三月を思わせる暖かい一日、渋谷のオーチャードホールで、
オペラ「源氏物語」を鑑賞してきました。
豪華絢爛な舞台かしら、それとも、
脚本がイギリス人ですので、
はたしてどのような世界観になっているのかしらと、
楽しみに出かけました。
シンプルな舞台装置でしたが、
衣装の十二単はかなり力が入っていました。
英語での公演が先で、日本語版では今回が初演のようです。
核になるエピソードをうまくつなげていたように思いますが、
外国人がとらえた光源氏に触れて、私の源氏への理解が、
なるほどと少し広まったような気もしました。
日本的なものを
外国人がシンプルに偏見無しにとらえた印象には、
やけに納得させられることがあるものです。
さて今日から少し八炉の勉強をと、実際に切ってはいないのですが、
炉縁の置く場所を変えて、色々とやってみることにしました。
まずは、向切りでお点前をしていただきました。
有名な茶室では、国宝の如庵が向切りですね。
如庵写しの茶室には何度かお目にかかりました。
ちょっと気分が変わって、「面白いです」との感想でした。
皆さんが体験なさったら、次は隅炉をしてみようと思います。