「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

ゆく年くる年

2024年12月10日 | 日記

頂いたカードの一日一日を開けて、
はや師走も10日が過ぎました。

「来年の干支のかたいますか。」とお稽古の時に皆さんにお訊ねしたら、
「はい」という方がお一人。
還暦をお迎えです。
40代でお稽古にいらした方が、もうそのような年なのだと。
このところ毎年一人くらいずつ還暦をお迎えの方がいます。
社中の平均年齢も上がっていきますね。


もう一度、「辰」のお茶碗を出したりして、ゆく年を惜しんでいますが、
干支ついでに、私の干支の「いのしし」のお茶碗を出してきて、
一服点てて頂きました。
自分の干支のお茶碗は良いですね。
何時でも使えますもの。
いつも棚に飾っておいて、時々自分で点てて飲んだりしています。

膝の調子は一進一退です。
今は色々な情報があふれています。
少しでも楽になる方法はないかと、
何が自分に良い方法かを見つけるのは迷うし難しいです。
全てを試すわけにもいきませんから、
身近な方の良い情報を頼りに、まずは試してみることになります。
社中の方で、痛みを取ってもらって、
今もメンテナンスに、定期的に通っていらっしゃるという、
近くの治療院を教えて頂き、連れて行ってもらいました。
そこでしばらく様子を見ようと思っています。




師走になりました

2024年12月02日 | 日記

先日お稽古のお菓子を買いに、隣街まで行ってきました。
高島屋の前の歩道にあるマンホールの蓋です。
新聞で紹介されていたので、確かめに行きました。
歩道のマンホールの蓋にするには、もったいないくらいきれいでしたよ。

さて12月になり今年もあとわずかですね。
無事に一年を終えそうと言いたいところですが、
残念ながら膝の痛みを持ち越すことになりそうです。
良くなったように思えていた膝ですが、なかなか痛みは引かず、
もう一件別の整形外科を受診したところ、
なんと「変形性膝関節正」と診断されてしまいました。
ついに宣告されたということです。
さすがに今回は、痛み止めの薬と、湿布を処方されましたが。
痛かったらまた来てくださいくらいの扱いで終わりでした。
整形外科なんてそんな冷たい所なんですね。
もっと、対処方法をいろいろと教えてくれても良いのに、
「軟骨は戻りません。治りません。」で終わりなのですもの。

わりと近くにあるお弟子さんが紹介してくれた整体院に、
ひとまず行って見ることにしました。
原因がわかれば覚悟も決まり( 二日間ほど落ち込んでいましたが)
シップとサポーターで何とか過ごしています。
痛み止めはよく効いたのですが、
二日飲んだら、食欲が無くなりましたので、やめてみました。
以前手術をしたときも痛み止めの副作用を体験しているので。
そんなこんなで、避けられる遠出は控えることにしました。
避けられない(避けたくない)用事か二軒ありますが、
その時だけはイチロースパッツと痛み止めとサポーターで行ってきます。
ちょっとくらいの痛みって、慣れるものですね。
友人に膝痛のことをメールしたら「あなたは歩きすぎよ。」と言われました。
社中の方には、「もっと休みをとりなさい」とも。
他の方に比べてそんなに動いているつもりはないのですが。





お稽古のお菓子を用意したついでに、
日持ちのしない栗大福を一つだけ自分のために買いました。
テーブルでお茶を点てて美味しくいただきました。








 

 


だいぶ良くなりました

2024年11月24日 | 日記

休日は、大規模修繕工事もお休みで、静かな朝です。
安心してカーテンを開けて、日差しを取り込み、
洗濯物も外干し出来て、とてもとても良い気分です。

おかげさまで、膝の痛みもだいぶ取れて、
少し気にはなるものの、家の中では不自由なく歩いています。
ただし外出時には、サポーターか、イチロースパッツ(すっかりこう呼んでいます)が、
まだ安心のために必要なきがしています。
残念ながら膝を折ると痛みがあるので、正座はできません。
やはり予定していたお茶会は無理でした。
お茶名をお渡しする式が終わった後で、本当によかったです。
お点前をしてして差し上げられなかったところでした。
終わってホッとして気が緩んだのかもしれませんね。
右足の手術の後のように、時間をかけて少しずつ正座ができるように戻します。
出来ると信じています。

お稽古もお休みすることなくできましたし、
その時間が気を紛らせてくれたりして助かりました。
このようなことになると、皆さんの経験話に花が咲き、
色々と参考になるものですね。

というわけでお稽古もなく、外出予定も無くなった今日は、
久しぶりの何もない日曜日になりました。
こうしてブログの更新ものんびりてできます。
杖の写真をあまり長くトップに載せておくのも悲しいので、
先日頑張っていった銀座でのランチの写真でも載せます。

今年喜寿を迎えた四人組の合同誕生会です。
大学の同級生。
気持ちはあの頃と少しも変わっていないのですが、
体力と外観はそれなりになりました。
コロナ前は毎月のぺースで、
コロナ中はSkypeデート。
最近は二~三か月に一度となった会合ですが、
健康を確かめる時間は楽しいです。

ところで、今、茶筅と抹茶が品薄で、
思うものが手に入りません。
来年の初釜に使いたい茶筅が、だいぶ前に頼んだのですが、
まだ納品されません。
どうなることやら、今はそれが心配です。


杖登場

2024年11月20日 | 日記

玄関に杖が登場しました。ここの所膝が痛いので、
出かけるときは、安全のため杖を持っていきました。

一本は母が使っていたもの。
もう一本は以前膝の手術をしたときに私が手に入れたもの。

 

 

私の物は折りたたみ式になっています。
用心のために持ち歩こうと思ったのですが、
前回はほとんど使いませんでした。
今回また出番があって、手に入れていてよかったと思いました。

膝の痛みは、心なしか快方に向かっています。
昨日は会合があるので、
イチローのスパッツに、サポーターと、がっちり身を固めて、
杖を携えて行ってきました。
道中杖を使うことは少なかったですが、持っているだけで安心感がありました。
銀座まで行って戻ってきましたので、少し自信が付きましたが、
そのことで、きっと回復がすこし遅れたことと思います。
今日は午前中にお稽古をしましたが、後は静かにしていられます。
早く良くなりますように。


もう一つの日光土産

2024年11月16日 | 日記

大規模修繕中のベランダからの眺めです。
シートがかかっていますが、
思ったほど光はさえぎられずに、朝日もちゃんと見えます。
これなら修繕中でも、初日の出が拝めると思います。

先日の日光観光のお土産にお菓子を買って来て、
お稽古で召し上がっていただいています。
実は他にももう一つお土産を持って帰りました。
"左膝の痛み"です。
翌日はちょっと痛いかしらくらいだったのですが、
その翌日なんと急に膝が強く痛み出し、歩行困難になりました。
土日を挟んで、お稽古もありましたので、我慢をしながら過ごし、
幸いなことに何とか歩けるようになったので、
月曜日に朝一番で、杖を突いて整形外科に行き見てもらいました。
レントゲン写真を見た結果、膝の骨には異常なし。
変形性の膝関節症にもなっていないということでした。
二社一寺巡りの一万六千歩は頑張りすぎだったようです。
しかも階段あり、坂道あり、砂利道ありでしたから。
というわけて何の治療もしてもらえずに帰ってきました。
痛いのだから注射ぐらいしてもらいたかったです。
一日置いて、かかりつけのクリニックに薬をもらいに行ったときに、
先生に冷たい整形外科医のことを訴えたところ、
ご自分の若いころの膝を痛めた時のお話などとともに、
湿布を処方していただけました。
さすが頼みのかかりつけ医です。
痛み出したときは、右足を手術した経験があるので、慌てましたが、
今は少し落ち着いて、無理をせず気長に痛みの引くのを待つことにしました。

お稽古の方に膝の話をしたら、
イチローの使っているスポーツ用のスパッツを進められました。
膝と腰をサポートしてくれるので、ジョギングの時に履いているそうです。
他にも「あれは良いですよ」と言う方もいらしたので、早速取り寄せました。
膝痛の経験者は周りにたくさんいらして、色々な情報が得られましたよ。

一日一日少しずつ良くなっている気がしますが、膝はまだ痛いです。
とても正座などできません。
泣く泣く予定していたお茶会に行くのをあきらめて、
お友達にお茶券を譲って、代わりに行っていただくことになりました。
思い返してみると、10月から11月と、膝を酷使する日が多かったなと。
手術した右足をかばいながらだったので、左足も悲鳴を上げたのでしょう。
「左膝さんごめんなさいね。」
もうぜった~い無理をしません!

 


日光で、けっこう歩きました

2024年11月07日 | 日記

日光へ行ってきました。
スペーシアXに乗ってみたいというのが目的ですが。
私は"乗り鉄"気味なんです。
乗りたい電車にのって、車窓の景色を眺めているのが好きです。



朝の第一号に乗って、かえりも最終のスペーシアに乗って日帰りしました。
満足しました。

日光では何度も見た、二社一寺を見て回り、
途中で湯葉料理をお昼に頂きました。

湯波刺しと湯波のしゃぶしゃぶ

箱膳

湯波の揚げ出し

デザートは湯波のプリン

その後後半の見物を済ませ、ここまでは予定通りに行きましたが、
最後の金谷ホテルでのコーヒータイムは、着いた時点で、
オーダーストップの時間を過ぎていて、クローズしていました。
仕方なく売店でお土産を買い、雨も降り始めたので、
タクシーを呼んでもらって、駅まで戻りました。
駅前の店も、早々と閉まっていて、予定外でした。
帰りの電車の中で食べようとしたお弁当も、すでに売り切れ。
やっと一つ残っていた豪華なサンドウィッチを三人で分けて食べることに。
あとは湯葉饅頭をお腹に入れて、夕飯代わりになってしまいました。
ランチが豪華でしたから、良しとします。

 

紅葉も見ることができました。

輪王寺では、護摩木に願いを書いて納め、護摩行を最後まで見届けました。
書いた願いは、「身体健全」。
もうこれしかありません。
東照宮では、鳴き龍の響きもしかと聞きました。

今回しみじみ感じたのは、お寺や神社見物は、階段が多いということです。
坂道もあり、かなり頑張って歩きました。
家に帰るまでは無事でしたが、翌日は膝が痛くなりました。
もうあまり調子に乗って、無理はできないと思いました。
やりたいことが一つ叶ったので、後はちょっとおとなしくしています。

 

 

 


自分にご褒美

2024年10月30日 | 日記

二日連続で、お茶名を拝受された方に、引次の式をしました。
私は真のお点前を二度することになるので、
膝が耐えてくれるか心配でした。
何しろ30分以上のお点前ですので、あまり正座を長くしないようにと、
日々注意している身にとっては、頑張りどころです。
お点前の後は、許状をよみあげたり記念品をお渡ししたりと、
一時間ほど座っていたでしょうか。
何とか二日間無事に終わってホッとしています。
次の日から、お膝に「いいこだったわね。」と言いながら、ねぎらっていますよ。

式の前日、お家元から、喜寿のお祝いが届きました。
長年皆さんにお稽古をして差し上げたご褒美だと、ありがたくいただきました。
特別に織りあげた裂地の古帛紗でした。

次の日は、予約していた「足つぼマッサージ」に午後から出かけました。
責任を果たして、気持ちも楽になり、のんびりとしようと。
「足つぼ痛いわよ」と言われていたので、覚悟していましたが、
それなりの痛さは、これもご褒美と耐えられましたよ。
施術も体のためになりましたが、何よりお話しが心を癒してくれました。
自分の体をいたわることの大切さが身に沁みました。
そして、少しでも良い状態でいるための心の在り方や、
それを保つための心がけなど、なるほどと思いました。
都内の一時間ほどかかる場所ですが、しばらく続けてみようと思いました。
ついでに都内での予定もこなせますしね。

さて十月もあと一日。
明日の稽古が終わったら、いよいよ炉の準備をします。
そして11月に入ったら、日光へ行く予定があります。
日光は仕事でも、プライベートでも、飽きるほど何度も訪れていますが、
紅葉の頃は初めてです。
「スペーシアXに乗ってみたい」という私の希望に友人二人が応えてくれて、
始発のスペーシアに乗り、最終のスペーシアに又乗って、日帰りで行ってきます。
綺麗になった東照宮と、湯葉料理と、金谷ホテルのコーヒータイムくらいの、
のんびりとした日程です。
紅葉の季節ですし、外国人も多いと聞きますので、
お昼の湯葉料理のお店は、ちゃんと予約しました。
これも楽しみなご褒美です。
なにしろ、「自分を一番大切にしなさい。」と言われたのですもの。

 


期日前投票

2024年10月22日 | 日記

10月も後半になりました。
五行棚で、中置のお点前をしていますが、
まだまだ炉に移るという実感がわきませんね。
私も皆さんも大好きな、萩のお茶碗で一服いただいています。
とても果報者のお茶碗です。

今日は散歩兼買い物の帰りに、期日前投票をしてきました。
日曜日は都合が悪いということと、
投票所がそのほうがずっと近いということでそうしました。

社中の方で、期日前投票の一番を経験した方が。
一番ということで、投票箱の中を確認するなどの、
一連の儀式をさせられたということです。
貴重な体験をなさったのですね。

投票所には次々と人が来て、にぎわっていました。
投票率はどのくらいになるのでしょうね。
私たちの世代は、70%が投票に行くとこたえたそうですが。


眼福

2024年10月19日 | お茶三昧

目の保養の次は「眼福」です。
「静嘉堂`@丸の内」の特別展に出かけました。
以前は遠い美術館でしたが、近くなったのでそのうちにと思っていましたが、
今回のような特別展は良いチャンスになりました。


三度目のご対面になる国宝のお茶碗「曜変天目」は、
ライトアップの加減もありますが、とてもきれいに輝いていました。
これが最後になっても良いようにと、じっくりと見てきました。

眼福のキャッチフレーズの通り、名品ぞろい。
曜変天目以外は撮影ができるということでした。
目に焼き付けてくるだけで良いと思いましたが、
せっかくなので記念にと、何枚か撮りました。

添えられた天目台や、お盆等も一緒に展示してありましたし、

 

仕覆や挽家など、添えられたものはすべて展示してあり、
大切にされてきた道具たちのありがたみが一層伝わってきました。

四部屋に分かれていましたが、それほど広くない展示スペースですので、
一時間ほどで見て回れました。
私にはもうこれくらいの量で丁度良いです。
疲れないですし、印象にも残りますものね。
名品ばかりで、本当に眼福の時間となりました。

もちろん眼福のついでに、腹福もしました。

「混雑が予想されますのでご予約を」ということでしたので、
前日の夜にスマホから予約の初体験をしました。
出来るかなと思いましたが、大丈夫でした。
私にだってやりぁ~できるんです。


 

 

 

 


目の保養に

2024年10月15日 | 日記

東京美術倶楽部の「東美特別展」に行ってきました。
もちろんひたすら目の保養です。
数が多いので、茶器を中心に興味を引かれたところだけを見て回りました。
とても私の手の出るような美術品ではありませんので、
安心して目の保養に徹することができました。

当日の目的は美術品もそうですが、画家の千住博さんのお話しを聞きたかったからです。
会場に入れる人数が限られているということで、予約を取っていただけました。
千住博さんの作品の源流や、描こうとしている想いや、表現のねらいなど、
一時間、休む暇なくお話しをしてくださり、
表現することへのエネルギーが伝わってきて、充実した時間でした。

目と耳の保養はたっぷり。
それに先駆けて、会場の一角に設けられた、
ホテルオークラのレストランで、ビッフェのお食事をしました。
これもまた美味しくて、ちょっと贅沢なランチをしてしまいました。
脂質を気にしながらだったので、もっと頂きたかったと後から思いました。
膵炎を起こしてから丁度一年経ちました。
もうあのような思いはしたくありません。
「今年は何事もなく終わりますように。」

と思ったとたんに、今日は眼がひどく充血して眼科へ。
何の心配もないということで、目薬を処方されて終わりました。ホッ!