今日午前中は最後の稽古をしました。
風邪をひいてお休みした五年生の男の子。
学校が冬休みになったので、特別にお稽古です。
お父さんもご一緒に。
29日にもなると、忙しいのは気持ちだけで、
特にやる事もなくなります。
そんな時間も何とかなります。
といいつつも、そう一つやり残しがありました。
障子張りです。
気が付いたら、なんと「猫の通り道」状態で、
何か月も放っておいた障子です。
ほどよく換気口にもなっていました。
これは、今年中にきれいにして締めくくらねばなりませんね。
福が出て行かないように。
でも鬼の逃げ道も必要かしらね。
締めくくるといえば今年の私ははどうだったかしら。
感じたことが一つ。
お茶の師匠は、「白い包み紙でいいのかも」という事。
というより、私はそれしかできないと。
少しきざな言い方をすれば。
個性的な色がついていなくても、素敵な模様が描いていなくても。
その白い紙でいつもそっと包んであげられれば、
皆それぞれ自ずと自分色を見つけますね。
白く居るというのもかなり難しい事ですが。
時々変な色気も出ますから。
たまにはその紙に穴をあけられることもあるけれど、
包みきれないときはそれもいい。
最近少ししわくちゃになったけれど、
その皺を伸ばしながら、
来年も白い紙でいられるようにがんばります。
さあ午後は年賀状の宛名書き。
障子張りは明日の午前中に、陽だまりの中でやりましょうか。
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