六月中にはイタリア旅行の報告を終えなくてはと、完結編です。
帰国の途に就く日の午前中は、もう一か所行けるところを見つけました。
スカラ座です。
公演がない日だと、舞台や客席を覗くことができるそうですが、
あいにく公演中で残念ながら。
そこで予定通り併設の博物館に入りました。
チケット売り場で、すかさずシニアかと聞かれて、割引になりました。
嬉しいような悲しいような。
きっと70才を過ぎていた同行の方が目に留まったのですよね・・・
丁度「トゥーランドット」の特集展示をしていたようで、
何度かの公演の歴史をたどることができました。
初演の時のポスター
代々の衣装がとても面白く、
一番モダンなものが、最近というわけでもありません。
荒川静さんの「イナバウアー」も手伝って、
日本でもすっかりおなじみのオペラなりましたが。
他にもマリアカラスの肖像あり、
たくさんの音楽家の胸像あり、遺品の数々もとても興味をひきました。
リストのピアノの前で最後のショット
このスカラ座を最後に、私たちはホテルを後にしました。
旅を通して感じたことは
「知識は喜びをより大きくする」でしょうか。
もっともっといろいろなことを知りたいなと。
そうして見聞きするものは、何倍も喜びや、驚きをもたらしてくれますね。
やることがたくさんあって年だなんて言っていられません。
と言いながらも、帰りの長い飛行時間に、
もうこんなに長く乗る所にはこられないなあ・・
なんて思うのも正直なところでしたが。
これで無事に報告が終わりました。
これからはしばらく10月のお茶会や、
その前に頑張ってやりたいというお茶事にエネルギーを注ぎます。
楽しみにしていますと、ずっと読んでくださった皆様ありがとうございます。
~完~
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