アメリカのネイビーがあわただしく動き始めた。
もちろん、シリアやイラク問題も基本にあるが、北朝鮮の度重なる挑発に、看過できる余裕はなくなったという事だ。
日本の新聞は、相変わらずトランプ大統領は「対話をしたがっており」「戦争を避けたがっている」「どちらにも犠牲が大きすぎる」
ということを、強調した論調が多いが、米国の軍隊は遠からず来るべき事態に備え始めた。
ロジスティックが整うまでに、あと、半年はかかるだろう。
したがって、核実験を北朝鮮が行ったとしても、仮にそれが成果をあげたとしても、アメリカはすぐに爆撃機を送りつけたりはしない。
早くても来年の5月だ。
事態急となり、北が無謀な奇襲攻撃を仕掛けてきたら話は別だが、まだまだ、すぐに戦争にはならない。
すぐにならないからといって、決して戦争にはならないとは言っていない。
ただ、メディアや一部の学者、あるいは、ジャーナリストが危機を煽るようなことを言うのは鵜呑みにしてはならない。
まだ、時間はある。
いざとなったら、逃避できる計画を立てる準備をする時間があるということだ。