ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

指輪ミュージカルCD

2008年02月11日 | 指輪物語&トールキン

ようやっと聴く暇ができたので聴いて見ました。
どうせ曲の内容は同じだから・・・とスチール写真が観られるDVDの方を見てみました。5.1chサラウンドなんて聴けないのであんまり意味はないけれど。
久々に聴いて、結構曲忘れてるなーと。なかなか曲良いですね。
これだけ聴くとなかなかいいじゃん、と思いますが、問題は脚本ですよねやっぱり・・・。ロンドンは良くなってるのかな。大分変わっているようですが。曲もトロントではなかった曲が入ってたりしますし、写真でも見たことないシーンが色々出てきてますし。
トロントでやってた曲が入ってないのは、CDに入ってないだけじゃなくて舞台でもカットされてたらショックだなあ・・・
あ、ジャケットがハードカバーの本みたいな作りなんですが、ディスクを入れる部分が紙・・・しかも下が袋状になってないので落ちそうで怖いよ!
あと、ディスクの柄が、CDがガラドリエルとボロミア・・・というのは妙な組み合わせだけどポスターの柄になってるからまあわかるとして、DVDの方がフロドとアルウェンってどうなんですかね・・・
というわけで以下、トラックごとに感想書いてみます。トロント版の舞台の思い出?もついでに書きます。

1.Prologue
この曲は前からあったっけ? あったような気もするけどアルウェンが歌ってたっけ? 声だけだったのかな。

2.The Road Goes on
これはかわいくていいですね! 舞台では、歩いていくフロドたちのシーンで歌われてましたが、背景の木が動いて行ったりと演出もなかなか良かったです。
しかし、コーラスにElvesはまだしもRangersとか書いてあるのがウケるんですけど・・・(笑)

3.SARUMAN
この曲は記憶ないです・・・。サルマンそういや写真ほとんど出てなかったのでは・・・衣装つける前の状態の写真は一個あったかな。サルマンは歌わないんですよね。

4.The Cat and the Moon
躍る小馬亭のフロドの歌のシーンですが、ホビットや宿の客たちのテーブルダンスが見事な楽しいシーンでした。
フロドが消えるところの演出も上手かったなあ。

5.Flight to the Ford
この曲も記憶にはないけどあったと思います。このシーン、エルロンドがワイヤーで宙吊りになってたりしてちょっと笑えたんですが(汗)ロンドン版でも同じでしょうか?

6.The Song of Hope
アルウェンがフロドの枕元で歌う歌です。いい曲なんだけど、アルウェン目立ってるのがなんか映画っぽくてなんだかなー、なんですが・・・
この後、フロドが寝てるちゅーのに! アラゴルンとラヴシーンなんかやっちゃったりして・・・そしてフロドが目覚めると、二人に遠慮していたかのようにガンダルフが登場するのもちょっと笑えました・・・このあたりロンドンでは変わってるかなあ?

7.Star of Earendil
裂け谷会議の後、出発にあたってアルウェンが歌ってたと思います。多分・・・
歌詞は全然わからなかったけど、エアレンディルに祈ってたんですね。
そういや、会議の前にレゴラスの短いソロがあって、それがすごく好きだったんですが、入ってませんね。CDに入ってないだけなのか、ロンドンではカットされちゃったのか・・・

8.Lament for Moria
ギムリ唯一のソロ(笑)モリアに入った一行が歩きながら、ギムリがモリアの歌を歌うんですが、ここも好きなシーンです。
ロンドンの人結構声高めですね。ギムリとレゴラスはトロントの人の方が好きかなあ・・・

9.The Golden Wood
トレイラーなんかでもよく流れてた、ロリアンに入ったところで流れる音楽。鳥の声のような歌が印象的ですね。

10.Lothlorien
この曲あんまり覚えがないんですが・・・レゴラスこんなに歌ってたっけ?
そして、レゴラス声高いですねー。女の人かと思った・・・
そしてそして、トロント版のトレーラーでよく流れてた、ガラドリエルのエスニックなナンバーが入ってないんですが・・・ただ入ってないだけ? もしかして曲入れ替わってる??
あのシーン一番泣けただけに、なんかショックです・・・

11.The Seige of City of Gondor
いきなりゴンドールに飛んでますが、ミュージカルではローハンとゴンドールがいっしょくたになってるんですよね。私はトロントで観ていて「ゴンドールがなくなってる」と思ってたけど、ローハンの方がなくなってたのかも・・・いやロンドンから変わったのかな?
確かトロントではセオデンの役があったのに、ロンドンではセオデンとデネソールが一緒になったような執政が登場するようです。
エオウィンもトロントにはいたけどロンドンには出てこないもよう。まあ、トロントのエオウィンも出てきただけ、みたいな感じだったのでカットは納得ですが。
ちなみにこの場面、原作や映画で言うとヘルム峡谷の戦いにあたると思います。公式サイトのトレーラーで長らく使われていたのもこの曲ですね。
この戦闘シーン、演出が気に入らなかったんですが、ロンドン版は良くなっているかな?

12.Now and for Always
原作でいうとキリス・ウンゴルの階段のシーンになると思うんですが、舞台だとどりあたりの設定なのかなあ。シェロブの前なのは確かですが。
シンプルでオーソドックスな曲ですが、この曲すごく好きです。フロドとサムの暖かい絆が感じられて、舞台でも泣いてしまったんですよね。
今回も聴きながらちょっとじわっとしてしまいました。
またフロドとサムの写真がちょうどスライドショーで流れるのが・・・。舞台のサム、かわいくて好きです! 歌もめちゃ上手いし。これで初舞台なんて驚きです。
トロントでは最後、サムが先に眠ってしまって、その後にフロドが一人で歌うところがあって、それがまた良かったんですが、CDに入ってないかな。それともロンドンで変わってしまった?

13.Gollum/Smeagol
眠ってしまったフロドとサムに近寄ったゴラムの歌ですが、マイケル・テリオルトさんの熱演ぶりが歌だけでも窺えますね。
トロントで見てたときは、前のトラックのフロドとサムの歌のフレーズが入っていることに気がつかなかったけれど・・・もしかして変わっているかも?

14.The Song of Hope
アラゴルンとアルウェンのテレパシーラヴソング(汗)ちょっとなんだかなー感がただようのですが・・・この曲がないとアラゴルンの歌がほぼないという・・・
ちなみにミュージカルでは役名アラゴルンではなくストライダーです・・・

15.Wonder
ガラドリエルのソロのようですが、これもトロントはなかったような。ガラドリエル、ロリアン以外出番なかったと思うんですが・・・出番増やしたんですね。

16.The Final Battle
最後の戦いは、ペレンノールの黒門前がいっしょくたになったような戦いでした。これもロンドンではかなり変わっているのでは。
この戦いも演出かなり不満でしたが、良くなっているといいなあ。

17.Epilogue
ホビット庄風の素朴な音楽になるのが、心に沁みますね。灰色港の出立にしては明るいイメージですが、ただ明るいのでなく、寂しさも漂っていて、いいなあと思います。映画の灰色港よりも好きかも・・・
トロントではホビット皆でお見送りしてたけどロンドン版はどうでしょうか?
あ、灰色港の前だと思いますが、写真で、フロドを抱きしめているアラゴルンが別れが辛そうな表情してたので良かったなあと思いました。トロントで見た時はあっさりしすぎと思ったので・・・映画もですが・・・
あれ、もしかしてロンドン版ではアラゴルンも灰色港に来てたりしないよなあ?

18.Final
灰色港の後にこのファイナルは明るすぎかなーと思いますが・・・まあカーテンコールですからねー。
間にエルフっぽい音楽もはさみつつも、全体的にホビット色強すぎなエンディングな気がするんですがどうでしょうねえ?
でもカッコイイ曲だなあと思います。

やっぱりトロントの舞台の記憶も定かでないし、ロンドンに一度観に行かなきゃなあ・・・この夏こそ行けるでしょうか?
コメント (2)
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アンダーグラウンドツアー

2008年02月11日 | 旅行
シアトル観光で気になっていたのが、パイオニアスクエア付近のアンダーグラウンドツアー。
時間があれば・・・と思ってたんですが、なんとか時間があったので参加してきました。
平日昼間なのにすごくたくさんの人が参加していてびっくり。シアトルこんなに観光客いたんだ・・・みたいな(爆)
シアトルの南側、パイオニアスクエア付近はもともと海抜が低いところに街があり、満潮時にトイレがあふれるなど衛生面で問題があったのですが、大火事があったのをきっかけに、街の1階部分に蓋をして道路をかさ上げして、街自体を高くしてしまったのだそうです。
元1階部分はショッピングアーケードとして残され、道路から階段で降りるようになっていたそうですが、転落死する人が相次ぐなど危険なため、ついにこの地下街も使われなくなってしまったのだそうです。
この使われなくなった地下を見られるというのがアンダーグラウンドツアー。
パイオニアスクエアにあるツアーチケット販売所でチケットを買い、出発10分前までに集合します。
集合すると隣の部屋に連れて行かれ、まずはレクチャー。思いっきり爆睡してしまいました・・・
そしていよいよツアーに出発。20人くらいのグループに分けて出発してました。私たちはたまたま最初のグループになりましたが、後のグループだと待たされてたのかな?
このツアー、延々と地下を歩くのかと思ったら、今でも入れる3箇所の地下を見て回るだけでちょっとがっかり。パリのカタコンベみたいなのを期待してしまった・・・(カタコンベ楽しかったなー。またいつか行きたいです)
トップの写真は、最初に入った地下の、ガラスの天窓です。この窓、歩道についてるのですが、上から見るとこんな感じ。

上を人が通ると、コーン、コーンと鈍い音が響いて、不思議な感じがします。
内部の写真もっと撮りたかったんですが、狭くて上手く取れず・・・
この蓋、地下が使われていた頃には出入り口として開いていて、階段から出入りしたそうですが、ここで何人も転落死した危険な場所だったそうです・・・(汗)
古い建物は1階部分が地下になっているので、入り口のアーチの形が不自然だったり、などで見分けられるのだそうです。
こんな感じで3箇所見学してツアーはおしまい。ちょっと物足りないけど、なかなか観られない場所ではあったかな。
余談ですが、内部は当然ながら暖房などなく、寒かったですねー。夏だときっと暑いんだろうな・・・巨大扇風機が置いてありました。
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