先日、とても素敵なご婦人を紹介され、お話をする機会がありました。
こんな風にかわいらしく年を重ねられたらいいなと思うような方です。
お会いした要件は、お茶の道具に関することですが、
「この方の亡くなられたご主人は日本のペンギン研究の第一人者なんですよ」
そう伺って、ご主人のことにも興味津々になってしまいました。
さっそくお名前を頼りに、いろいろと著書などの資料を探してみました。
何か一冊読んでみようと思います。
ペンギン博士「青柳昌宏」先生とはこんな方です。
「日本のペンギン研究の第一人者。1931年生まれ。
第13次南極観測隊隊員として南極に赴いたほか、
世界各地でペンギンの調査・研究を続けてきた。
ペンギン保護のNGO「ペンギン基金」代表などを勤める。
ペンギン語をこなし、ペンギンと会話もできる。
日本のペンギンファンにとっては神様のような人。
1998年10月18日に急逝されました。
著書 「ペンギンー南極からの手紙」
「探求ー私がいた場所ー青柳昌宏選集」他
私のものをお貸しすることにしました。
せっかくあるものですから、使っていただければ嬉しいです。
思えばこの袴を最後にはいたのはもう十年以上も前です。
一度お貸したことがあり、その後クリーニングをしたまましまってありました。
虫さんが食べたりしていないか、調べておかなくてはね。
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紺色の袴です。
半幅の帯はどこに行ったのかしらと探し回り、
それも見つかり、ちゃんとそろえて準備してあります。
私より、一回り体格が良い方ですが、
身長は十センチ以内の違いなら、対応できます。
ウエストは・・まあ大丈夫でしょう・・。
脇の開き具合が少し広くなるだけですから。
融通のきくスカートみたいなものですからね。
当日は着付けもということになりましたので、
今から予定を入れておかなくては。
朝早いことですから、他の予定と重なることはないでしょうが。
素敵に着つけて差し上げて、送り出してあげますよ。
今年ももう二月です。
卒業式シーズンも目の前なのですね。
裏千家我孫子茶道教室
先日の初釜の一日は皆さんと楽しく過ごすことができました。
私は小間と広間を行ったり来たりして、急にお休みの出たグループの水屋を手伝ったり、
お招きしたお客様にご挨拶したりで、
落ち着いてお点前を拝見することができなかったのは申し訳なかったです。
たくさん写真も撮ろうと思いましたが、これもまんべんなくとは行かず残念でした。
集合写真はちゃんと撮ったので、記念は残りましたのでお許しくださいね。
でも皆さん慣れたもので、落ち着いてお客様をおもてなしできたようですね。
ちょっと覗いたときに撮ったスナップ写真にも、楽しそうな様子がうかがえて嬉しいです。
お点前が終わって、お棗やお茶杓についてお話しているところですね。
「一座建立」という言葉が浮かびました。
招いた亭主と招かれた客の心が互いに通い合い、 気持ちのよい時間がが生まれる。
茶室の中の道具やお点前、お菓子でもいいお茶でもいい・・
それを皆の共通の話題にして、和やかなの時間を過ごすことは、
お茶の何よりの楽しみと言えるのではないでしょうか。
今年もこんな時がたくさん持てたらいいですね。
初釜の小間席の床に「関」( かん)を掛けました。
以前はじめて掛けた時のこと。
皆さんには当日のお軸は「関」を掛けますからと言っておいたところ、
「先生お軸が違います~」と飛んできた方がいましたっけ。
「私がこれでいいのよ。」というと、
「へえ・・全然違う字みたいで、絶対読めません。」と関心していました。
さすがに今年は初めてでないので、
「例のよく読めないお軸ですね~」と慣れたものでしたが。
その軸がこれです。
皆さんに説明するために、
久しぶりにこんな本を持ち出してきました。
感じの崩し方の例が載っている字典です。
掛け軸の読めない字などを確かめるのに使ったりしています。
そして「関」の旧字を探し出しました。
とても私も、イメージとしては覚えていますが、
ちゃんと書ける自信はありませんでしたから。
これがその字です。
まずこの字が思い浮かばなくては読めませんね。
そしてその字の崩し方はこんなにあるのですよ。
昨日の初釜にいらした方も、「関所の関」ですよと説明しても、
首をひねっていらっしゃいました。
初めてご覧になる方はそうかもしれませんね。
年の初めに「関」を掛けて、
気持ちを入れ替えて又新しい一年を踏み出したいものですね。
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お茶会で床に飾る花を一週間前に心づもりして・・
毎日管理をしてきました。
姫ミズキ( 日向ミズキ) 花蘇芳 梅 寒芍薬 椿 葉ボタン
つぼみが膨らんでほしい枝は暖かい場所に、
先急ぎそうな花は、もうちょっと咲くのは待ってと日蔭の気温の低い場所に。
毎朝様子を覗きこんでいましたが、いよいよ明日お役目に着きます。
どれを挿すかは、明日の朝の顔色を見て決めますよ。
私もお花も今晩は良く休みましょうかね。
お茶席での初点前に向けて、今週二度もお稽古に見えたお二人。
努力の甲斐があって、ずいぶん上達されました。
でもなかなかご本人は満足いかないようですね。
今日も事前の最後の稽古なのに不本意なできだったとい事で、
「今日間違ったから、良かったです。当日は気をつけるので間違えないと思います」
といいながらも、なんとなく残念そうな様子が見えます。
そこで、最後にもう一度・・の前に、
気持ちを切り替えるのに一息入れた方がいいかなと、
「私がお点前をしますから、ゆっくりお茶でも飲んで、それからしましょう」と
久しぶりにお稽古中にお点前をしました。
初釜では、毎年濃茶を皆さんに点てて差し上げるので、
私も当日のウォーミングアップのつもりで。
いつも皆さんの前では口ばかりですから。
言っていることが自分でちゃんとできているか時々心配になったりしてね。
食い入るような視線を感じながら、こちらも真剣ーモードでしたよ。
ちょっと気分転換をした彼は、本当に最後のもう一度のお点前を始めました。
(なかなかいい・・流れがつかめたみたい・・)
でも褒めてあげたい気持ちをじっとこらえて、
最後まで緊張が途切れないようにと見ていました。
そして終わって、ふう~吐息を吐いた時、私は思わず拍手をしてしまいました。
「できましたね。テンポも良かったですよ」
本人からも
「これでやるだけやって満足したので、本番で間違えたりしても悔いはないです。」
という言葉も出て、嬉しそうに帰られました。
日曜日のお茶席、リラックスして頑張ってください
初釜に何を着たらいいかわからないので、着物を見てください。」
と頼まれて、今回お点前デビューの方のお家に。
デビューと言っても、年齢は私と一歳しか違いませんが。
デビューは幾つになってもできるものなのです。
見せていただくと、その方のお母様が残してくださった着物がたくさん。
今まで仕事をしていて、お子さんの結婚式と、ご両親のお葬式以外には、
ほとんど和服を着なかったということで、どんな時に何をきれば、
何に何を合わせればいいのかなど、ほとんどわからないとおっしゃって。
見せていただいて、できる限りのアドバイスはしてさし上げました。
「これだけあれば、もうお茶での着物には困りませんよ。
お母様の着物をどんどん着てくださいな」
「この帯は何にでも合わせられますよ。」
「体型はおなじくらい?」
「ちょっと母の方が小柄かな」
「前幅がたりないかもしれないけど、何とかなるかしらね。」などと。
私も母からもらった着物を少しずつ着られるようになったものから着ています。
少し前はちょっと身幅がたりないかしら、と思っていたものも、
私が年齢とともに肉が落ちたのでしょうか、なんとか着られるようになりました。
ですから、あわてて自分のサイズに縫い直さずに、
着られるときがきたら、その時の様子で直して着ようと思っています。
和服はサイズが無い様でやっぱり着やすく着るには、
マイサイズでなくてはきれいに着られませんね。
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そんなおしゃべりをしながら外を見ると、
お庭の餌台に置いたミカンをついばみに、メジロがやってきました。
驚かさないように静かに窓越しにパチリ!
春らしい時間を感じた一瞬でした。
ここのところ皆さんのお着物のお世話ばかりでしたから、
そろそろ私も当日の着物を決めて、
一年年を取った事をカバーするために、
カラーリングにでも行ってこなくては・・・
とその時思いました。
裏千家我孫子茶道教室
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外の空気は冷たいけれど、
ベランダからの光で
午前中の部屋の中は暖房要らずです。
一週間後に控えた初釜の道具を
そろそろまとめて運ぶ準備をしなくてはと出して並べて。
それを眺めながら、
「十年が過ぎたのか・・」と
ふと物思いにふけってしまいました。
十年前に、三十年勤めた仕事を思い切って辞して
それまで細々続けていたのですが
本格的に長年の夢だったお茶生活に入りました。
でもその途端に一人住まいをしていた母が体調を崩し、
私のもとに連れてきて来ることに。
余命二カ月と言われた母と、それから十年一緒に過ごしました。
母は「今が一番楽しい」といつも言ってくれました。
そんな母を去年の夏見送りました。
その言葉を思い出してはまだ涙ぐんでしまう私ですが。
母との時間、そしてスタートした御茶三昧の生活。
楽しい十年だったなあ。
悲しいことやさびしいことはありましたが、
不思議と辛いことはなかったですね。
好きなことをしている有難さでしょうね。
十一年目を歩みだした今、
私のような小さな茶道教室には身に余るお弟子さんに恵まれて、
本当に幸せだなと思います。
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新しいプリンターでやっと印刷できた初釜のスケジュール表
毎年のことながら、お茶会に向けて、
お点前や半東に初デビューの人
そしてベテランの人、
それぞれが自分の目標と、ペースで
頑張ってくださる姿を見るのは本当に嬉しいものです。
これからも皆さんが自分の生活を豊かにできるような
自分らしいお茶を見つけていく手助けができたらいいなと思っています。
お稽古のない一日。今日は植木屋さんに行って
初釜のお花を見つけに行こうと思います。
思ったお花が見つかるでしょうか
裏千家我孫子茶道教室
若いころの教え子が、今声楽家として頑張っています。
もう先週になりますが、新春公演の「ヘンゼルとグレーテル」を観に行ってきました。
ヘンゼルを美しい声で熱演していました。
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その時に頂いた品です。
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中にはこんなお干菓子が入っていたのですよ。
なんだかわかりますか。
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真珠貝と真珠です。
「真珠糖」と名ずけられていました。
志摩の老舗の真珠店の記念菓子ということです。
ご製はこれもまた伊賀上野の老舗。
素敵なハーモニーでできたお菓子なのですね。
食べてみると本当に上品な甘さの和三盆。
たまたまお稽古で居合わせてお口にできた方は、
とても幸せだったと思います。
彼女の公演は何度か聴かせていただきましたが、
その度に、どんどん美しく育っていく姿にいつも感動させられます。
好きなことを追い求めていく姿も、また心を打つのかもしれません。
本当に真珠が育つように・・そう思いました。
お母様は、そんな娘さんを、
「いつまでも大変です。このままでいいのかどうか・・」
とおっしゃりながらも、一生懸命応援していらっしゃいます。
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(写真はイメージです・・この言葉マイブームなんです)
デパートの呉服売り場を通りかかると、草履の「新春安売り!」をしていました。
いつものことで、私のサイズなんてバーゲンでは見つからないと素通りしようとすると、
「いかがですかお得ですよ」と判で押したように定員さんの声が・・
私は決まってそういう時はさびしい思いをします。
「Sサイズはありますか?」「Sサイズですか・・ちょっとないですね・・」となるからです。
いつもいつもこの私の特殊サイズには、
バーゲンは縁なしとあきらめざるを得ないことが多いのです。
でも、その時は違いました。
「ございますよ」ときました!!
こんな時は多少の不満は我慢して買ってしまうのがお決まりのぱターンなんですよ。
まああるとは言っても、選択肢が少なくちょっと迷いましたが、買ってしまいました。
外に勤めていた時とは違って今や靴は何年も持つけれど、
草履はたちまち履きつぶしてしまうという生活になりましたから、
ふだん履きは安いに越したことはありませんものね。
足袋も同じです。
ストッキングは年に二~三足で済むのに、(本当にそうなんですよ)
足袋は何足も買わなくてはならないのです。
穴のあくほど足袋をはくなんて事かながえてもみませんでした。
今や小さいサイズのあるお店を御用達にして、手に入れていのす。
まあ昔ほど手に入れるのに苦労しなくなりましたが。
私の足のサイズは21.5cmなんです。
足袋はぴちっとしたものが良いと、21cmを履いています。
ある時「そんなに小さいサイズがあるの~」といわれて、
「ちゃんと売っているわよ」と言ったら
「それ七五三用じゃない?」ですって・・
違いますよ!!
と頼まれていた仕服が出来上がってきました。
「お任せします」といわれて、
道具屋さんに行ってたくさんある裂地の中から悩んで選んだのですが、
気に入っていただけるか心配です。
私が一番に見ては申し訳ないかなと、さっそくメールで、
「届きました。中身はまだ見ていませんが、楽しみですね。」
とお知らせしたところ、
「内緒で中身をみてください」
と返事がきましたので、
開けさせていただいて写真まで撮ってしまいました。
もちろんメールでお届けしましたよ。
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自分が選んだ着物を着せるみたいで、楽しいものですね。
私も骨董屋さんで手に入れた「赤絵の茶入」があります。
仕服はぼろぼろでもう使えません。
今年はその茶入に新しい着物を作って上げたいなと思いました。
そういえば頂いた蓋のない水指もあります。
塗り蓋を新調して、使おうかしら・・・
今年の楽しみが増えました。
裏千家我孫子茶道教室
初釜の小間席で、備前の水指を使うことにしました。
備前 耳付水指 山下譲治作
この水指を手に入れたのは、もう三十年以上も前のことです。
お茶を始めて、五~六年たったころでしょうか。
焼き物に興味のある仲間三人で、備前をたずねました。
まだ焼き物の知識のあまりない時でした。
紹介で伊勢崎淳氏に師事するという、若手の陶芸家の窯元をたずねました。
そこで出会ったのが、まだ窯から出して間もないこの水指でした。
一目で気に入り、その頃のお給料からすると、
私にはちょっと気張った買い物になりました。
後日箱をつけて送って下さるというので、桐の箱代もプラスされましたしね。
「大切に使わなくてはね」というと、作者の陶芸家山下譲治さんは、
「どんどん使って壊してもいいですよ。また買ってください・・」
と言って笑っていました。
その後その作家さんの東京での個展にたずねて行ったりもしましたっけ。
あれから三十年以上経ちました。
今はどうしていらっしゃるかと、ネットで検索してみると、
作品が紹介されていて、お元気で活躍されていらっしゃるようです。
実はその時の話の様子では、私と同年齢と記憶しているのですが。
お元気なのは当たり前ですね。
私ことはもちろん覚えていないでしょうが、
自分の作品は覚えているかもしれませんね。
壊さないように大切に使っていますよ。
さて・・・
暮れから正月にかけて、私のもとにやってきたのは・・
まず大好きなワイン 、続いてシャンパン、 そして日本酒
それからどぶろく?
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「ぜひ味わっていただきたくて~」と、わざわざ届けてくださいました。
炭酸入り発砲どぶろくかな。
しゅわっとしたまっこりみたいな味で、ちょっと癖になりそうでした。
信州産の甘酒も「美味しいですよ!」と。
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これは蓋が固くて開けられないので、まだ飲んでいません。
力持ちに開けてもらいます。
とどめは酒粕です。
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「酒粕おすきですか~」
「大好きです!!}
最近話題になって、とても栄養価が高いのですよね。
今日三平汁で頂きました。
なんで女の私のところに、そんなにお酒が集まるの。
ノンベエではないですよ。(たぶんね)
一人では飲まないないし・・ワインは食事と一緒に飲むかな・・
買ってまで飲まないし・・・夏はビールは冷蔵庫にストックするかな・・
宴会の席では、勧められたら断らないからかな、、
飲み物はアルコールがいい?なんて聞かれると、
ついにこっとしてしまうからかな・・・
お酒は嫌いじゃないけど・・ね。
昔ほどは飲めなくなったのにね。
皆さん車でお稽古にいらっしゃるので、
終わってから
「ご一緒ににいかが」
ができないのが残念です。
裏千家我孫子茶道教室
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今年の初釜は、社中だけでのんびりとしたお茶会。
午前中は年に一度のお点前披露?と私が濃茶を点て、そのあと御食事に。
午後は小間と広間に分かれて、四席ずつ八席のお茶席を持つことにしました。
「雪」「月」「花」「松」の四グループがそれぞれ二席ずつ担当します。
ちなみに、大きな声では言えませんが、
雪・月・花は年長・年中・年少グループとでもいいましょうか・・
いつもと違った組み分けをしてみましたよ。
「松」組は初めての試みで、男性ばかりのチームです。
「男組」もなんですから、「松」にしました。
グループごとに好きなお点前をしてみてはと提案したら、
雪組は「入子点と総飾り」月組は「茶碗荘りと替え茶碗」
花組は「茶碗荘りと絞り茶巾」松組は「替え茶碗」となりました。
茶碗荘りのお点前をする方は、ご自分のお茶碗をご披露してくださることに。
お点前によって半東さんのやり方も変えなくてはならず、
提案した私自身が、ちょっと大変だったかしらと・・
でも皆さん新年早々からがんばって、当日に備えていますから、
きっと楽しい一日になると思います。
お客様は社中の方のほかに、
ぞぞれのお友達やご家族などを、お招きして良いことになっていますので、
少しは緊張する場面もあるでしょうね
毎年、今年はどんなふうにしようかしらと考えるのは、私の楽しみでもあり、
特権でもありますから、あれこれと頭をひねっています。
ところで、半東役の方達から、
「事前に勉強をしたいので、お道具を早く教えてください~」コールが。
何とか決まったので、さて印刷をしてと思ったら、なんとプリンタが動きません。
インクを取り替え、説明書を見てわかる範囲のことはやってみましたが、
どうやら、専門家に見てもらわなくては駄目のようです。
6~7年使ったでしょうか。
もう今の時代ですから、かなり古いタイプになったと思います。
何とか修理をしてもらうか、あきらめて新しいものに変えるか・・
ほとんと文書の印刷くらいにしか使わないので、単純で安いものにするか、
それとも少しは機能にこだわるか。
などなど考え中。
とにかくこの場は手書きで、それを何部かコピーしてしのぐしかないでしょうね。
そんなこんなで五日からお稽古始めです。
裏千家我孫子茶道教室
昔の職場仲間との忘年会です。
場所は浅草ビューホテル。
「めぐりん」という循環バスで来た人あり、都営地下鉄あり。
私は「つくばエクスプレス」を使って行ってみました。
昔は浅草というと、東武電車か地下鉄銀座線というところですが、
今は交通手段の選択肢も増えたようです。
今日の忘年会のコースは、まず一階ののレストランで、ランチバイキングを。
そのあと、27階に上がり、展望を楽しみながらのコーヒータイム。
お目当てはもちろん、すでに500メートルを越した建築途中の「スカイツリー」です。
バイキングで、ちょっと欲張って食べ、
でももうそんなには食べられないのだということもわかり、
師走の押し詰まった時期の余裕の時間に感謝をしつつ、
女性五人の忘年会は話が尽きることはありませんでした。
そして27階の眺望です。
スカイツリーは間近に見えました。
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すでにいろいろな場所から眺めていますが、
今日はこれまでで一番近くで見る姿でした。
眼下には観音様と花屋敷。
浅草の近くで育った私には、何度も訪れた、懐かしい場所です。
最後はせっかく来たのだからと、
観音様にお参りをしました。
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仲見世は師走でも観光客でかなり賑わっていました。
初詣のころの境内の華やぎはありませんが、
雷門付近で、記念写真を撮る外人観光客が目だっていました。
私も人力車のお兄さんに「どうですか~」と声をかけられて、
「こちとらあ~地元でえ~」と心の中でいい返して。
最近はちょっと苦手な人ごみも、
久しぶりの懐かしさで、なんとなく浮き浮きでした。
お隣の浅草神社(三社様)にもお参りし、
健康と、宝くじがあたりますようにと、
一年間の締めくくりをして帰ってきました。
ちなみに宝くじは外れでした。
今年も地道に行きます。
裏千家我孫子茶道教室