残暑と呼ぶにはあまりに暑すぎて、やになっちゃいました。
「まぁいいじゃないですか、大雨で車が流されないだけ」
「だってぇ、今日だってさぁ、曇りか雨のわけだったんだよ、それがなんじゃいな、夏の太陽こんにちわの、カンカン照りのムッシムシじゃん、あ~~~~アジィ~~~~~~」
同僚の言うとおり、大雨で大変なことになっている地区を思えば文句も言えないんですがね。
「バブさん、ここの信号って何の意味があるんでしょうねぇ?」
突然の質問で写真を撮ることは出来ませんでしたが、こんな感じの三叉路の信号なのでありまして
つまり、信号が見える方向からは歩行者も車も来ないのです。
「きっと、道路財源が余ったからじゃないの」
って、これは冗談ですが、ほんと何の意味があるんでしょう?分かる方がいらしたら教えていただけませんかねぇ?(写真も無しにこんな下手くそな図じゃ、分かるわけもないか)
「ところでバブさん、信号といえば、信号の電球っていつ取り替えるか知ってます。」
「あ~~????・・・・・夜中に車が通らないのを見計らって取り替えんだろう」
「じゃあ、交通量の多い国道なんかは?」
「・・・・・・だから・・・・」
「信号機が作動しなかったら事故起きますよ。」
「・・・・・・う~~~ん、逆に昼間、そう明るいときに仮設信号とか、手信号しながら交換すんだよ、きっと。・・・・・っていうか、今はほらLEDが主流だから、交換しなくても大丈夫なんじゃないの。というより、そんなのどうでもいい話だし」
自分が知らないことを突っ込まれると、ついつい話をそらしてしまう、私の悪い癖ですね。
「じつはですねぇ、信号って赤・黄・青全部がいっしょに点いているって事は無いじゃないですか。だから、赤が点いているときに青を交換して、青が点いているときに赤を交換して、黄は赤か青どちらかが点いているときに交換するっていう高度な技を使ってんですよ。」
「ほんとかぁ~~~?!おまえ見たことあんの????」
彼に言わせると、そんな工事はしょっちゅうやっていて、知らぬ間にそれをやってしまうから目立たないし、凄いんだというのです。
「信号機の電球脱着は簡単に出来るような仕組みになってるんですよ。だからちょっと馴れた者なら大丈夫なんだそうですよ。」
私には、どうも眉唾のように思えてならないのですが、真意をご存じの方、あるいは「俺がその脱着をやってんだよ」って方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんでしょうか?
今日は、仕事中にこんなくだらない事で盛り上がったという、じつにどうでもよいお話でありました。
さて、今日の一枚は、マル・ウォルドロンです。
プレスティッジにおける四部作の仕上げは、それまでの三作とは違いホーン抜きのトリオ演奏でした。これは、前年からビリー・ホリディの伴奏者となったことが深く関わっているという説もありますが、どうだったんでしょうか?
でも、この人のピアノは、聴く時代というか、出会った相手にかなり影響を受けつつ変化していくところに面白味があるのかもしれません。
ここでは、ビリーの影響を大きく受けているのかどうかの理解力は私にはありませんが、「黒い情念と哲学」といったイメージは、出会う人達によって変化していったマルの集大成を言うものであって、この時点ではそこまでの感覚は無いように私には思えます。
おっと、いつもながらそれが嫌だということではないんですよ。ジャズ・ミュージシャンが、演奏相手、いや他のミュージシャンとの出会いだけでなく、時に社会環境や地域文化だったり宗教だったり哲学だったりに出会うことで演奏が変化し、独自のスタイルを生み出していく、それはジャズの魅力以外のなにものでもないと思います。
私は、マルには、後にエリック・ドルフィーと出会ったとき、それを強く感じるのですけどね。
MAL 4 / MAL WALDORON
1958年9月26日録音
MAL WALDRON(p) ADDISON FARMER(b) KENNY DENNIS(ds)
1.SPLIDIUM-DOW
2.LIKE SOMEONE IN LOVE
3.GET HAPPY
4.J.M.'S DREAM DOLL
5.TOO CLOSE FOR COMFORT
6.BY MYSELF
7.LOVE SPAN
おまけ、
今ふと思ったのですが、あの三叉路の信号機は、ひょっとて原付バイクと自転車用、つまり直接右折できない車両用のもの?
でもあの交差点で、二度待ち右折をしてるの見たこと無いけどなぁ・・・・・