最初に
チューリップバブル
南海泡沫バブル
の章を読んでいたのですが
ワタクシのトンマな脳みそには
少々難しいのか?
内容があまり呑み込めませんでしたw
が
1980年代
日本のバブル経済の章に入ったら
俄然面白くなってきました
日本のバブルはアチコチの書籍や
先輩たちから教えてもらっておりましたが
自分は全然解っていなかったようです
(飲みトークで先輩達からバブル時代の武勇伝・エピソードを聞いたりするのは大好きです)
80年代後半から90年代前半にかけて
学生だったので
ワタクシはバブル経済を経験しておりません
この本の著者は外国人ですが
日本のバブル経済を
かなり詳細に把握して
書いておりますね
逆に
日本人はこの内容を書けないだろうなぁ
と思いますね
政治系、組織系の話が
実名入りで生々しくてですね
邦人が書いたら消されてしまうんじゃね?
と思いました
政治家が利を獲れるような状態になると
経済のルールが変わってしまい
とんでもない方向にいく事が解りました
当時の日本人の異常現象というか異常行動は
30年経過してから読むと
面白い興味深いものがありますね
バブル当時は
証券会社と新聞社が繋がっていて
報道を有利な方向(仕向けたい方向)に持っていく
と言う描写がありました
なんだか今の時代と通じるものがあります
そういう事は
事変の終わった後に
明るみになるのですね
何にせよ
この本に出合えてラッキーでした