子供の頃に母が作ってくれた
ビートの水飴
今度はグレープおばさんが作って
母に食べさせたかった。
母は憶えているだろうか?
この味。
私たちが、子供頃
鍋いっぱいビート入れ
薪ストーブの上でコトコト煮詰めてた母。
あの頃の遠い記憶が・・・新鮮に甦る。
ビートの水飴を持って母の元へ
カボチャ団子も作って持っていった。
カボチャ団子を焼いていたら
母と話をしてて・・・
焦がしてしまった・・・
焦げたカボチャにビートの水飴を掛けて
母の手に~
「ん~美味しいね~ビートの水飴?
あんまり憶えてないけどね・・・
この頃忘れるんだわ~」と笑った。
そうだよね、
母は89歳
ずーっとずっーと遠い昔だものね~
母は、「美味しい、美味しい」と何回も言った。
母が憶えてなくても・・・
私は
母にこのビート水飴を食べさせたかった。
何故だか、
自分でもわからない・・・
母は、着る物は他にあるのに
いつも着古した衣服を身につける。
「たくさん服があるんだから他のを着ればいいのに」と言うと
決まって
「これで、良いんだよ」と言う。
母は私に言った。
「母ちゃんはいっぱい服を持っているから
良い服を持って行け」っと・・・
ある時は、
「母ちゃんが死んだらお前達で服を分けなさい」と・・・
着る物も買えないくらい、苦労した母
着古しの服を着ている母が
ビートの水飴の掛かったカボチャ団子を食べて
満足そうな顔していた。
砂糖の原料ビート(甜菜)で~水飴を・・・続
ビートの水飴
今度はグレープおばさんが作って
母に食べさせたかった。
母は憶えているだろうか?
この味。
私たちが、子供頃
鍋いっぱいビート入れ
薪ストーブの上でコトコト煮詰めてた母。
あの頃の遠い記憶が・・・新鮮に甦る。
ビートの水飴を持って母の元へ
カボチャ団子も作って持っていった。
カボチャ団子を焼いていたら
母と話をしてて・・・
焦がしてしまった・・・
焦げたカボチャにビートの水飴を掛けて
母の手に~
「ん~美味しいね~ビートの水飴?
あんまり憶えてないけどね・・・
この頃忘れるんだわ~」と笑った。
そうだよね、
母は89歳
ずーっとずっーと遠い昔だものね~
母は、「美味しい、美味しい」と何回も言った。
母が憶えてなくても・・・
私は
母にこのビート水飴を食べさせたかった。
何故だか、
自分でもわからない・・・
母は、着る物は他にあるのに
いつも着古した衣服を身につける。
「たくさん服があるんだから他のを着ればいいのに」と言うと
決まって
「これで、良いんだよ」と言う。
母は私に言った。
「母ちゃんはいっぱい服を持っているから
良い服を持って行け」っと・・・
ある時は、
「母ちゃんが死んだらお前達で服を分けなさい」と・・・
着る物も買えないくらい、苦労した母
着古しの服を着ている母が
ビートの水飴の掛かったカボチャ団子を食べて
満足そうな顔していた。
砂糖の原料ビート(甜菜)で~水飴を・・・続