Sydney Yajima


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中国の抱える深刻な問題について 2

2014-07-07 22:09:22 | 経済
多くの経済学者たちが、経済学者ゆえに、理解できなかったことがある。
数値の上だけで中国という国を見ると、今、彼らをビジネスをはじめる あるいは投資を増やすというのは、大変 リスクの高いようにみえるだろう。
私も異存はなく 確かにそうだと思う。
言い切れる数値もある。
不動産バブルが明確に破綻しつつあることも、また企業債務の超過が連鎖デフォルトを 呼んでいくであろうことも、理解できている。
しかし、
中国は 李首相が、いかにソフトランディングにバブルを誘導するかに腐心していた3月の後半とは違う様子を示し始めた。

イギリスが、なぜ中国への投資を進めようとしているのか?
キャメロン首相は、なぜ中国へ より近づこうとしているのか?

数値だけでは見えないものが、出てきた。
そして、それこそが、今後の世界の経済を占うにあたって重要なファクターとなりうるのである。

中国は、この時期に来て、シルクロード計画をぶち上げた。
中国からイランまで新幹線でつなぐというものだ。
そしてえ中東を含む22カ国が興味を示しているという。

そのために アジアに新しい銀行を中国が中心となって作るという。
その半分を中国が出し、その新銀行は2014年後半にも始まり、それは日本を含む欧米と対抗するものとなるだろうとはっきり宣言までした。

日本を含む欧米の銀行とは、つまり、私が繰り返し言う 世界資本のことで、それに中国が真っ向から喧嘩を売っているのだ。
これは 揺れる。
なぜなら、資本主義をはじめた銀行 それらはロンドンのシティーから始まり、ロスチャイルド、ロックフェラーを生み出し、その傘下には、おおくの企業を抱え、世界を思うがままに何世紀にも渡り仕切ってきた国際金融に喧嘩を売るなど、気が狂ったとしか思えないのである。

そう、中国は気が狂ったのである。
それはドンキホーテが風車に向かうがごとく
あるいは白鯨に真っ向から戦いを挑む船長のごとく
あるいは、勝てない戦に最後は自身で突っ込んでいった白虎隊の最期のようでもある。

もはや、正気ではない。
正気ではない中国に乗っかるのは、韓国である。
続きはGSMにて