追伸
え~
シカゴさんか「発砲が危ない」とコメントがきました。
よく見たら、キーの打ち間違い発覚です。発砲じゃなくて、発泡
グレープおばさん、発泡を発砲と打ってしまった。
グレープおばさんの頭が危険~
皆さん~ビックリしたでしょう~
シカゴさんありがとうございます~
直します~
グレナイちゃんごめんね~
2012-08-30 22:43:23
ハードデスクが送られてきたときに入っていた
俵型の発泡スチロールがまだあったので
孫に、顔を描いて見せた。
グレナイちゃん「グレナイも顔をかきた~い」
面白くて、顔をいっぱい書いている
笑った顔、怒った顔、泣いた顔、困った顔、様々だわ~
そこへ、娘のグレコ子も~
なんとも面白い顔だ~
孫にグレープおばさんが作ったフニャフニャ人形を見せたら
グレナイちゃん、大うけ~
「ばあちゃん、グレナイもつくりた~い~」
グレープおばさん、俵の発砲発泡をつなぎ合わせ~
グレナイちゃんマジックでお顔をかきかき~
何とか出来上がり~
お手々は、違う色の発砲発泡にしたいと言い
グレナイちゃんのアイデアーで、
違う色の発砲発泡をつなぎ合わせに~
出来上がった後には、
フニャフニャ人形でままごと遊び~
そして、今日の昼の汽車で札幌へ帰りました。
もちろん、グレナイちゃんが作った
フニャフニャ人形も札幌へお供しています~
また、遊びにおいでよ~
名付けてフニャフニャ人形・・・
え~
シカゴさんか「発砲が危ない」とコメントがきました。
よく見たら、キーの打ち間違い発覚です。発砲じゃなくて、発泡
グレープおばさん、発泡を発砲と打ってしまった。
グレープおばさんの頭が危険~
皆さん~ビックリしたでしょう~
シカゴさんありがとうございます~
直します~
グレナイちゃんごめんね~
2012-08-30 22:43:23
ハードデスクが送られてきたときに入っていた
俵型の発泡スチロールがまだあったので
孫に、顔を描いて見せた。
グレナイちゃん「グレナイも顔をかきた~い」
面白くて、顔をいっぱい書いている
笑った顔、怒った顔、泣いた顔、困った顔、様々だわ~
そこへ、娘のグレコ子も~
なんとも面白い顔だ~
孫にグレープおばさんが作ったフニャフニャ人形を見せたら
グレナイちゃん、大うけ~
「ばあちゃん、グレナイもつくりた~い~」
グレープおばさん、俵の
グレナイちゃんマジックでお顔をかきかき~
何とか出来上がり~
お手々は、違う色の
グレナイちゃんのアイデアーで、
違う色の
出来上がった後には、
フニャフニャ人形でままごと遊び~
そして、今日の昼の汽車で札幌へ帰りました。
もちろん、グレナイちゃんが作った
フニャフニャ人形も札幌へお供しています~
また、遊びにおいでよ~
名付けてフニャフニャ人形・・・
自分が子どもだった頃に夢中になったもの、今でもとてもなつかしい。
子ども相手の仕事をずっと続けていたので子どもの世界の遊びの流行廃りの激しさも一緒になって体験していました。
でも、昔取った杵柄でコマやベーゴマを簡単に回してやると子どもたちの私を見る目が変わるのがおもしろかった。
さて、乳酸菌・酵母。奥が深いです。
黒糖や加工黒糖、粗糖には糖蜜が含まれていて、その中には乳酸菌が生きています。数はすくなくとも酵母も頑張っていきているんですね。
白糖には乳酸菌も酵母もいません。で、白糖を使った乳酸菌液には黒糖を浸かった者に比べて酵母が少ないようです。
しかし、白糖乳酸菌液は10日かそこらで pH3.0強になります。乳酸菌の数も多いです。
なぜなのか。いろいろ試していますが、とぎ汁培養・米ぬか培養・玄米浸潤培養では2日後に黒糖を入れますが、それは最初から黒糖を入れると酵母が増えてしまって乳酸菌の増殖が抑えられてしまうからだと私は推量しています。これはたぶん正しいでしょう。
ところが白糖の場合、実は最初からあら塩と一緒に培養液に入れた方がよいみたいなのです。最初に入れると、2日後に入れるよりも半日から一日早く pH3.5 に達します。
思うところあってこの気温の高い時期にホットマット上に培養液のボトルを置いてさらにカバーを載せるという、普通に考えると無用な実験をほぼ2か月続けています。そうすると、この時期なら普通は4~5日で pH3.5 になるのですが、ホットマット+カバーだと 3日で 3.5 に到達します(黒糖や白糖を2日後に入れた場合)。
ところが、白糖を最初に入れたとぎ汁培養液や米ぬか培養液はなんと2日後に 3.5 になります(遅くとも2.5日)。そして玄米浸潤培養液の場合は24時間後に濾し取った浸潤液とぎ汁とを一緒にして培養液を作るときにあら塩と一緒に白糖を入れるとやはり翌日、つまり浸潤から2日後に 3.5 に到達するのです(こちらも遅くとも2.5日)。
酵母は白糖よりも黒糖の方がお好きなようです。というより糖蜜が好きなんでしょうね。乳酸菌はどちらもお好み。白糖だと酵母が遠慮するので乳酸菌は思う存分増殖することができるのではと思っています。
というわけで、現在は米粉の代わりに白糖を少し入れた米ぬか培養の実験中。予想が正しければ残りの白糖を1日後に加えて2日後には 3.5 になるはず…。
まあ、私の予想は外れることが多いので半分期待といったところです。
近くに住んでいれば大好きな野菜を頂けるのになあ、などと思いながら記事を拝読しています。
コメントのタイトル「発砲はこわい(笑)」にした理由。まだお気づきではないみたいですね
さて、白糖を最初に入れて2日後に 3.5 に到達するのは夏場の気温の高い時期にホットマットの上に培養液のボトルを寝かせてその上をさらにカバーでおおった場合です。この時期だとカバーをしたホットマットの上は 34℃になっています(秋~冬は31、2℃です)。
米乳酸菌は高い温度が大好きなので 50℃くらいまでなら環境温度が高ければ高いほど増殖率が増します(栄養分――糖――があれば…ですが)。
私の住む団地は北側に山の尾根の終端部が迫る狭い河岸段丘の上に建っています。南側は国道が走っていますが、その向こうは崖になっていてすぐ下を川が流れています。川の向こう岸にはちょっとした河川敷があって、民家が十数軒と田んぼと畑がやはり十数枚あります。その上に JR線の鉄橋がかかっています。
そんな環境ですので昼間は気温が上がっても夜間や明け方はけっこう気温が下がります。この夏は比較的涼しくて、晴れた日でも昼間はせいぜい 32℃くらいで暗くなると 30℃前後、そのうちに 28~9℃に落ちて 10時過ぎには 27℃になります。明け方は寝ているので気温がどのくらいになっているか分かりませんが窓を開けて寝ると寒くて目が覚めるのでそれなりに下がっていることは確かでしょう。
というわけで、ホットマットを使わずにふつうに培養すると、この時期はだいたい暖かい場所におけば4~5日で pH3.5 になります。春・秋は 5~6日、冬場は暖かい環境でも一週間以上かかると思います。できるだけ早く完成させたいと思って昨年の秋からはホットマットを使っています。最初はカバーなしで5日かかっていましたが 12月の中頃にカバーをしたところ4日で 3.5 になることが分かりました。それ以来今年の 4月末まではホットマット+カバーで培養していました(ほとんどの培養液が4日で 3.5 に到達)。
玄米浸潤培養を本格的に始めたのが 5月初旬。5月末からは白糖を使った玄米浸潤培養を開始し、途中で白糖乳酸菌液を使った乳酸菌風呂に入りたいなあと思ってから再びホットマット+カバーで培養をするようになりました。2日で 2リットルの培養液が得られるので乳酸菌風呂に必要な 20リットル超を作るのに1か月弱かかりました。
前の乳酸菌風呂は5月下旬~7月下旬の2か月で終了。白糖乳酸菌風呂を7月25日に開始し現在もそのお風呂に入っています。白糖乳酸菌液に酵母が少ないことが分かったのはこの白糖乳酸菌風呂を始めたからです。黒糖乳酸菌風呂は開始してから数日で酵母が増殖して昼間は甘酸っぱい香り、沸かすとほんわかしたイーストの匂いがするようになるのですが、白糖乳酸菌風呂は10日以上経ってもイーストの匂いがあまりしないのです。
それで顕微鏡で確かめたところ黒糖乳酸菌風呂のときはものすごくたくさんの酵母が見られたのと比較して、白糖乳酸菌風呂には酵母が少ないことが分かりました。乳酸菌は十分増えていて、風呂水の pHも 4.0弱になっていました(現在は3.5強)。
培養した乳酸菌液についても白糖乳酸菌液は黒糖乳酸菌液よりも培養終期の発砲量が少なく、酵母の数が比較的少ないことが判明しました。黒糖と違って白糖の場合は色の変化がありません。黒糖乳酸菌液の場合は終期に酵母が増えると培養液の色が薄くなるので酵母が増えたことが分かります。
白糖乳酸菌風呂のことと白糖を培養初日に入れることはいずれブログの記事として書こうと思っています。そのために必要な確認実験を現在しています。培養初日に白糖を入れることはブログのコメントで書きましたが、読んでいる方はあまりいないと思いますので実質上公表するのはこのコメントが初めてです。
白糖乳酸菌液を使った浅漬け、私も作っています。市販の大根や茄子にも乳酸菌・酵母がいることを確認しました。
あら塩+白糖を同時に投入したいと思いますデス。
グッドタイミングに拝読させて頂き、感謝ー!
先日コメントした例の菌坊さんの乳酸菌液ですが、
一週間経過し、益々異臭が強くなってきました。
最低でも一カ月・・・とブログに書いてありましたが、
毎日悩んでました。(捨てるor捨てない)
今朝思い切ってこの液で豆乳ヨーグルトを仕込みました
デス。同時にとぎ汁でもね。
菌坊さんの方が早く固まり、ホエーがいっぱいのユルユルヨーグルトになったので、ホエーから第二弾を仕込んだのです。多分臭いは第二弾のほうが和らいで仕上がるきがしてます。
菌坊さんの乳酸菌液は、熱々のナポリタンに生まれて初めて粉チーズをかけて食べた時の記憶がよみがえってきました。
これが美味い!に変わる日がるのですから、まだあきらめずに挑戦し続けます。
昨日はお昼過ぎから断続的に雨がたくさん降り、一日中気温が低く湿度の高い日でした。昨晩遅くに雨は上がりましたが上空はずっと雲に覆われていて、今朝は肌寒いくらい(26℃)でした。今は27℃、湿度72%。空が明るくなってきて、南にある東西に連なる低い山々にかかっていた霧が上がり始めましたのでこれから晴れそうです。
《玄米浸潤培養液》
グレープおばさんのなさっている、「玄米浸潤液+白米とぎ汁」にはデンプンが十分含まれているので米粉などを補う必要はありません。お考えは正しいです。玄米浸潤液には米とぎ汁にくらべて沢山の乳酸菌がすでに増殖しています(玄米に含まれるデンプンを分解したブドウ糖を摂取して)ので培養初期のデンプンは少なくても大丈夫です。
私が5月初旬に始めた玄米浸潤培養では、24時間浸潤させた浸潤液と、発芽させた玄米のとぎ汁とを合わせて培養液にします。とぎ汁にはわずかながらデンプンが含まれているので米粉などを補う必要がありません。そして、この方法では1合の玄米から1リットルの培養液が得られます(とぎ汁培養では1合の白米から500mlの培養液が得られる)。
この「玄米浸潤培養」の方法については
<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(10)――〔探究編4〕玄米浸潤培養液>
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-281.html
という記事を6月3日に書きました。グレープおばさんはまだお読みではないのですね。
なお、黒糖の代わりに白糖を使う場合には、浸潤させてから24時間後に培養液を作る際にあら塩と一緒に白糖を入れると乳酸菌の増殖が早まります。酵母も増えるのではないかと思います。
また、発芽玄米をミキサーにかけてさらに発酵させたものは、サムライ菊の助さんという方が「生玄米ヨーグルト」と名づけているものですね。その詳細は〔サムライ菊の助「畑日記」〕というブログの
<秘伝!生玄米ヨーグルトの作り方>
http://ameblo.jp/kikunosuke18/entry-10210514733.html
に載っています。2009年2月18日の記事です。サムライ菊の助さんは糖は入れないようですが…。
野菜酵素というのは広義のリジュベラックですね。
野菜には乳酸菌や酵母・麹などの発酵微生物が共生しているので、これを水に浸けてうまくコントロールすればこれらの微生物が増殖して発酵物ができますね。乳酸菌がいるのであら塩や糖を入れなくても大体 pH4.0 くらいにはなるので雑菌(腐敗菌・食中毒菌)は排除されると思います。塩や糖を入れれば乳酸菌や酵母がさらに増えて発酵がより進むと思われます。大量の泡は酵母が大増殖している証拠ですね。
野菜酵素には野菜から水に溶け出した様々なビタミン類やデンプン・タンパク質・糖などの栄養分やさまざまな酵素が含まれているのでとても栄養価の高い飲料です。またそれらの酵素の働きでデキストリンやブドウ糖、アミノ酸ができるのでおいしい飲み物になっていると思います。
添加した黒糖や白糖の主成分であるショ糖は分解されてブドウ糖と果糖になりますが、野菜酵素水にはデンプンが分解されてできる中間生成物の麦芽糖やデキストリンが含まれており、最終生成物のブドウ糖も加わって白糖や黒糖の主成分であるショ糖とは違った風味のある甘みがすると思います。また、糖を沢山入れるなどの条件によっては長期間発酵させた酵素水には酵母がブドウ糖や果糖を消費して無気呼吸する際に作られるエタノール(アルコール)ができている可能性があります。なお、エタノールが大量に生成されると(つまりお酒になると)乳酸菌は死滅します。普通の酵素水ではまずあり得ませんが…。
というわけで、酵素水、酵母液、乳酸菌液等はすべて広義のリジュベラックの仲間であると言ってよいと私は思っています。
「米粉の代わりに白糖を少し入れた米ぬか培養の実験」
一日後の PHが思ったほど下がっていなかったのでこれは駄目かなと思ったのですが、エイヤッとやってしまいました。その上、白糖を入れるつもりだったのになんと黒糖を入れてしまいました。大失敗です。今日になって培養液の蓋を開けた途端にあわや大噴出。すぐに蓋を閉めたので大過なきを得ましたが…。思いもよらず酵母が大増殖してしまったようです。pH は 4.5強。これでは当分の間は pH4.0 程度で高止まりですね。
さて、私が白糖を使った米乳酸菌培養を本格的にするようになったきっかけは、
<乳酸菌風呂に対するネガキャン――ニセ科学批判とエア御用>
という私のブログ記事に頂いた roujinさんという方のコメント http://p.tl/pCrt- を読んでからのことです。
roujinさんはインドネシアの豚小屋で飼育している豚の疫病や下痢を抑えるために豚に乳酸菌液を飲ませる実験を行って大きな成果を上げることに成功したそうですが、現地では黒糖やあら塩などの資材が手に入りにくいために白糖と食卓塩を使ったとのことでした。
また豚 50頭に毎日 100ml ずつ乳酸菌液を飲ませる必要があったので大量の乳酸菌液を培養するために種菌としてとぎ汁培養液の沈殿物も利用したと書いておられます。
それを読んで私も沈殿物を利用した乳酸菌液の実験をしてみた結果、確かに乳酸菌液ができることを確かめました。それについては
<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)――〔基礎編〕米乳酸菌を培養してみた>
という記事に「培養液の沈殿物と沈殿培養液」という項 http://p.tl/ZD5L- を追加しました。この項では沈殿物に関して「パック代わりに顔に塗っている」とコメント下さったグレープおばさんのこともちょこっと触れています。
というわけで、酵素水やヨモギ乳酸菌培養液を濾し取った際に残る野菜やヨモギを使ってさらに酵素水や乳酸菌液を作るというグレープおばさんの日常的な実践は至極合理的なものだと私は評価しております。さまざまな発酵液に挑戦なさっているグレープおばさんの実践力(パワー)と旺盛な好奇心には頭が下がります。
《玄米浸潤培養》
>玄米浸潤培養にデンプン粉を入れて培養していました。
そうでしたね。
玄米リジュベラック:「玄米を浸した発酵水」のこと。1日後の水は捨てて、以後1日ごとに得られる発酵水を飲用するのが一般的。玄米の中に住んでいた酵母や乳酸菌などの発酵微生物が玄米の中にある酵素と栄養物を利用して増殖・発酵している。この中には玄米の中から溶け出した酵素や発酵微生物が作り出した酵素によってでんぷんやタンパク質などが分解されてできたデキストリンやブドウ糖、アミノ酸、ミネラルなどが含まれている。
私が玄米浸潤液を使った実験を最初に始めたのは、れんさんという方の「研いだ古々米の玄米を水に浸けた(12~24時間)ものを使って乳酸菌液を作っている」という投稿を飯山さんの掲示板で読んだのがそのきっかけでした。そのときこの玄米リジュベラックのことが頭の中にあったこともあって、「培養液には浸潤液を使う」という固定観念にとらわれていたのですね。
で、浸潤液にはデンプンがあまり含まれていないので培養液にはデンプンとして米粉を補うという方法を採用したのでした。グレープおばさんにアドバイスを差し上げたのはちょうどその頃でしたね。
それで、グレープおばさんは水に浸した米をミキサーにかけて乾燥させた米の粉を使ったりいろいろ工夫をなさったのではないかと記憶しています。そしてさらにデンプン源として白米のとぎ汁を使うという方法を考え出されたのではないかと推測致しました。
>玄米浸潤培養にデンプン粉を入れて培養していました。そこで、ふと思ったんです、発芽玄米と白米を混ぜて炊いているので、この白米のとぎ汁と入れたら合理的かもって、で、この方法に変えてみました。
その通りだったんですね。
「浸潤液を濾し取ったあとの玄米は炊飯して食べる」のがれんさんの実践をなぞった私の実験では、最初のうちはざるに残った玄米をそのまま釜に入れ水を加えて炊飯していましたが少し匂いが気になったため、ザルに残った玄米をもう一度研いでから炊飯するという方法に切り替えました。
そんな風にしているうちに、そのとぎ汁がわずかながら白く濁っていることに気がついて、「ああデンプンが出ている」と思い、それならこのとぎ汁を浸潤液と一緒に使えば米粉を補う必要はないのではないか、と思い至ったわけです。
それで、浸潤液だけでなくザルに残った玄米を研いで得られるとぎ汁も一緒にした培養液を使った玄米浸潤培養の実験を繰り返した結果を
<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(10)――〔探究編4〕玄米浸潤培養液>
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-281.html
という記事に書きました。この方法のいいところは米粉を補う必要がないだけでなく1合の玄米から1リットルの培養液が得られるという効率のよさだと自負しています。
>ここの所がよく分からずにいました。
そうなんですね。私も記事を書きながら「浸潤液と、ザルに残った玄米のとぎ汁とを使う」という表現の分かりにくさには悩みました。要するに「24時間浸した水だけでなく、同時に得られた浸し米のとぎ汁も合わせて培養液として使う」ということです。そして「浸す水の量は少なめ、玄米表面から 深さ 1~2センチくらいにする」というのがポイントです(炊飯するときの水加減と同程度)。そうすることによって「1合の玄米から(浸し水+とぎ汁)で1リットルの培養液を得る」ことができるわけです。目安としては「玄米1合あたり浸し水 350~400ml、とぎ汁 650~600ml」という感じでしょうか。私はかなりいい加減に目分量でやっていますが…。
《酵素水》
>実は、乳酸菌、酵母、酵素で、頭の中がごちゃごちゃになってしまい、色々疑問が湧いたりしていました。
「野菜酵素」というときの「酵素」は「酵素水(酵素を含む水)」ですね。同様に「野菜酵母」というときの「酵母」は「酵母液(酵母が発酵した液)」のことです。
それに対して「乳酸菌液には乳酸菌や酵母・麹が入っている」というときの「酵母「麹」というのは「酵母菌」「麹菌」という生き物を指していますし、「とぎ汁培養液や玄米浸潤培養液にはデンプン分解酵素が含まれている」というときの「酵素」は酵素そのものです。酵素は生き物ではなくタンパク質の一種であり化合物です。酵素は生物が作り出す化合物なので、デンプンとか脂肪・ビタミン…といった有機化合物の仲間に入ります。
タンパク質は煮たり焼いたりすると変質するので酵素も煮たり焼いたりすることで変質してしまいます。変質した酵素は栄養分を分解する働きを完全に失ってしまい元には戻りません。また、酵素は低い温度ではその働きができなくなってしまいます。ただし変質はしないので適温に戻れば再び酵素としての働きを取り戻します。
玄米リジュベラック
>毎日水を取り替える
そうですね。長い間同じ水に浸けたままにしておくと玄米特有の匂いがするようになります。玄米リジュベラックは1日ごとに浸けた水を飲みますが、何度も繰り返しているとやはり匂いがきつくなります。気になって飲めなくなったら終了ということだと思います。
生玄米ヨーグルトを作る場合は、乳酸菌がある程度増殖した頃を見計らってということだと思います。
生玄米ヨーグルトですが、要は乳酸菌が沢山増殖していることが大事なのでグレープおばさんの方法でも構わないと思います。ミキサーにかけるには水を入れる必要があるので水の代わりに浸潤液を入れるのは乳酸菌の数とかあるいは浸潤液に含まれるいろいろな栄養分や酵素のことを考えるとグレープおばさんの方法は匂いさえ気にならないのならとても合理的だと思います。糖を入れるのも乳酸菌が利用しやすい栄養源という意味でこれも合理的です。
日数もかからないし、いいのではないですか。発酵してしまえば匂いも薄れるのではないかと推量。
おばさまのブログで、シカゴさんに質問する
無礼をお許し下さい。
また、シカゴさんにも、この場をおかりして
申し訳ありませんが、質問させて頂きます。
玄米リジュベラックについて、シカゴさんの
ホームページでも勉強させてもらっていますが、生玄米ヨーグルト を紹介している菌坊さんの「玄米浸潤液」は、全く水を変えずに
最低でも一カ月、臭いが薄まるのは1年以上
かかるとの事です。
私はこれを10日くらい前に仕込み、様子を伺っていますが、臭いが強烈です。
酵母と思われる白い泡状の浮遊物もかなり
湧いてます。発泡は少しずつ収まりましたが、
逆さまにするとシュワシュワと結構出ます。
土曜日にこの液で、豆乳ヨーグルトを作ってみました。臭いは繰り返し作っていくと、第4回を過ぎると、全く感じられなくなり、とぎ汁乳酸菌よりもマイルドにさえ感じられるようになってきています。さらに固まるスピードが凄く早いのに驚かされました。
先ほど夕食前に仕込んで、1時間もしない内にトロミができ、同時に仕込んだとぎ汁の方は液体のままです。
この菌坊さんの玄米リジュベラックは、どのような物なのでしょうか?(成分や、臭いの元は何なのか等)
シカゴさんにお聞きするのは、おかしいと思いつつも、研究されている過程でご存じの事があれば、是非ご教授願いたく、この場をおかりしてお願い申し上げます。
あまりお役に立てそうもないのでちょっとためらっています。
第一:菌坊さんの「玄米浸潤液」がどんなものなのか私には分かりません(作り方・管理法)
第二:菌坊さんの「玄米浸潤液」は最終的にどういうものを手に入れるためにそんなに長い期間発酵させるのか、その目的が分かりません。
第三:私は48時間を越えて玄米を浸潤させた経験がありません。
以前実験的に行ったこと:1合の玄米を500mlの水に浸して24時間置き、その浸潤液を濾し取って乳酸菌培養液を作り、ザルに残った浸し玄米を新たな500mlの水に浸して24時間後にまた浸潤液を濾し取って2回目の乳酸菌培養液を作り、さらに浸し玄米を500mlの水に24時間浸して…。
これを5回繰り返して都合5本の乳酸菌培養液を作る。それぞれの培養液には最初にあら塩を入れ、1日おいて黒糖を入れる。すべての培養液が 5~8日で pH3.5 に到達。
この実験は二度やりました。ほとんど同じ結果になりました。
この実験中濾し取った浸潤液それぞれを顕微鏡で観察しました。
どれも乳酸菌の数が多いのに驚きました。1日おいたとぎ汁培養液に比べるとその違いは歴然。酵母の数もやや多めでしたが、こちらはびっくりするほどではありませんでした。酵母は数日経たなければ大きな増殖はしないようです。
玄米浸潤液には乳酸菌の小さなコロニーが点在しているのが観察されました。これはとぎ汁培養液には見られないものです(10日ほど冷蔵庫に保管した豆乳ヨーグルトの乳清でこの小コロニーを見たことがあります)。コロニーでは乳酸菌が同じ方向に向きを揃えて密集しています。
1日浸潤させたものにこれだけの密度の乳酸菌がいるのですから長期間浸潤させ続けるといったいどのくらいの乳酸菌が増殖するのか。相当の数の乳酸菌がいるのだろうと思われます。そんな状態では酵母はそれほど増殖できないかもしれません。
10日も浸潤させ続けた液を使って作った豆乳ヨーグルトが短い時間でできるというお話は上記の乳酸菌の数を考えると納得できるものですし、そのヨーグルトを種にするとさらに短時間でできるというのも私の経験からはうなずけます。ただし1時間でとろみができるというのは想像以上の早さですね。
それで、上記の実験では2本目、3本目…と繰り返すにつれて匂いが強くなって行きました。最後の5本目は相当きつい匂いがしたという記憶があります。
でも、この匂いの元が何なのかは私には分かりません。
申し訳ありません。お答えできるのはこの程度です。