NHKでも放送していた、玄米のビックリ炊き

2012-09-06 22:22:56 | 食 節約
9月4日NHKのあさイチで放送された
玄米のビックリ炊き
短時間で、白米以上のおいしさに炊けるというこの方法、
秋田地方に伝わる炊き方なんです~

飯山一郎氏のブログでも
玄米のビックリ炊き記事があります。


玄米がビックリするような炊き方なのです。



これね~すんごくいいよ~
だってね、ご飯が膨らんで、満腹感あるし~
ダイエットにもなるし~
圧力鍋で炊かなくても、普通の鍋で炊けて~
玄米が、白米のように軟らかいんだよ~。



では~





玄米を洗う。水の分量は米の1.5倍
      あさイチでは、水の分量1.8倍でした。

そのまますぐ炊いても良いんだよ~
あさイチでも言ってたよ~
鍋は、何でもいい、こだわらない。


弱火にかける。




こっから、肝心ですだよ~




水がなくなって、鍋そこから、水分がなくなってパチパチと音がします。
火を止めて、米の半量の冷水を回すように入れる(ジャー)。
※(このパチパチという音を聞いてから水を入れます)








水は冷たければ、冷たいほど良いんだって、

グレープおばさんは、ペットボトルに水を入れて
冷凍庫で冷やしてから、かけました。
(玄米ちゃんをもっとビックリさせようと思って・・・)

注・凍らせたらダメだよ~







冷水を入れたら、
しゃもじで鍋そこから、しっかりかき混ぜる。





かき混ぜたら、鍋に蓋をしてふたたび弱火で20分くらい火にかけます。


火から下ろして、20程度蒸らします~






はい!出来上がりです。
ふっくらしていて、おいしいよ~




ご飯を炊くとき酢を入れると
甘みが増して美味しいご飯になるそうな。




NHKのあさイチで、
ご飯の甘みのグルコースを
2.4倍増やすことができる炊き方も紹介していました。
研いだ米に、少しの酢を加えて、冷蔵庫で16時間置いたあと、
普通に炊くそうです。

お米の中にある酵素の働きで、
デンプンを、酵素がブドウ糖やグルコースなどに
変えておいしくしてくれるそう。

追伸
シカゴさんの指摘でブドウ糖とグルコースは学名上同じだそうです。

酵素は弱酸性の状態でより活発に働くため、炊飯前に
酢を加えることで、甘み成分を増やすことができるのです。

あさイチの甘みアップの炊き方
米3合に対し酢1ミリリットル、
米4合に対し酢1.5ミリリットル加える。
冷蔵庫で16時間置いてから炊く。


ん?~
グレープおばさん、研いだ米に、
米のとぎ汁乳酸菌を入れて炊いたんだけど、

お米が、きらきら光って
寿し酢を入れたような、甘みがある美味しいご飯だったよ・・・
こっれて、米のとぎ汁乳酸菌を入れ炊いたから
グルコースが2.4倍に増えたから
美味しくなったんじゃないの????

だって、米のとぎ汁乳酸菌も酸っぱいよ~
米のとぎ汁乳酸菌も同じ効果があるんじゃないの?

誰か、おせ~て~
なんで、グレープおばさん、
こんなに疑問が湧くの~



米のとぎ汁乳酸菌で炊いた!!


発芽玄米のビックリ炊き


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5 コメント

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今度白米に乳酸菌液を入れて炊いてみます (シカゴ)
2012-09-07 19:41:10
グレープおばさん、こんばんは。

そうなんですか、デンプン分解酵素は弱酸性でよく働くと…。

自然界はよくできていますね。稲は発芽するときに種籾の中に貯えたデンプンを分解してブドウ糖に変え、それを栄養分にして芽を出すわけですが、そのデンプン分解酵素も稲自身が種籾の中に作っておく…。

で、発芽に適した環境になるとデンプンやと酵素が水の中に溶け出してきて発芽に必要なブドウ糖やミネラルなどの栄養分をつくる。

その際、種籾の中に住んでいた乳酸菌ができたブドウ糖のおこぼれをいただいて増殖し乳酸を作り出す。そうするとそこの水環境が弱酸性になって酵素の働きが増してより沢山のブドウ糖ができる。稲はそれを栄養分にしてどんどん成長する。

すごいですね。

というわけで、酢の代わりに乳酸菌液を入れるというのは正解ですね。ただし、乳酸菌液の酸度は食酢よりも弱いので入れる量は酢の3~5倍くらい必要かも。

つっこみです。
>お米の中にある酵素の働きで、
デンプンを、酵素がブドウ糖やグルコースなどに
変えておいしくしてくれるそう。

ええと、ブドウ糖の学名がグルコースです。つまりブドウ糖とグルコースは同じものです。
糖の学名はだいたい「~ース」というのがつきますね。
麦芽糖はマルトース。果糖はフルクトース。ショ糖はスクロース…。

ブログにコメント有難うございます。
私も玄米リジュベラック飲みたくなりましたので急遽予定を変更して、昨日浸した玄米から培養用の浸潤液ととぎ汁を採取した後、残った浸潤玄米を食用に回さずに水を入れて24時間浸潤させることにしました。

明日の夕方はリジュベラックができているでしょうか。ちょっと楽しみ。

というわけで、今晩は玄米を炊く予定でしたが白米を食べます。今日は玄米浸潤培養液ととぎ汁培養液をあいついで仕込むことになりました。
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なるほど、納得。 (シカゴ)
2012-09-08 01:48:59
そうでしたか。
黒砂糖も塩も入っていない乳酸菌液なら pH4.0か4.5 くらいですから、食酢の10倍以上入れないといけませんね。

それでも多すぎますが、浸けておく時間がちがいますね。そんなに短時間で甘くなったということは、乳酸菌液の中にも酵素があったからかもしれません。

まあ、つっこみは私の持ち味と言うことで…。「コドク」なんてさみしいことはおっしゃらず。

ちょとかわいい。
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乳酸・酵素… (シカゴ)
2012-09-09 21:49:00
グレープおばさん、こんばんは。

>どうしし、ご飯が光って、甘くなり、ほのかな酸っぱさ、があるのか分かりませんでした

御飯が光っているのはたぶん糖分(ブドウ糖や麦芽糖)のせいではないかと思います。

「ほのかな酸っぱさ」は乳酸菌液に含まれている乳酸のためですね。かなり多量に入れても乳酸の酸度は食酢(酢酸)よりも弱いので米と水分で薄まって「ほのか」な感じになるのだと思います。黒糖を入れないとぎ汁乳酸菌液は pH4.5 くらい。これの酸度は食酢の30分の1程度、黒糖を入れたとぎ汁乳酸菌液は pH3.5、これの酸度は食酢の3分の1程度です(理論的にはそうなりますが、私の実感ではもう少し薄いような感じます)。

御飯を炊くことで乳酸菌は死滅しますが、乳酸は変化せずにそのまま残ります。だから炊いた後でも酸っぱさが持続するわけです。乳酸菌液の酸っぱさのもとは乳酸菌ではなく、乳酸菌が作り出した乳酸という化学物質です。

さて、酵素ですがデンプンを分解してブドウ糖にするには二つの酵素が必要です。

ブドウ糖を一人の人間にたとえると、デンプンというのはものすごい数の人間が両手を開いて互いに手をつないでつながっているようなものです。途中で枝分かれもあったりしてその長い長い鎖が螺旋状になっています。

酵素はそのつないだ手を切る働きをします。最初にアルファアミラーゼという酵素が働いて螺旋状になっているデンプンのいろいろな箇所を切ります。切る箇所はランダムですので、ブドウ糖がある程度長くつながったもの(デキストリン)やブドウ糖が二つつながったもの(麦芽糖)、そしてブドウ糖単独のもの、この三種類のものになります。

つぎにグルコアミラーゼという酵素が働いて、デキストリンと麦芽糖のつなぎ目を切って最終的に全部ばらばらのブドウ糖になります。

ところが米の籾の中に稲自身が作ったデンプン分解酵素は一種類のものなのに、上のアルファアミラーゼとグルコアミラーゼという二つの酵素の働きを兼ね備えているそうです。

というわけで研いだ米を水にしばらく浸けて置いて御飯を炊くと米の中に含まれていたこの酵素の働きでブドウ糖ができてほんのりと甘みが出ます。

そして、その酵素は適度の酸性環境でより活発に働くので食酢あるいは乳酸菌液を入れてしばらく置くと単に水に浸けて置いた時よりもたくさんのブドウ糖ができるのでかなりの甘みがする御飯になる、ということだと思います。

というわけで、ブドウ糖の元になるデンプンも、そのデンプンを分解してブドウ糖にする酵素も両方とも米粒の中にあります。食酢は酵素の働きを活性化する触媒の働きをしていると考えられます。で、触媒それ自体は変化しないので炊いた御飯の中には食酢が残り、ほんのりと酸味がするわけです。

>麹と似たような作用が、お米に働いた

そうですね。コウジカビはデンプン分解酵素やタンパク質分解酵素などを作り出す微生物ですから、塩麹の中にはこれらの酵素が含まれています。御飯を炊くときに塩麹を少し入れるとほんのり甘みが出るのは、塩麹の中に入っているデンプン分解酵素の働きによるものです。

ちなみに「麦芽糖」の名前の由来である「麦芽」ですが、大麦を水に浸けて発芽させると、水の中に大麦のデンプンと大麦が持っているデンプン分解酵素の働きでデキストリンや麦芽糖ができるのですが、大麦の持っている酵素は大量の麦芽糖を作り出す働きがあるので発芽状態になった大麦には多量の麦芽糖が含まれています。

麦芽糖は水飴の主成分ですね。水飴と聞くと子どもの頃の紙芝居屋さんを思い出します。

また、御飯をよく噛んでいると口の中で甘みを感じますが、これは唾液の中に含まれるアルファアミラーゼの働きで御飯のデンプンが分解されて麦芽糖が生じたためであると言われています(中学校の理科の時間ではそう説明されています)。


昨日浸潤させた古米の玄米(1合)から、浸潤液ととぎ汁を採って玄米浸潤培養液を1リットル作り、残った玄米に乳酸菌液(黒糖)を200ml入れて1時間半ほど置いてから、足りない水を少し補って炊きました。

確かにぴかぴかに光っています。いつもの玄米飯よりは濃い色をしています。食べてみるとほんのりとした甘みと、酸っぱさがありました。これはこれでおいしいですね。

ただ、古米の玄米でしかも24時間浸潤させたものなので残った酵素が少なかったのではないかという心配もあります。あるいはたとえ24時間浸潤させたものでも米粒の中にはまだたくさんの酵素が残っているとも考えられます。

次は白米を炊く予定なので、これにも乳酸菌液を入れてみますね。
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玄米の炊き方 (通りすがりの男)
2013-03-04 00:41:46
こちらで玄米のびっくり炊きを見て実践しました。美味く炊き上がりっ感激だったのですが、その後ネットで玄米はアクが多くて体に良くないという情報を見たのでので、次は発芽玄米を試そうと思います!
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水分量が良い! (アッコ)
2014-01-09 16:32:51
NHKの水分量1.8倍は柔らかくて、雑炊っぽかったけど、1.5倍にしたらちょうど良かったです。ありがとうございました。
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