先週、東郷青児美術館で、
「ちひろと世界の絵本画家たち」を観賞してきました。
久しぶりの新宿西口。
以前はすぐ見えた都庁のビルも、
たくさんの高層ビルの向こうになっていました。
若いころ出歩いた街は、数年単位でどんどん変わってしまいます。
でも美術館の中は、懐かしい時間にタイムスリップでした。
岩崎ちひろさんの絵は、誰が見ても、
子供の頃の絵本を何冊か思い出すことでしょう。
「ああ・・この本持っている。」
そんな言葉を何度も発しながら、
一枚一枚、貴重な原画に見入ってしまいました。
「赤い靴」の色が不思議に魔力を持って目に焼き付いています。
この損保ジャパンの美術館には、ゴッホの「ひまわり」があります。
やはり迫力がありました。
東郷青児のコレクションも久しぶりに間近で見ました。
チケットが手に入ったからと、誘われて出向いたのですが、
ちょっと忘れかけていた感覚を呼び戻されたような。
家に帰って確かあったはずと探したた絵本ですが、
本棚には見つからず。
引っ越しの時の段ボール箱に入ったまま、
床下に眠っているようです。
絵本は捨てるはずないので、
思い出と一緒に、絶対にそこに眠っていますよね。