ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RENT

2007年12月20日 | ミュージカル・演劇
「モーツァルト!」見てきたばかりなんですが、先にRENTの感想を。
来日公演の千秋楽に行ってきました。
普段は千秋楽は取らないのですが、同行のRちゃんが土日か水曜じゃないとダメで、「土日と平日の千秋楽とどっちがチケット取りやすいか」悩んだ末の千秋楽でした。今回日程短かったですからねえ。
昨年の来日公演がうーむ・・・だったんですが、今回は演出もオリジナルだし、キャストのレベルも明らかに昨年より良くて、なかなか良かったです。あ、バンドもちゃんと上手かったです! つーか、アメリカ人でも下手なミュージシャンいるんだ、という方が衝撃でしたが>昨年
衣装も全くオリジナルどおりでしたが、衣装はマイナーチェンジはありだと思うんですけどね。ブロードウェイでもちょっと変わってたし。
でも、考えてみたら、日本では昨年まで長いことRENTやってなくて、舞台のRENTを全く見たことのない人もたくさんいたことでしょうから、一度はオリジナルの演出&衣装を見る機会があったのは良かったと思います。来年はまた違う演出で東宝RENTですしねー。これでまたハードル高くなったかもしれませんが(汗)
そんなわけでなかなか良かったのですが、どうも夏にブロードウェイで見たステージの印象が強すぎだったのか、今イチ泣けませんでした。ほろっとはしたんですけど。
個々のキャストの実力差もあると思うんですが、多分、カンパニー全体の親密度の差もあったように思います。ブロードウェイで見たカンパニーは、なんか皆すっごく仲良さそうだったんですよね。
今回のカンパニーが仲良さそうじゃなかったわけではないんですが、ブロードウェイと比べるちゃうとね、という感じでした。
でも、もちろん昨年よりはずっと良いし、個々のキャストのレベルも高かったと思います。
一番いいな、と思ったのはミミかな。すごくかわいいし、歌も上手いし、何よりも一番演技に感情がこもっていたように思いました。
ほろっとさせられたシーン、ミミが歌ってるシーンが多かったですね。ミミが歌いだすと引き込まれるというか・・・Another Dayとか、Without YouとかGood-by Loveとか。もちろんOut Tonightも良かった。
マークも良かったです。マークはたいがい誰がやっても良いですけれど。感情移入しやすい役なのかな。私も男でミュージカルできる能力があったらマークはやってみたいと思いますねー。
マークはハロウィンとかI'm here, nowhere.とかがやっぱり来ますね。
ロジャーは歌もうまいし、いいんだけど、今ひとつ印象に残らないタイプだったかな・・・(汗)私ロジャーってどうもよほど良くないと印象に残らないんですよね(汗)また夏にブロードウェイで見たTim Howerが良かったからなあ・・・
エンジェルは、歌がちょっと・・・だったんですが(汗)キャラクター的にはかわいい感じで良かったです。動きもちゃんと優雅で。ただ、女装してない時もちょっとなよっとした感じだったのが個人的には残念でしたが。でも良かったですよ。
コリンズは、昨年よりはずっと良かったんですが、今ひとつだったかな。歌は、キーが高い人のようで、高音部はすごく上手いんですが、低いキーが辛そうでした。
そして、演技がもうひとつ、かな・・・。I'll Cover You-repriseで泣けませんでしたからねえ・・・
ルックス的には長いドレッドヘアーでカッコ良かったんですけど。
ジョアンヌは、メインキャストでは一番歌が上手かったのでは。コミカルなシーンも上手くて、タンゴ・モーリーンとか良かったです。
モーリーンは、小柄でショートカットで、やんちゃな感じで、新鮮でした。パフォーマンスのシーンとか結構笑えました。
モーリーンとジョアンヌがすごく歌が上手いので、Take me or Leave Meはすごい迫力でした。そんなに好きなナンバーでもないんですが、圧巻でしたよ。
あと、Seasons of Loveの女性ソロの人がすごく上手かったです。こんな上手い人は久々、くらい。あまりに上手いので、Seasons of Loveのソロの後大拍手、になって、その後の男性ソロの人がちょっとかわいそうでした(汗)
アンサンブルの歌のレベルはそこそこ、かなあ・・・。Will I?とか泣けなかったしなあ。昨年と違って、歌い出しのスティーヴは良かったんですが、コーラスになったらなぜか今イチだったという・・・
でもやっぱりオリジナル演出はいいですね。サンタフェをコリンズ、エンジェル、マークの3人で歌う時、ちゃんと3人で肩を組んで仲良さそうだったり。昨年の演出で、イチャイチャしてるコリンズとエンジェルをマークが撮ってる、というのがどうも許せなかったので・・・。
とまあそんな感じで、まあ良かったんじゃないでしょうか。ってなぜかテンション低いな・・・(汗)やっぱりブロードウェイでまた見たいかな・・・
さて、新演出の来年の東宝RENTはどうなんでしょうね・・・

余談。帰りにご飯食べてから帰ろうと有楽町線のホームに行ったら、なんとミミ、モーリーン、ジョアンヌの3人がホームで地下鉄を待ってました!
永田町で降りてたけど、一体どこに泊まってたんでしょうか。そしてなぜあの3人だけ?
生で見たら、ジョアンヌはカッコイイし、ミミとモーリーンはものすごくかわいかったです。舞台だとメイク濃いけど、ナチュラルだとホントにすごくかわいかった・・・!
なんか最後にラッキーなオマケをもらったような感じでした♪
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gooあしあとウィジェットを貼り付けてみました

2007年12月20日 | 雑記
またしても記事にしか貼り付けられないので、あんまり意味ないんですが、gooあしあとウィジェットをやってみました。
これでアクセス解析とかできるようになるのかな・・・?


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ベオウルフ(ネタバレ)

2007年12月18日 | 映画
ネタバレを含みますが、反転文字等の配慮を一切していませんのでご注意ください。
CMで見たらCGも今イチだし、あんまり気は進まなかったのですが、一応トールキン好きとしてはどんな話かくらいは知っておきたいし・・・(「トロイ」のように原作を読むきっかけにしたかったというか)というわけで、半ば義務感から見に行きました(汗)
しかも、地元のシネコンではなぜか2000円もする3D上映がメイン。フィルム上映もあるけど、レディースデイで見に行ける時間帯じゃないので、これは元旦に映画の日でフィルム上映かな・・・と思っていたのですが。
ネット上でみかけた感想で、3D上映を前提に作っているので、フィルムで見ると今イチ・・・というようなことが書いてあるのをみかけて、なるほど、と思いなおしました。確かに、スパイキッズ3Dとかテレビで見たら「なんじゃそりゃ」なCGだったもんなあ・・・
というわけで、3D上映で見て参りました。
3Dって昔雑誌の付録についてたような赤と青のめがねで見るのかと思ってた私・・・(汗)ディズニーランドでミクロアドベンチャーとか見たことあるのに、すっかり記憶の彼方でした(汗)
3Dメガネは普通のメガネの上からもかけられますが、結構うっとおしいですね・・・。「ホビット」が3Dになるとかいう噂があるようですが、PJに3時間の3D作品作られたら見るのしんどいかも・・・(汗)
で、結果として、まあ3Dで見て良かったかなと。2000円払う価値があるかどうかはわかりませんが・・・
CMで見て「うーん」と思ったグレンデルの襲撃シーン、3Dだとなかなかでした。
他にも、明らかに3D狙いのショットが随所に出てきて、フィルムで見てたら意味不明だろうなあ・・・と思いました。小石が転がるところとか。
CGとしては、実写と見紛うほどの精密な絵の時もあれば、シュレックのごとくモロにCGアニメな絵の時もあり、とかなりバラつきがありましたね。まあ全部精密に作ってたらかなり大変なことになるのでしょうが・・・
CGアニメなので、歳をとらせたり若返らせたりも自由自在なのは便利ですね。ロビン・ライト=ペンなんかかなり若くしてましたよね。現在の彼女あまり見たことないけどそんな若くないはず・・・
困り顔が不幸な王妃によく合ってたのではないでしょうか。いや彼女好きなんですけどね。「プリンセス・ブライド・ストーリー」のキンポウゲ・・・
エンドロールを見て、ジョン・マルコヴィッチも出てたことに気づいて愕然・・・そういやあの人か・・・なんか似てなくなかったですかね?(汗)
あと、レイ・ウィンストンのベオウルフがなんかボロミアに見えて困りました。ボロミアあんな野蛮人じゃないやい・・・(汗)でも角笛持ってるし。(角笛じゃないって)
どこかで見た感想に、「ボロミアとギムリとスマウグが」なんて書いてあったのですが、なるほど~と思いました(笑)ウィグラフがギムリとは言わないけどドワーフに見えて仕方なかったです(笑)
で、話の方なんですが、全く期待してなかったんですが、意外と面白かったです。特に前半。
なんか、野卑で残酷で猥雑な、古代伝説の世界が、変に現代的にアレンジされないでそのまんま映像にされている感じで、結構いいなーと思いました。
王妃ウィールソーの話が原作どおりなのかどうかわかりませんが、前半に関しては良かったです。ファーフニルの黄金と王妃を重ね合わせたりするあたりとか。
ただ、後半の竜退治の話はちょっとトーンダウンしたように思いました。テンション自体は上がってるんだけど・・・
王妃とベオウルフの愛の話なんかどーでもいいよ、という感じだし(汗)竜との戦いも女二人を守るため・・・というのがなんだかうーん、でした。
ウィグラフの活躍はちょっとカッコ良かったけど(カッコ良すぎ・・・)結局王妃を助けるためだったのかと思うとちょっとがっかり。
スマウグ・・・じゃなくて竜の戦いもまあすごかったけど、前半のグレンデルの話の方が不気味でおどろおどろしていて雰囲気出てたと思いました。3D映像的にも面白かったかも。
しかし竜の心臓随分小さいんですね・・・って元の姿が人間大だから?
ベオウルフの無残な死に様は良かったけど。あれは原作どおりなんでしょうかね。
最後も、呪いは終わらない・・・という発想はいいんですが、なんか今ひとつ不気味さとか怖さを感じなかったですね。夕陽の海が明るすぎたから? アンジェリーナ・ジョリーの顔がやけにかわいすぎたから?
魔女の力を借りないでも既に王になってるのに・・・というのもやや疑問なんですが・・・
そう言えば、ファーフニルの黄金の角、あれの扱いが今ひとつ中途半端だったような。フロスガールは最初から持っていたのに、ベオウルフの時は魔女に渡して、最後はまた王の手元に・・・という雰囲気に感じたのですが。
そもそもあの黄金の角、本当にフロスガールがファーフニルを倒して奪ったものではないかもしれないし。もしかしたら、魔女に与えられたものだったかもしれないですよね。そう思うとちょっと面白いかな、と思ったりもするのですが。
あ、なんかアンジェリーナ・ジョリーのこと書いてませんが、声がいいな~と思いました。
あと、サントラがかなり好きです(笑)古代をイメージさせるような金管のメロディとか、野蛮な感じ(笑)のコーラスとか、独特のパーカッションのリズムとか。「ヴァン・ヘルシング」のサントラも好きだったなあそう言えば。
ウィールソーや魔女が歌う歌も良かったです。劇中ではケルト音楽っぽい感じだったウィールソーの歌が、エンドロールでロック調になっていたのがまたアレンジがいいなあ~と思いました。イングリッシュロックっぽいというか。
音楽がいいと作品のイメージって結構上がるよなあと思いました(汗)
というわけで、期待してなかった分まあまあ面白かったかなと。少なくとも原作を読む気にはなりましたよ。サトクリフ版でも読むかなー。

さて、これで今年の映画は見納めです。「転々」は来年に持ち越し・・・
というわけで、次回は今年の映画の感想の総括をしたいと思いますが、イベント続きなので(汗)週末以降になると思われます・・・
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LotRO日記:エルフの土地もまた美し

2007年12月16日 | 指輪物語&トールキン
LotROたいして進んでないですが、エルフのロアマスター、ルイニエルさんは地道にレベル9まで行きました。
なんか明らかにホビットバーグラーのメイさんより進みが早い・・・。ゲームに慣れてきたというのもあるかもしれませんが、やっぱりホビットのバーグラーはかなり戦闘では弱いんだなあと実感しました。
今のところ、同レベル程度の狼やオークと戦っても、結構やられずに勝てます。3人もなんとか。ちょっと危なかったけど・・・。メイさんの時は、敵が複数だとまずやられてたので、かなり苦労したんですよね・・・
あ、みっちさんにかなりいい杖を送ってもらったせいはありますねー。戦闘がかなり楽になりました。ありがとうございます~
バーグラーのように、戦わないでいいところは姿を隠して通り抜ける、という技ができなのいで、進行方向にいる敵とは嫌でもたたかわなければならないのが面倒ですねー。なので攻撃力が増して戦闘が早く終えられるのは助かります。
・・・メイさんのレベルがなかなか上がらないの、戦闘を避けて隠密行動ばっかりしてるからというのもあるんでしょうけどね・・・
しかし、複数の敵と戦うとき、ルイさん本人は無事なんですが、烏がまずやられてしまうのが胸が痛む・・・。守ってやりたいんだけど、自ら率先して戦っちゃうからなあ。
あと、移動中に敵に襲われたとき、単独行動なら走り抜けてしまえば結構平気だったりするんですが、烏が律儀に戦ってくれたりすると戦わなければならないはめに。
一度、逃げ切った・・・と思ったら烏が一人で戦い続けていて、慌てて戻ったけど間に合わなくて死んでしまったことがありました・・・ごめんよ~(涙)
いや~、ペットがいると楽しいですねえ。街中でも、生産活動中でも、かまわず連れ歩いてしまいます。生産活動してても律儀に近くで待っててくれるのがまたかわいいですねえ。
戦闘中も健気でかわいいです。敵の方から攻撃してくると、察知して先に戦いに行ってくれるし(それで気がつかないと置き去りにしがち(汗))戦闘中に違う敵がやってくると率先してそっちと戦ってくれるし(でもやられがちなので引っ込んでて欲しい気もするんですが(汗)守りきれないから・・・)、やられる寸前の敵が逃げ出すと追いかけてくれるし。
ロアマスター結構楽しいなあ・・・なんて思いながらやってます。バーグラーも面白いんですけど。
ところで、レベル5になったら楽器演奏できるようになるんですが、ルイさんが演奏できる楽器、なんとメイさんと同じクラリネットとリュートでがっかりでした。種族やクラスが違えば違う楽器になると思ったのに・・・あれってランダムに選ばれるんでしょうかねえ?
全ての楽器を演奏するにはミンストレルをやらないといけないんですが・・・機会があれば第三のキャラをドワーフのミンストレルでやってみたいと思ってるんですが、いつ発動できることやら。まだキャラクター作ってもいないし。
そして、楽器が銀貨2枚とかなり安くなっていてびっくり。メイさんの時銀貨20枚もして、頑張ってお金貯めたのに・・・
クエストの方はぼちぼち進んで、イントロ終了後最初に到着するケロンディムから、少し北のドゥイルロンドに移りました。
ここ、夏祭りで来たことがあるぞ~、と知ってるところに来たのでちょっと嬉しかったりして。ここからはホビット庄も近いです。早くホビット庄に行きたいなあ。
風景はホビット庄の方が綺麗・・・と思いますが、エルフの土地もなかなか美しいです。夜明けはどこでも美しいですねえ。トップの写真はドゥイルロンドからの風景です。
余談ですが、ドゥイルロンドは崖が多い地形で、高所恐怖症の私はいつ落ちるかとドキドキしながら移動してます(汗)一度本当に落ちて、大怪我しました・・・(汗)

これはケロンディムから臨んだドゥイルロンド方面の景色。あの橋はホビット庄から来るときに通る橋ですよね?(違ったりして・・・)

これはどこだっけ(汗)朝焼けが綺麗だったので撮りました。
ちなみに今のルイさんはこんな格好です。

オークからの分捕り品のブーツがなかなかかわいくて気に入ってます。もっとアーマー値が高い靴も売ってるんですが、しばらくこのブーツで頑張ります。
足甲も、スカートがついてないものが多くて、かわいくないのでアーマー値高くても避けてます。上着がローブだったら関係ないんだけど・・・
メイさんの時は服装にはあんまりこだわらなかったんですが・・・やっぱスタイルがいいと服装にもこだわるようになるのかも?(笑)

そんなわけでルイさんでレベル15になるまでプレイする予定だったんですが、なんか近々収穫祭があるらしい・・・(もう冬ですが・・・)
収穫祭となると、夏祭りの時に撒いた黒キノコを収穫せねばならないので、レベル16を超えたメイさんでログインせざるを得なくなります。となると、またメイさんがメインになってルイさんではあまりプレイしなくなるかも・・・
とまあどうなるかわかりませんが、もうしばらくルイさんでのプレイが続くと思います。
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RotKサントラ完全版ライナーノートその3

2007年12月15日 | 指輪物語&トールキン
サントラネタを書くとガタっとブログのアクセスが落ちる・・・記事upしてない日よりも少なくなるってどうよ、と思いますが(笑)気にせず続けます。
というわけでRotKサントラ完全版ライナーノートの話最終回ですが、このあとまたANNOTATED SCOREの話が続きますけどね・・・(汗)

モルドール関連のテーマについてはかなり色々出ていますが、特に目新しいことは書いてなかったかな。しかし闇の勢力関連の音楽の多さに、改めて戦いの場面が多かったんだなあと思います。
ひとつ不思議なのは、The Fourth Age of Middle-Earthと題したところにThe Power of MordorとWicth King/the Orc of Mordorという二つのテーマが出ていたんですが、これ第四紀か? RotKで初登場というだけならわかるんですが・・・

そして、ずっと気になっていた「自然のテーマ」Nature Themeがローハンのシーンに使われることについて、ようやく解説されてました。
ショア曰く、トールキンは自然を世界の中での善なるものとして描いている、そしてここでのローハン(モルドールから人間の世界を救うべく戦おうとしている)はそんな世界の善なる存在になっているということで、自然のテーマが使われている、のだそうです。(どうも上手く訳せなくて、妙な言い回しですいません・・・)
これってどうなんだろう・・・と思ったんですが、その後に書いてあったことを読んでちょっとなるほど、と思いました。
TTTでもローハン軍・・・というかエオメルの援軍がガンダルフに導かれて朝日と共に現れます。ペレンノールでも夜明けと共に救いにやって来るわけですよね。
ここでのローハンは、彼ら自身が自然のように絶対的に善なる存在というわけではなく、この場では何者かに導かれて中つ国をサウロンから救う役目を負う存在になっている、ということでしょうか。TTTではガンダルフに導かれて、RotKではセオデン自身の決断によって・・・
と考えると、ちょっと納得行くかな、と思いました。私的には、ですが。
後はJourney Themeが取り上げられてて嬉しかったけど特に目新しいことはなし。

最後の方にGandalf's Farewellsというテーマが出てきてますが、これはFotRでガンダルフがモリアで墜落した時に流れた合唱の和音のことだそうです。
これが、フロドとサムが滅びの山で最後に会話する時に流れていた合唱の和音と同じなんだそうです。全く同じではないですが、言われて見れば確かに。(それとも鷲が飛んで来るところ?)
これは、ガンダルフがフロドとサムのことを案じていることを表している・・・らしいです。
あと、灰色港でガンダルフが別れを言う場面の合唱もそうらしいです。ここはそのまんまガンダルフとのお別れ、ですよね。
あとは灰色港のテーマについても結構長く書かれてましたが、特に目新しい話はなかった・・・かな。(忘れてるだけかも・・・)

後は楽器の話。
エオウィンのシーンに使われていたダブルフィドルについて。どうやらチェロくらいの大きさのフィドルのようですね。共鳴弦があって8弦なのハーダンガーフィドルと同じですね。
このダブルフィドル、フィドル奏者のダーモット・クレハンのアイディアで使うことになったようで、友人のフィドル製作者に依頼して作ってもらったんだそうです。
ウッドフルートがファラミアのために使われていることは前に書いたとおりです。
エオウィンとのシーンで、楽器はファラミアでメロディはエオウィン(多分)で演奏してるんですね。
そして、チベットゴングが死者の道で使われていることがわかりました。あのシーンだけなのか・・・。シンフォニーに時にいつも置いてあったんですが、あのシーンの音楽のためだけにずーっと置いてあったんですね(汗)

というわけでライナーノートの話は以上。次回からはANNOTATED SCOREの話に入ります。TTTはその15くらいまで行ったんですが(汗)年内には終わらないかもなー(汗)
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RotKサントラ完全版ライナーノートその2

2007年12月14日 | 指輪物語&トールキン
やっとRotKサントラ完全版のライナーノートの話が書けます(汗)
というわけで前回の続きから。
人間関係のテーマでは、まずはゴンドールのテーマについて長々と紙面を割いて説明しています。
ここでびっくりしたのが、RotKになってから出てきた、後半が違うメロディになっているパターン(「ミナス・ティリス」や予告編で流れてたやつ)の、後半のメロディが「アラゴルンのテーマ」だということでした。
うーん、このアラゴルンのテーマ、どうも印象が薄くてつい存在を忘れてしまうのですが・・・(汗)そもそもテーマというか、単なる音階というか(汗)しかも出てくる度に違うし・・・
ちなみにこのテーマ、初登場が躍る小馬亭でのアラゴルン登場シーン。わかりやすいのはアモン・ヘンの戦いが始まったところのメロディですかね。TTTでアラゴルンが川岸に流れ着くシーンの、シーラ・チャンドラーが歌うBreath of Lifeもメロディラインがアラゴルンのテーマなんだそうです。ね、同じテーマとは思えないですよね・・・?
さらに、このゴンドールのテーマの後半部分、アラゴルンだけでなく、旅の仲間のテーマ、白の乗り手のテーマとも関連があるのだそうです。そしてその理由を、「ゴンドールを導いて行くのがアラゴルンとガンダルフだから」みたいなことが書いてあって、確かに映画ではそういう設定だけどうーん、と思いました(汗)
それから、ファラミアとデネソールの場面で流れているのは、Faramir and Denethorという名前がついてました。ゴンドールのテーマの変奏と思われますが。
ここでパンフルートが使われているのは、ゴンドールの歴史の古さに欧州最古の楽器をあわせたということだそうですが、実質的にファラミアのための楽器、ですよね。
他にウッドフルートもファラミアをあらわしているそうで、エオウィンとファラミアのシーンの笛がこのウッドフルートだそうです。(これは最後の楽器のところに書いてあったのですが)
そうか、あの場面ファラミアのイメージの楽器で演奏してたんですね。曲は多分エオウィンのテーマの変奏だと思うので、ファラミアの楽器でエオウィンのテーマをやってたのならなかなか面白いですが、残念ながらそのことについては記述がなかったです。ANNOTATED SCOREには書いてあるかなあ・・・
ミナス・ティリスのテーマについても記述ありました。目新しいことは書いてなかったと思いますが・・・(すでに忘れかけてる(汗))
そして、ゴンドール関連のThe Fourth Age of Middle-Earthは、戴冠式やフロドとサムが王の像を観る場面で流れた曲、Gondor Reborn(ゴンドールの再生ってとこですかね?)が取り上げられてました。私は「王の帰還」と呼んでたんですが。
ローハンのテーマについては特に目新しいこと書いてなかったかな。
エオウィンのテーマは、TTTから出てきていたEowyn and Aragorn、Eowyn Shieldmaiden of Rohan、Eowyn and Theodenと3つに分けて書いてありました。Eowyn Shieldmaiden of Rohanって、単なるエオウィンのテーマって気がしましたが・・・(汗)
Eowyn and Theodenって、わりと出てくるたびに雰囲気違うような気が。いまひとつ認識できてません・・・(汗)
続いての旅の仲間のテーマも特に目新しいことは書いてなかったかな。
白の乗り手のテーマについては、「望みと思い」に出てきていることなどが書いてありました。うーん、で、メリピピのテーマはどうなんでしょうか・・・
この白の乗り手のテーマ、ゴンドールのテーマとも関連があるのだそうです。なぜかというとガンダルフがゴンドールを導いて行くから・・・ってまたそれですかい(汗)

また中途半端なんですが、とにかく書くの時間かかるので、続きはまた次回に・・・
その3で終わるかその4まで行くか、微妙なところになって来ました(汗)
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LotRシンフォニーとか指輪ミュージカルとかいろいろ

2007年12月13日 | 指輪物語&トールキン
RotKサントラ完全版のライナーノートの話の続きを書きたいのに・・・こういう時に限って色々と情報が・・・
そういやRotKサントラ完全版、何やら技術的な問題があるから交換する・・・というメールがamazonから来たという話がTORnに出てましたが何かあるのかな? 今のところ特に問題ないですが・・・DVDに傷がついてた以外は・・・(汗)
相変わらず品薄状態のようで、HMVとタワーレコードでは18日発売となってます。発売というか再出荷が、なんですけどねえ。一方でamazonは在庫ありになってます。そして日々価格が変動してますが・・・

さて、HowardShore.comでコンサート情報が二つ出てました。
まずは、2月23日、24日にスイスのルツェルンでFotRのコンサートがあるんだそうです。LotRシンフォニーじゃなくて。
ルツェルンでは3月にはMusic of Howard Shoreということでショアの音楽を演奏し、5月にはLotRシンフォニーをやっているのですが。ショア贔屓?
指揮はショアではないのですが、HowardShore.comによるとショアも出演?するそうです。Q&Aとかやるのかな。
そして気になるのは、このFotRのコンサート、なんかワールド・プレミアとか書いてあるようなんですよね。(ドイツ語なんですけど多分)単にシンフォニーの1,2楽章というだけじゃなくて、新たに編曲したんでしょうかね。ちょっと気になります。
もう一つ、こちらは通常?のLotRシンフォニーが、3月29日、30日に、アメリカはアリゾナ州のツーソンであるそうです。ツーソンてどこ?状態ですが・・・(汗)
指揮はおなじみのMarkus Huberさん。もう何本振ってるんだか・・・ですね。ソリストはきっとKaitlyn Luskちゃんでしょうな。

もうひとつ、指輪ミュージカルのCDが発売になるという話がありましたが、英amazonで予約できるようになってるそうです。(ソースはいつもお世話になってるアラゴルン役のジェローム・プラドンさんのファンの方のブログです)
なんとCDとDVDの2枚組みらしいです。
発売日は1月21日ですが、劇場ではもっと早く売るらしいです。でも、発売が遅れるという情報もあるらしく、なんとも言えませんが・・・
日本のamazonでも取り扱ってくれるといいんですけど。
ちなみに指輪ミュージカルのキャスト、トロントから引き続きで好評なゴラム役のマイケル・テリオルトさん、ロンドンからのキャストですがこちらも好評のガラドリエル役のLaura Michelle Kellyさんが1月途中までで降板するらしいです。
アラゴルン役のジェローム・プラドンさんは6月まで契約しているそうですが。(以上再びジェロームさんファンの方に教えていただいた情報です)
ロングランに伴い、好評な初演キャストも入れ替わりがあるのかもしれませんね。この年末年始が最後のチャンスかも?
私は行くとしたら来年夏なのですが、マイケル・テリオルトさんのゴラムが見られなかったら悲しいなあ。メリー役の人もロンドン版「太平洋序曲」で見たことがあったので見てみたいなあと思ってたんですが、来年夏までは無理でしょうかねえ。

とまあつれづれと指輪音楽?情報でした。次回からはRotKサントラ完全版のライナーノートの話が書きたいです。早くしないと忘れる・・・(もう忘れてるかも(汗))
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次回の旅行決定

2007年12月11日 | 旅行
またしても時間がないので、簡単にupできる話題・・・
次回の旅行先が決定しました。航空券とホテルおさえちゃいました。
一部の方には2月に韓国とか言ってたんですが、結局またアメリカになっちゃいました(汗)時期は1月下旬。
ブロードウェイ版「太平洋序曲」の香山役、韓国版ミス・サイゴンのクリス役をやったマイケル・K・リー氏が「王様と私」の王様役をやるというので、これは見に行きたいなと・・・
当初このお話を教えていただいた時は、日程的に行けないかな・・・と思ってたんですが、スケジュールが発表になったら、行けそうな日程だったので、行ってしまうことにしました!
場所はシアトル近郊のEverettという町。ボーイング社の工場がある町らしいですが、行く暇はないかと・・・(汗)
アクセスを調べたら、シアトルからはグレイハウンドでもアムトラックでも1時間弱で、しかも劇場の位置はバスターミナルからもアムトラックからの駅からも徒歩圏内のもよう。
ホテルも近くにあって、泊まるのもありなのですが、シアトルから日帰りの方が楽かな・・・ということで土曜のマチネのチケットを取ってみました。
余談ですが、西海岸だと朝10時発売は夜中の3時になるんですね・・・(汗)東海岸だと夜11時とか12時くらいなので、ちょっと遅く起きてればいいや、という感じですが、朝3時はきつい・・・。結局ちょっと早起きして5時起きで出勤前にチケット取りました。あんまりいい席じゃなかったけど、まあ見られればいいです。
飛行機はノースウェストの直行便が取れました。シアトルへの直行便はノースウェストだけらしいのに、予約する時に航空会社未定ってのはどういう仕組みなんでしょうね・・・いつも疑問なんですが。
航空券が42800円なのに燃油サーチャージが26000円って・・・(汗)航空券が安い方が燃油代の高さがこたえますね・・・まあそれでもハイシーズンを思えばずっと安いですが。
西海岸なので、到着朝7時台・・・(汗)機内で絶対寝られないので朝着くの苦手なんですが、今回は滞在も短いので、頑張って歩き回ります・・・
しかし、最近アメリカ方面に行くとほぼ100%の確率で時差ボケになる私。なので、夜の観劇は結構起きてられるのですが、果たしてマチネ起きてられるのか・・・(汗)
ホテルは、ラマダ・イン・ダウンタウンがわりと安くてロケーションもいいので、そこに決めました。1泊13000円って、N.Y.を思うとなんて安いんだと泣けてきます(笑)
というわけでほぼ手配終了してしまいました。今回は劇場のロケーションも良く、たいして苦労しなくて済みそうです。って油断は禁物? でも夏のBlossom Music Centerの苦労を思えば、何もかも楽々に思えてしまいますねえ。
あとは、Everettへの交通手段をグレイハウンドにするかアムトラックにするか、の選択のみ。これは現地に行くまでに決めればいいんですが。
いや、ホテルからはバスターミナルの方がずっと近いし、帰りの便はグレイハウンドしか選択枝がないので、ほぼ決まったようなものなんですが、行きだけでもアムトラックにすべきかどうか迷ってまして。
アムトラック乗ったことないので、1時間弱でも乗ってみたいんですよねー。
それに、ボストン~N.Y.間をバスで行った時、フリーウェイを通るバスは意外と窓の外の景色が楽しくない、ということに気がつきまして。(ボストンからタングルウッドまではフリーウェイでも景色きれいでしたけど・・・)
アムトラックは、路線図を見るとしばらく海岸線を走った後に内陸に曲がっていくようだし、なんか景色が良いような気がしてならないんですよね。
というわけで、そこだけちょっと悩んでますが、後は特に悩むこともなさそうです。
あ、美味しいお店も探しておかないと。あと一応コミックショップも・・・もう指輪グッズはそうそうないと思いますが。
というわけで、次回の旅行は1月下旬にシアトル、となりました。今回はどんな旅になるでしょうか。
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LotRO日記:イントロ終了

2007年12月10日 | 指輪物語&トールキン
ネタはいろいろあるけど、時間がないので、今日は一番楽にupできるLotRO日記です(汗)
エルフのロアマスター、ルイニエルさん、イントロが終了してようやく普通の世界?にやってきました。
なんかあっさり終わった印象・・・。メイさんの時にはやけに時間かかった気がするんですが・・・最後のクエストなかなか終わらなかったし、おつかいクエスト?ももっとたくさんあったような気がするんですが、気のせいかなあ。
そういえば、一度も負けずにレベル5になったので「用心深い人」の称号をもらいました。これもメイさんはもらってない・・・レベル5になる前にガンガンやられてたもんなあ・・・(汗)
もしかしてホビットのバーグラーって弱い・・・?
ロアマスター、遠隔攻撃ができるのが楽でいいですねー。
一方で、忍び足で姿が隠せないので、敵をみつけたらいちいち戦わないといけないのが、バーグラーに慣れていると面倒ですねえ。
でも戦利品がたまってお金はたまる・・・メイさんが貧乏だった原因はそこにもあったのかも・・・(汗)
しかし、戦っているうちにしもべの烏がやられると、自動的に消えてしまい、改めて召還するとまた現れるのですが・・・これ、同じ烏が生き返ってるのかなあ。それとも使い捨てで新しい烏召還してるの? とちょっと怖いことを考えてしまった・・・
一度召還すると、やられるまで烏出て来っぱなしで、カーカー鳴いてちょっとうっとうしかったりするけど(笑)いないと寂しいのでついつい呼び出して連れ歩いてしまいます。
レベルが上がると熊も呼び出せるようになるし、今度のアップデートでは山猫も呼び出せるらしいので楽しみです。山猫好きなんですよね。飼ってみたいと思うくらい。余談ですが「ライラの冒険」のサイトで「あなたのダイモンは?」というのをやったら山猫でちょっと嬉しかったです。
今度のアップデートでは、戦闘に使える以外のペットもできるようになるみたいで、なんかいいなあ。ロアマスター楽しいかもです。

話はもどって、イントロ最後のクエスト。
なんだかエルロヒアがオークにつかまっちゃって、なぜかドワーリンと二人で助けに行きます。なんでドワーリン一人なんだよ、と思いますが、ドワーリンと二人で旅するなんてちょっと素敵。途中休憩して昔話とかもしてくれるし。

捕まる前のエルロヒアさん。横顔の方がカッコイイことを発見(笑)

無事に救出してまたツーショット。やっぱりルイさんの方が背が高い・・・

羽根飾りつきの帽子を買いました。この帽子結構お気に入り(笑)

でも杖が帽子突き抜けてますが・・・

その後こちらの帽子をゲットしました。前の帽子の方が好きだったけど・・・というわけでまだ売り払わずに持ってます。
この帽子、庄察の帽子と一緒だなあ。

というわけで現在こんな格好です。ドワーフ製の靴がもこもこしてて結構お気に入り。

イントロが終わって、ようやくメールボックスからメイさんが送ったものを受け取りました。
早速大量の薄い皮革をせっせと煮沸。

煮沸してんのになぜ斧を使うのか・・・(汗)
あまりに大量だったため、途中2回ほど斧が壊れました(汗)
でもおかげでいきなり素人は卒業し、見習いの段階へ。
今度は普通の皮革を延々と煮沸・・・。
そして、煮沸した薄い皮革を使って仕立ても少しやりました。仕立てはメイさんもやるので、半分はメイさんに送っときましたけど。
というわけで、イントロ終わったばかりですが、メイさんの時と違って色々と順調に進んでおります。
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トリツカレ男

2007年12月08日 | ミュージカル・演劇
久々にキャラメルボックスの舞台を観てきました。
キャラメルは、昔からサポーターズクラブに入っていRちゃんが行く時に便乗して一緒に見ているのですが、このところRちゃんが忙しくて、見に行くのは久々。
Rちゃんが好きな菅野さんが久々に出ているのと、私が結構好きな畑中くんが主演というので、見に行くことになりました。
畑中くんは前説やってた頃にいいなーと思ってたのですが、主演だとそうでもないかな・・・(大汗)
話の内容については特に感想はありません(爆)今回はツッコむ気もあんまり起こらないですね~。
もともとキャラメルの方向性はあまり好きではなくて、ギャグを楽しむためだけに行っているようなものですが、それでも「こんないかにも泣かせるところで泣いてたまるか」と思いつつ泣いてしまうこともあるし、それなりに感動してしまうこともあるのですが、今回はそれもなかったなあ。
まあ、そもそも原作が好みではないのでしょう、多分。ただし、どんな作品もキャラメルテイストにしてしまうのがこの劇団のすごいところなので、実際に原作読んでみないとわかりませんけどね。(読む予定ないですが・・・)
ただ、ひとつだけ疑問に思ったのは、なんでイタリアが舞台なのか、日本じゃダメなのか、ということでした。日本人が書いてるのに。
全く架空の国とかだったらまだわかるんですが・・・
日本が舞台だと、言葉が通じない外国人の話はリアルでデリケートな題材になってしまうからかな、と想像はできます。でも、イタリアでだって移民問題はリアルでデリケートなもののはずだと思うけどなあ・・・
リアルなところを除いて、ファンタジーが書きたかったのだろうなあと想像はするのですが、なんか逃げてるよなあ・・・と思ってしまうのでした。まあ、個人的な感想ですので・・・
まあ、舞台的には、イタリアっぽいセットや衣装はなかなか良かったですけど。
そんなわけでストーリーは「ふーん」でしたが、ギャグは結構笑えたので、キャラメル鑑賞としてはまあ満足です。
ビアンカの子供らしくない冷めたツッコミが良かったなあ。特に「日本の赤字国債」はかなりツボに入りました(笑)
言葉が片言なのも上手くギャグに利用していて、このあたりはさすがだなあと思いました。
マフィア三人組もなかなか。三人というか、菅野さんと筒井俊作さんが面白かったんですが。筒井さん面白くなったよなあ。
背が高い岡田達也さんがハツカネズミ、という強引なキャスティングも結構おかしかったです。
今回、ギャグ的に大好きな篠田さんと阿部丈二さんが出てなかったし、西川さんもあまり笑わせる役どころではなかったんですが、それでも結構笑えて良かったです。
そういや、フィオリーナ、マルコ、アメデオって「母をたずねて三千里」ですよね、世界名作劇場の。この三人、舞台オリジナル?
あ、劇中の仮面祭りのシーンの大道芸が上手くてびっくりでした。あれ出演者の人たちがやってたんですよね・・・!?
あと、劇中いきなり歌いだしてびっくり(汗)ミュージカル化しつつあるんですかね・・・なんか「サボテンの花」もミュージカルというか音楽劇だったらしいし・・・
というわけで、そこそこ楽しんで参りましたです。
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