今年の銀杏が届きました。
職場の庭の銀杏を今年も、こんなにきれいにして届けてくださいました。。
お茶の懐石料理は、何も珍しいものや、わざわざ取り寄せたものでなくとも、
日常食べているもので良いと、言われます。
でも亭主自らが、手を掛けて作ったものが一番のご馳走と。
このように銀杏を自分で拾って自分で磨き、
皮を割って身を焼いて八寸にお出し出来たら嬉しいものと。
利休さんもこういっています。
「ふるまいは 小豆の汁にえびなます 亭主給仕をすればすむなり
私は昨日はこの銀杏をお酒の肴に楽しみました。
「最近お茶会が近付いたせいか、ブログの内容が専門的になったわね」
友人にそういわれました。
そうかしら。
まあ、一応茶道ブログだから、なるべく気楽な内容にと思っているのですが、
たまにはちょっと御茶らしきことも書かねばと思いまして。
悲しい話題ですが、
御嶽山の噴火の被害の報道にふれるにつけ、人の生死は紙一重ですね。
そして決まって、
「先のことはわからないから、今を精一杯生きましょう」
という気持ちにさせられます。
その一方で、「高齢者の自己破産」等という番組に触れると、
長生きしてしまった時の老後は大丈夫かしらと不安になったりもします。
未来は今の続く先にあるのですから、
やはり今をしっかりと生きていくしかないのですね。
今日は、今朝開いたホトトギスを床の花入れに入れて、
お茶友を待ちます。
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