
マンションの小さな玄関も、
新年を迎える準備を終えました。
例年は、自分で買ってきた松やセンリョウを小さくまとめて、
そこに水引を掛けて玄関飾にするのですが、
今年はこんなものを買ってきて下げてみました。

マンションのそれぞれの家の玄関口とは寂しいもので、
あまり外側に何か飾ったりする家は少ないですね。
ドアーの内と外は全く違う世界のようで、
家ごとの生活の様子が、外側にはほとんど見えません。
道を歩いていると、玄関先や、庭の様子から、
「ああこの家はお花を育てるのが好きなのだわ」とか、
「ここは子供がたくさんいるのね」とか、
「いつも玄関先がきれいね」とか、
なんとなく雰囲気が伝わってくるのですが。
ビルの中の同じような扉は、なかなか心を開いてくれないですね。
臨戸の家族構成すらわからないかも。
そんなことが寂しくて、我が家の玄関には、
あまり大げさでない程度に、植木を置いたり、
手作りの表札を下げたりしていますが。
正月を迎える飾りも、今年は見てください。
いつもより立派な( これでも)正月飾りを掛けてみました。
一夜飾りはいけないといつも母が言っていました。
なぜいけないかというと、
「新しい年の歳神様が、三十一日の早朝に、その家に来られる」からだそうです。
ですから三十一日の昼間や夜に飾ったのでは、間に合わないのだとか。
それで今日中にと午前中には済ませました。
今年も個人的には大過なく無事に終わりました。
別れも出会いもありましたが、それも流れのままに受け止めて。
寂しさや、悲しみはすぐには癒えませんが。
社中の皆さん、楽しい時間をたくさん頂きありがとうございました。
来年にはもうちょっと頑張りたい事を心に秘めつつ、
今年を締めくくります。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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