笑っていた人たちは、すでに マーケットからご退場となった。(Re:)
だが、今からさらに急上昇すると言う意見が、出てくると、私が懐疑的になるのには、もうひとつの理由がある。それは、例えば、米ドルがどこまで下落するか?ということで、あれば、別の意味で、理解できるが、それがゴールドの上昇と常に同じではないということ。ともかく、この読者には日本人を対象にしているので、日本円建てで考えると、いつでもゴールドの投資が得策かどうかは、為替を考えると当てはまる理論にはならないということだ。
私は最近のオーストラリアドルの下落を、気にしている。なぜここまで下がってきたのか?それは、イギリス・アメリカを始め 多くの海外投資が、損失補てんのために、引き上げたことが契機になっているかもしれない。
ヒラリークリントンが、中国に行った。(RE;)
彼女の中国との アジェンダは、以下の論点だと思う。
1. 世界の景気回復を共に やろう
2. 環境破壊をともに食い止めよう
3. 核爆弾の拡散を止めよう
4. 中国の人権問題をなんとかしよう
5. チベットの平和と安定を、宗教の自由を求める立場から、見直そう
と、まあ、この5点だろうが、実際には私の見方からすると、2以下はどうでもよく、1の論点だけだろう。とりわけ中国の保有しているアメリカのドルを流出させられると、一日で終わってしまう脆弱なアメリカの経済を、なんとか支えてほしいと言う懇願にも似たものであったと、見た。だが、中国は、そのことをとっくに 計画の中に入れており、冷たく笑うだけであり、かえって ヒラリーにとっては これが 不気味に感じたはずだ。
私には、これが 年を取って売れなくなった売春婦が、ストリートで客引きをしても、誰からも相手にされないような扱いで、返されているようにも見えた。
これから中国は 日本や台湾、ベトナム フィリピンなど近隣諸国に対し、強い態度で出てくるだろう。なぜなら、アメリカがもう怖い相手ではなくなったからだ。日本は飲み込まれないように、することが、とても大事なことなのだが、尖閣諸島問題も、あるいはガス油田問題も、どんどんと中国のペースになっていくのが、なんとも情けない。
そのうち、中国は沖縄の領有権も主張しだすかもしれないし、韓国も調子に乗って対馬の領有権を主張するかもしれない。ロシアは北方領土を返す気がまったくなく、そうやって、寸刻みに日本の領土が減っていくのが、現在から未来の子供たちに引き継ぐ日本の姿なのだろうか?
そうやって領土を取られても、それでも戦争をしないほうがいい。
それは 愚かで臆病であっても、ひとつの考え方なんだという人がいる。
そうなのかも 知れない。だが、国を守るということは、領土を守るという意識、ひいては、日本人という気持ちを持つことだ。
日本人が何なのか?ということは、一度、我々の胸に問いかけてもいいんじゃないか?もし、国歌を歌うのがいやだというのなら、国旗の掲揚がいやだというのなら、じゃあ 日本をどんな国にしたいという理想があるのか、ぜひ聞かせてほしい。もし、そんな理想も将来の青写真もなく言っているなら、それは、子供の駄々をこねるのと同じだ。
話がそれた。
世界は より保護主義になり、国の役割が 銀行の保有から、社会の末端にまでいくようになる動きが強まっている今の時代。(Re:)国対国 というかつて 見た強烈な血の歴史が、また 繰り返される可能性は、避けて通れない問題だ。
平和で幸せな時代が、終わるのは、軍歌を右翼の街宣車が走るからではなく、まして、国旗を掲揚するからでも、国歌を歌うようになるからでもない。それは、もっと外国からの変化と 見えない大きな圧力で、起こるものだ。国内的にどんなに、平和を望んでいても、それを、ただしい方法で、外に発信する努力をしなければ、誰にも伝わらないし、保つことさえもできないだろうと、私は言いたい。
高いコストをかけながらゴールドを採掘していたスーパーピット (カーグーリー 西オーストラリア)は、ニューマウントとカナダの バリック ゴールドの共同経営だった。だが、オブライアン チーフエグゼクティブは、見直しを考えている。世界の景気後退の意味とは、なにか?
これが、ここでも、問われているわけだ。
現在オーストラリアドルの、急落とともに、ゴールド価格の上昇によって、スーパーピットの平均産出コストは、US$654ほどだ。これは去年の平均$760よりもいい数字だといえる。去年は、高い人件費と、さらには、高い燃料費に泣かされた鉱山が多く、ここも例外ではなかった。(Reference:SYDNEY MORNINGHERALD 21st February Page 3 Newmont may offload mine : Jamie Freed )
これから、ゴールド価格がさらに上昇するとしたら?
・・・あくまでも米ドル単位であったにせよ・・・
まだまだ 投資を 積極的に 今からでも仕掛ける余地があるとしたら?
・・・たとえ世界大恐慌の真っ只中でも、嵐の中で小さな岩陰に身を潜める・・・
そんな場所があるとしたら?
・・・それは、オーストラリアの鉱物資源かもしれない。
最近、ゴールドの上昇が、例えばトロイオンスあたり、急に2000ドルになるとか、あるいは3000ドルになる・・・という意見やうわさを聞く。(Re;)最近になって、そういうことを言う人が、随分増えた。これも、時代なんだろう。だが、多くの人がそう言い出すときには、私は懐疑的になる。というのも、トロイオンス250ドルの時代に、私は 今から10年以内に、きっとゴールドは1000ドルになると言って、散々笑われたことがあるからだ。あのときに、笑っていた人たちは、すでに マーケットからご退場となった。(Re:)
だが、今からさらに急上昇すると言う意見が、出てくると、私が懐疑的になるのには、もうひとつの理由がある。それは、例えば、米ドルがどこまで下落するか?ということで、あれば、別の意味で、理解できるが、それがゴールドの上昇と常に同じではないということ。ともかく、この読者には日本人を対象にしているので、日本円建てで考えると、いつでもゴールドの投資が得策かどうかは、為替を考えると当てはまる理論にはならないということだ。
私は最近のオーストラリアドルの下落を、気にしている。なぜここまで下がってきたのか?それは、イギリス・アメリカを始め 多くの海外投資が、損失補てんのために、引き上げたことが契機になっているかもしれない。
ヒラリークリントンが、中国に行った。(RE;)
彼女の中国との アジェンダは、以下の論点だと思う。
1. 世界の景気回復を共に やろう
2. 環境破壊をともに食い止めよう
3. 核爆弾の拡散を止めよう
4. 中国の人権問題をなんとかしよう
5. チベットの平和と安定を、宗教の自由を求める立場から、見直そう
と、まあ、この5点だろうが、実際には私の見方からすると、2以下はどうでもよく、1の論点だけだろう。とりわけ中国の保有しているアメリカのドルを流出させられると、一日で終わってしまう脆弱なアメリカの経済を、なんとか支えてほしいと言う懇願にも似たものであったと、見た。だが、中国は、そのことをとっくに 計画の中に入れており、冷たく笑うだけであり、かえって ヒラリーにとっては これが 不気味に感じたはずだ。
私には、これが 年を取って売れなくなった売春婦が、ストリートで客引きをしても、誰からも相手にされないような扱いで、返されているようにも見えた。
これから中国は 日本や台湾、ベトナム フィリピンなど近隣諸国に対し、強い態度で出てくるだろう。なぜなら、アメリカがもう怖い相手ではなくなったからだ。日本は飲み込まれないように、することが、とても大事なことなのだが、尖閣諸島問題も、あるいはガス油田問題も、どんどんと中国のペースになっていくのが、なんとも情けない。
そのうち、中国は沖縄の領有権も主張しだすかもしれないし、韓国も調子に乗って対馬の領有権を主張するかもしれない。ロシアは北方領土を返す気がまったくなく、そうやって、寸刻みに日本の領土が減っていくのが、現在から未来の子供たちに引き継ぐ日本の姿なのだろうか?
そうやって領土を取られても、それでも戦争をしないほうがいい。
それは 愚かで臆病であっても、ひとつの考え方なんだという人がいる。
そうなのかも 知れない。だが、国を守るということは、領土を守るという意識、ひいては、日本人という気持ちを持つことだ。
日本人が何なのか?ということは、一度、我々の胸に問いかけてもいいんじゃないか?もし、国歌を歌うのがいやだというのなら、国旗の掲揚がいやだというのなら、じゃあ 日本をどんな国にしたいという理想があるのか、ぜひ聞かせてほしい。もし、そんな理想も将来の青写真もなく言っているなら、それは、子供の駄々をこねるのと同じだ。
話がそれた。
世界は より保護主義になり、国の役割が 銀行の保有から、社会の末端にまでいくようになる動きが強まっている今の時代。(Re:)国対国 というかつて 見た強烈な血の歴史が、また 繰り返される可能性は、避けて通れない問題だ。
平和で幸せな時代が、終わるのは、軍歌を右翼の街宣車が走るからではなく、まして、国旗を掲揚するからでも、国歌を歌うようになるからでもない。それは、もっと外国からの変化と 見えない大きな圧力で、起こるものだ。国内的にどんなに、平和を望んでいても、それを、ただしい方法で、外に発信する努力をしなければ、誰にも伝わらないし、保つことさえもできないだろうと、私は言いたい。