久しぶりに家族が揃ろったので近隣のキャンプ場へ「なべっこ」に行くことに。天気予報は下り坂であったが、思いの外良い天気となり、空気の澄んだ秋の行楽を満喫した。
今日はテーブルをColemanのファイアプレイスとUNIFLAMEの焚き火テーブル。椅子はColemanのコンパクトフォールディングチェアで低目のセッティングとした。
自分的に焚火台は泊まりは焚火も楽しむのでSNOWPEAKの焚火台を、ディキャンはコンパクトなUNIFLAMEのファイアグリルを選択している。今日はUNIFLAMEのポッドトハンガーがデビューだったので、どうしても鍋物をやりたかったが、まずは手始めにサザエと海老の網焼きとした。
子供たちは熱々のサザエつぼ焼きの身を取り出すのに苦労している。
その後、肉を炭火で焼いて食す。自分は運転があるので残念ながらノンアルビール。
そしていよいよ本日のメイン料理「きりたんぽ」の登場。ポッドハンガーの出番となった。
細身のステン棒でも精密な作りとメカニカルな外観が趣味心を満たしてくれる。もちろん焚火ツールを掛けられるハンガーも便利。
仙台にいる大学生の長男が帰省していて今回久しぶりに参加した。数日前に仙台で交番が襲われ警官が殺害されるという凶悪な事件が発生。そしてその犯人が大学生と知って愕然とした。通う大学は違うが、自分も同じ世代を持つ親として教育面で何か間違いがなかったか、自問してしまう。
普段物静かで真面目な若者が凶行に走ってしまうのは何故なのか?
まずは殉職された方のご冥福を祈りたい。
キャプテンスタッグのステンレス鍋はこの「きりたんぽ」用に入手したもの。身厚で大きさも手頃で付属のザルと木蓋がとてもいい感じ。キャプテンスタッグはパール金属という金属加工会社が立ち上げたアウトドアブランドで、価格帯はリーズナブルでも製品作りは確か。SNOWPEAKやUNIFLAMEと同じ新潟県は三条市付近に本社があるのも頷ける、隠れた存在の優れたカンパニー。
SNOWPEAKのフィールドキッチンテーブルはディキャンでも結構使える。調理台と収納を兼ねているので、つい雑然とするサイトの整頓に役立つ。ひいては「インスタ映え」にもつながるのだ。
UNIFLAMEのクーラーBOXスタンドにはSNOWPEAKのソフトクーラー18とこの日デビューのガビングキューブ。本来はゴミ箱だが容量があるので軽量で細々とした物の収納に便利。
帰り際に発見したオールSNOWPEAKのサイト。ランブリ1基と他はアメドが殆ど。張りに来た人達は一旦帰ってしまったようで、明日からの連休に備え、団体でキャンプをするための陣地取りのようだ。若い頃に経験した観桜会の場所取りを思い出した。
このキャンプ場は市街地からも近く利用料も安価なので、好天なら連休中は相当混むことが予想されるが、残念ながらこの後の予報は雨。しかも結構まとまった雨が降りそうな予感。それでも豪雨でない限り雨の日のキャンプも撤収以外は結構楽しい。大きな幕を張らなければ撤収もそれなりだ。気を付けなければいけないのが、濡れたままのテントを放置するとカビるので、自宅に持ち帰ってから必ず乾燥させてから収納しなければならない。カビに汚染されたテントは売り物にならないから。
昨日の豪雨が嘘のように一夜明けると爽やかな秋晴れとなっていた。朝夕と用事が入っていたので、山へ行くことも出来ず、仕方なく近くのキャンプ場へディキャンに出かけた。
最初は炭火でダッジ料理を作ろうとか考えていたが、時間が経つにつれだんだん億劫になってきて、結局コットで昼寝をすることにした。
アルペンブランドのコットにUNIFLAMEの焚き火テーブルとクーラーBOXスタンドなど、必要最低限の用具と遮光効果は少ないけれどタープはミニマム思考でペンタシールドにした。
タープ内は爽やかな秋の涼風が駆け抜け、陽が陰ると肌寒い程。逆に陽が射すと9月上旬とはいえ夏の陽射しがタープ内の温度を一気に押し上げる。
お楽しみの昼食タイムはスーパーのお寿司と"なめこ"のお総菜。運転があるのでビールは残念ながらノンアルコールに。
食後のコーヒータイム。スーパーで買ったチョコレートをクーラーボックスに入れ忘れたので、融けてベトベトになってしまった。氷で冷やしても形は崩れ、食べずらい事この上ない。
帽子はこの日デビューのOutdoorresearchのサンハット。最初に購入したMサイズは小さかったので子供へやり、自分用にLサイズを買い直した。新しいせいか、なんとなくカタチが様になっていない。
この日は他にソロのスノーピーカーとファミリーキャンパーが2組居た。ソロキャンパーはヘキサとヴォールトらしきテントで小川張りをしていた。もしかしてニューアイテムのエントリーパックTTかもしれない。「好きな人が居るんだなぁ」と自分を棚に上げ感心してしまった。(苦笑)
最近のお洒落キャンパー達はSNOWPEAK離れが進んでいるようだ。海外メーカーのテントやタープに木製の家具、ビンテージ物のキャンプ道具など、ファッションに敏感な彼らは他サイトと用具が被るのを嫌うのだろう。ファッションにも拘り、それはそれで個性があって大変素晴らしいことだと思う。
右を向いても左を向いてもSNOWPEAKやColemanだらけだったキャンプ場が徐々に変わっていく...
そんな中、自分は流行に左右されることなくずっとSNOWPEAKを使い続けていこう。キャッチーで高品質な製品は中高年層にとって何より安心感がある。旧カラーのテントやシェルターでも臆することなく張れる時代がようやく到来した。
あのピルツで有名な小川キャンパルが梼Yしたとのこと。また、コールマンジャパンは以前、小売店に対し安売りをしないよう圧力をかけ、公正取引委員会より排除措置命令を出されていた。
キャンプ用具の業界も少子化の影響なのか、厳しいのだなと感じた。