お稽古で一番大切なものは、「お・か・し」
というのは大げさですが、でもかなり重要です。
もしお稽古にいらした時に、「今日はお菓子がありません」とか、
「残念ですがお菓子無しです。」と言ったら、
皆さんどんなお顔をなさるかしらね。
まあそういうわけには絶対にいきませんから、
お菓子のことは常に頭にあります。
ですから、会心のお菓子が用意して差し上げられたときは、
私もとても嬉しいのです。
そんなお菓子ですが、近くに和菓子屋さんのあまりない環境ですから、
目先の変わった季節のお菓子を用意できない時が。
何とか喜んでいただきたいと、
時々オンラインでの注文でお取り寄せということもしますよ。
今日も九月のお稽古用にと、
最近雑誌やテレビで紹介していたお菓子を検索してみました。
するとなんとすべて売り切れとなっていました。
どうも皆さん美味しいものには飛びつくようで、
紹介された途端に予約が殺到するのですね。
どうやらほとぼりが冷めるまでは駄目のようです。
都会に出たついでに、お菓子を探して買って帰る・・
ということが、コロナ蔓延の今はできませんので苦労します。
まあ私はおやつのたい焼きで大満足なのですが、
いくら目先を変えてといっても、お稽古にたい焼きはちょっと。
「荒磯」などと銘をつければよいかしら。
お稽古のない午後は、栗餡たい焼きをいただいて、
一人でお茶を点てました。