「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

すっきりしました

2025年02月19日 | 日記

今日の午前中、お稽古をしている間に、
ベランダにあった足場がすっかり取り払われました。
すっきりしました。
これで長かった囲われ生活ともお別れです。

 

昨日はお稽古がなく時間が取れたので、
久しぶりにお菓子を作りました。
名付けて、あけぼの・・花だより・・と言うところでしょうか。
膝ももう大丈夫かと、車いすも返却しましたので、
こちらの方もすっきりしました。
整骨院の先生にはまだ無理はダメと言われていますので、
もう少し安静にしていますが。

先日の新年初茶会の時に、
社中の方のお友達が、お客様でお見えになったのですが、
その方が、当日の様子を俳句に詠まれたとかで、
カードに印刷して届けてくださいました。

一句一句、当日のことを思い出しながら味わいました。
嬉しいですね。
良い記念になりました。

今日も冷たい風の強く吹く一日でした。
寒波がもう一山あるようですが、それを越えれば春が来る。
お稽古の時に、ある方が、
「鶯の声を聴きました。」と。
楽しみに待ちましょう。


まずは近所から

2025年02月10日 | 日記

立春が過ぎましたが、寒波襲来に大雪の被害が出ていますね。
夏の豪雨、冬の豪雪と想定外の自然の猛威は恐ろしいです。

一月から二月と、厳寒のお点前をしたり、逆勝手をしたりして、
春を待ち望む日々です。
初茶会の頃が一番最悪だった膝の状態ですが、
何とかそれも無事に済み、稽古も一日も休まずに頑張れたのは、
吾ながら、お茶からもらうエネルギーを再確認しました。
私の膝を気遣いながらも通ってきてくださる皆さんに感謝です。

若い方に、お茶に関する本を二冊お貸ししました。
お茶に関わる勉強を何から始めたらよいかと悩まれていましたので、
「まず本でも読んでみたらどう。」と。
少し難解かなと思う岡倉天心の「茶の本」と、気楽に読める「茶道名言集」です。
「茶の本」は以前ほかの方に勧めたところ、
「私にはまだ早いです」と、すぐに返ってきましたが。
お茶を初めて10年以上、お茶名も頂き、
さてこれからどのようにお茶と関わっていけばよいか。
それを助ける手掛かりになってほしいと思います。

 





「マチュピチュにいってきました。」
LINEとともに送られてきた写真。
二月から三か月の予定で、南米一人旅に出発された方の初便りです。
仕事を止められて、人生の一区切りをと思われたのでしょうか。
「気を付けて行ってらしてね。」と心配しながらも、
若いからこその行動にうらやましいかぎりです。
でも私は若くても、三か月の外国一人行脚をする勇気はありませんが。
三か月後にお稽古に復帰されたときの彼女の姿も楽しみです。
元気で、無事に、楽しい旅を続けてほしいですね。


私はと言えば、今日膝が少し良くなってから、
思い切って勇気を出し、初めて一番近くのポストまでハガキを出しに行きました。
杖を突いてゆっくりとです。
無事に痛くならずに帰って来られました。
無理をせず、少しずつ距離を伸ばします。

 

 


ベランダ解禁

2025年02月01日 | 日記

大規模修繕のベランダ側の修繕が終わりました。
ベランダに物を置いてもかまいませんということで、
リビングに取り込んであった鉢を外に出しました。
緑の葉を出し始めた植木も、堂々と光を浴びて気持ちが良い事でしょう。
他にお預かりいただいている鉢も、そろそろ戻すことができます。
これからは洗濯ものも毎日外干しができますし。
まだ足場はありますが、やっと少し開放感が感じられます。

次の大規模修繕まで、このベランダをどう使おうか、色々策をめぐらせています。
もうあれこれと並べることはしません。
ごくごくシンプルに行くつもりです。

膝はまだ痛いのですが、歩くことはできるようになりました。
家の中ではもう車椅子も、杖も必要なく歩けています。
杖無しで外に出るのはまだちょっと無理かな。
急に痛くなったらどうしようと、自信が持てません。
まだ負担を掛けるような無理はしないようにします。
それでも気持ちは少し晴れて、
きれいなカップで珈琲など飲んだりしています。
節分、立春と春の声は聞こえてきていますから。

 


好転

2025年01月29日 | 日記

今日から車いすに頼らず、家の中は杖だけで歩けるようになりました。
整骨院の施術と、膝を冷やしたことで、炎症が少し収まったようです。

まだ先のことがわからないので、レンタルした車いすは、
もう少しの間、返さずに置きます。

このままどんどん痛みが引くと良いのですが。


今日はデパートのオンラインストアーで、
稽古用のお干菓子や、主菓子を注文しました。
買い物に行けなくて一番困るのは、お菓子とお花です。
大規模修繕で、ベランダにはお花がありませんし、
茶花になりそうなものを探しにも行けませんから。

 


先日、椿の鉢を預かっていただいている方から、
「椿が咲きましたよ。」と、
LINEで写真が送られてきました。
我が家にいればお稽古に使うことができたのに残念ですが。
でも元気でいるのは嬉しく有難いです。


もうすぐ立春ですが、まだ寒い日は訪れるようです。
でも春はもうすぐという期待で少し浮き浮きしています。
もちろん膝も良くなると期待して。

 

 


車椅子で

2025年01月20日 | 日記

新年の初茶会も無事に終わりました。
今年は正座のできない方もお点前ができるように、
綺麗な御園棚を用意しました。
いつもの炉のお点前とはちょっと違った雰囲気で、
お正月らしく楽しめました。

今年もお社中の方のお父様が、
専任カメラマンとしてたくさん写真を撮ってくださったので、
皆さん楽しみにしています。
というわけで私の撮った写真は数枚で、ご紹介するほどありませんので、
当日の悲惨な私のことについてちょっとご報告。


お茶会の週の火曜日に、病院に退院後の検査に行きました。
膵炎は無事に収まりその後も異常無しというお墨付きをもらってきたのですが、
その帰り道の途中から急に膝がひどく痛み出し、
その後左足が全く着けない状態になってしまいました。
少し良くなり掛かっていたのになんということでしょう。
治療院に連れて行ってもらい二度施術をしていただいたのですが、
全く効果なしです。
お茶会を控えてどうしたものかと途方に暮れてしまいました。
家の中でも歩くことができないので、仕方なく車椅子をレンタルしました。

というわけで、当日は私は車いすに座って、何もできずに口だけという始末でした。
それでも、皆さんベテランぞろいですし、
スケジュール表に従って、滞りなくできるとは思っていましたが、
期待通り、私など何もしなくとも一日無事に過ぎました。
心配していた和服デビューの方のお点前も、何とかなったようですし、
お運びデビューのかわいらしい二人も、ちゃんと立派にできました。
私が車いすだったということ以外は、全て良しで、良かったよかった。



ひとまず無事終了のご報告。

やっと膝のことだけに集中できます。
何とかしなくては。

 


新年初茶会に向けて

2025年01月13日 | お茶三昧

社中顔合わせの新年初茶会が近づいてきました。
稽古初めから、当日の役割にそって皆さんそれぞれ準備をしています。

今年初めて、和服を着て参加なさるお若い方は、
「家で着て動いてみましたが、立ったり座ったりが上手にできません。」
と少々焦り気味。
私も今まで何人か、初めて着物でお点前をなさって、
裾を踏んだで転びそうになったり、
しりもちをついてしまったりした方に遭遇していますから、
「少し慣れておいてくださいね。」と。
いつも水屋で働いている先輩が、水屋着や割烹着を着ている姿を目にしているので、
「私も割烹着を持っていこうと思うのですが、どこでかえるのですか。」
と聞かれたのですが、今そんなものを売っているところは何処でしょうね。
呉服屋さんには置いてなかったそうで、結局ネットで買うのが一番ということに。

今回は、立礼用の御園棚がお借りできたので、
お膝が痛くて正座をできない方にも、お点前をしていただけます。
初めて体験するお棚なので、お点前をなさることになっている方たちは、
二度ほどリハーサルをしました。。
そんなに難しくないですから、皆さんすぐに覚えられて、大丈夫のようです。
広間は立礼でちょっと華やかになるかしら。

何年か前に、大雪に見舞われたことを思い出して、
いつもこのころのお茶会はお天気が心配ですが、
予報ではどうやら問題はないようです。

今日は道具一覧表を作って、明日は道具を出して準備します。

無事に終わるまで、風邪などひけません。
体調に気を付けて過ごします。

インフルエンザが流行っています。
皆さんもお気をつけて。

 

 


清々しく感じます

2025年01月06日 | 日記

正月早々、トイレの換気扇の取り換えをしてもらいました。
去年頃から、換気扇の音がうるさくなって、気になっていたのです。
26年も経っていますし、埃もたまっているだろうなと。
ちゃんと換気してくれているのだろうかと心配にもなったので、
業者に問い合わせて、交換を頼みました。
暮れは日程が取れないということで、年明け早々に来てくれました。

ダクトの中もきれいにお掃除をしてくれて、新しい換気扇が取り付けられました。
メーカーは違いますが、同様の機種だそうです。
音もとても静かになり、どんどん換気してくれているようで、
とても清々しい気分になりました。

昨日の日曜日は稽古初めでした。
「お元気そうで安心しました。」
と皆さん、暮れの緊急入院があったので、
お稽古大丈夫なのかしらと、心配してくださっていました。
もう大丈夫です。
それに今年はむやみに飛ばしませんからね。

膝も治療院での施術の効果か、少し良い感じがしています。
今日もこれから、連れて行ってもらいます。

少しずつ日常が始まっていくようです。


明けましておめでとうございます

2025年01月04日 | 日記

足場の向こうに、新しい太陽は昇りました。
明けましておめでとうございます。
今年も、今年こそ、良い年になりますように。

巳年の色紙をリビングに飾り、
茶室には「寿」を掛けました。

暮れからお正月は、退院後の体力回復のために、
体を休め、良く寝て良く食べることに専念しました。

箱根駅伝を見ながら、新年の社中の初茶会の準備を始めました。
まずは分担表の作成。
これが毎年の私の、新年の初知的労働です。
今日はそれを印刷して、これで明日の稽古始めから、
皆さんにお配りすることができます。

今年はもう皆さんベテランの域に達していますので、
私は手を出さず、(病み上がりですし、膝も痛いので座れないモン)
分担を決めたたのですから、何かあっても臨機応変でみんなおまかせしようと。
身内の茶会ですから、和気あいあいとできればと思っています。

 

新年をイタリアで過ごされた社中の方から、LINEでこのような写真が。

「フィレンツェにおります。幸運を招くイノシシがいましたので、
代参して、先生のご多幸を頼んでおきました。」
という嬉しいメッセージでした。

私の干支のイノシシですが、
色々なところで祀られていて、様々なご利益があるのですよ。
以前も足の手術をしたときには、
京都にいらした方が、
足に良いというイノシシのお守りを買って来て下さいましたよ。

皆さんいろいろな場所で思い出してくださって、とてもありがたく嬉しいです。
今年こそ、そんな社中の方に、
ご迷惑や、ご心配をおかけしないようにしなくてはね。

新しい年に希望を抱きつつ、前向きで過ごしていきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。


来年こそ

2024年12月31日 | 日記

大規模修繕工事の真っただ中ですが、
年末年始は工事もお休みです。
ベランダのカーテンを開け放ち、太陽の光をいっぱい取り込み、
洗濯ものも外干しができて、とても良い気持ちです。

足場に囲まれた玄関周りですが、お正月を迎える準備はちゃんとしました。
お茶室も新年のしつらえに。
それだけで、気分が変わり、
退院して一週間がたち、気力も沸いてきました。

今年は年末に膝が痛くなったり、入院したりと、
あまりよい終わり方ができませんでした。
どうやらここ二三年運気の底をさまよっているようです。
そろそろそれも明けることを来年に期待しつつ、
本年を締めくくりたいと思います。
ブログも楽しい話題をたくさん更新出来たらと思います。

皆様いろいろとお世話になりました。
又ご迷惑もおかけしました。
来る年が皆様にとって良い年でありますように。
一年間ありがとうございました。


退院しました

2024年12月24日 | 日記

不覚にも、急性膵炎で入院しておりました。
昨日退院しました。

食生活等、気をつけていたのですが、どこに油断があったのでしよう。

12日間の入院生活は、何もすることもなく、
色々なことが脳裏をぐるぐるとめぐり、
まああまり良い事は考えませんね。
退院しましたから、気持ちを切り替えて、
前向きに進まなくてはと思っています。

忙しく働く看護師さん。
皆さん元気で働いていいらっしゃるのですが、
ちょっとした会話の端々で私生活を知ると、
皆さんそれぞれ悩みを抱えているのだなと。
そうですよね。何の悩みもない人なんていませんよね。

退屈でしょうと、持ってきてくれた本に時々目をとおしたり、
テレビを見たりで長いような短いような12日間が過ぎました。

皆さんにはいろいろとご心配とご迷惑をおかけしました。
新しい年は、健康な年になるように努めます。