ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRサントラ特集号よりその10(SEEネタバレあり)

2004年10月28日 | 指輪物語&トールキン
まだまだちまちまとMusic from the MOVESのLotRサントラ特集号を読んでます(汗)
今ペレンノール野のあたりの音楽の話まで進みました。
ここで、常々気になっていた、サントラCDはどうやって作られるのか、という疑問が少し解明されました。映画音楽をよくご存知の方には何を今更、かもしれませんが(汗)
CDと映画本編で曲が少し違ったり、楽器が違ったり、出てくる順番が違ったり、違うシーンの曲が混ざっていたり、というのがどうしてなのかがずっと謎だったのですが、ショアのコメントを読んでいてなんとなーく仕組み?が見えて来ました。
ショアはぺレンノール野の場面の音楽がCDでは「灰と煙」と「ペレンノール野の合戦」に分かれて、しかも違う場面の曲が交錯していることについて、ペレンノール野の音楽全てをCDに入れることはできなかったので、あのように編曲したのだと言っていたんです。
なるほど、あれはショア自身が曲として様になるように?敢えて違うシーンの音楽を混ぜてたんですね。LotRシンフォニーでRotKの部分はCDそのままの編曲が使われているのにも納得。
そして、そうかあ、CDって映画から編集して作るんじゃなくて、ひょっとしてCD用にちゃんと編曲してレコーディングするものなのね、と初めて知った私でした(汗)
問題というか疑問は、そのレコーディングがいつ行われるか、なんですが。映画本編に使われなかった曲が入っているのが、まだ使う予定だった時点でレコーディング(or作曲)したからなのか、それとも単に作曲者自身が劇場版に使わない音楽を入れた方が良いと判断してなのか・・・
映画本編に使われていない音楽と言えば、また新たな事実が判明しました~。
「潰えた望み」は基本的に死者の道の音楽なのですが、間に映画本編では使われなかった、どう聴いても死者の道の曲とは思えない音楽が挟まってました。あれはなんだったんだろうなーと思ったのですが、これが実は黒門前でサウロンの口がミスリルの鎖帷子を見せる場面の曲だったんだそうです! SEEに入るはずだとショアも言っていました。なるほど、ゴンドールのテーマの変奏に聞えたのもあながち間違いではなかったんですねえ。そして、時々挟まる不気味な音はサウロンの口が話す場面を表しているのかも。
しかし、ショアはこの曲がとても好きなんだそうですが・・・あの場面の曲だとしたらちょっとセンチメタルすぎないでしょうか?(汗)
とまあそんな訳で、サントラ話でもSEE気分が盛り上がって来ますね!?
コメント
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