近隣のキャンプ場へ娘と久しぶりにキャンプに出かけた。今回は約1年ぶりのキャンプ、前日半日仕事をしてから向かったので、キャンプ道具は最小限に。前室の広いSNOWPEAKのランブリ4LXと念のため、爆イビキ対策として一人で寝られるペンタ+ペンタイーズの2張構成とした。
ランブリは3年以上出番がなかったので張り方をすっかり忘れていて、前室を構成するクロスポールの立ち上げがどうしても解からない、結局娘にスマホで検索してもらい、ようやく張ることが出来た。
テントの底面にカビが生えていて、気持ちが悪いので除去するのに結構苦労した。
ペンタ+イーズも同様で暫らくぶりに張ったので要領を得ず、折角イーズのグランドシートを買っていたのに殆ど用をなしていなかった。
9月下旬でも日中は結構暑くて真夏の出立、Arc'TeryxのTシャツとMAMMUTの短パン、いずれも焚き火対策でcotton製。
セルフタイマーで撮っていたら目の前を何かが走り抜けた?
SNOWPEAKの焚火台L、夜の焚火タイムに備え明るいうちに着火。準備をしていた薪をうっかり実家に忘れてしまい途方に暮れたが、幸いにも管理棟で薪を販売していた。しっかりとした雑木の薪が結構な量で500円、キャンプでの焚火タイムは必須と考えているので本当に助かった。山シャツは以前知人からいただいたMILLETのウール混、ハットはMarmotのcotton製、火の粉が飛ぶので化繊の服は避けたい。
夕食は簡単でボリューミーなきりたんぽ鍋に生ハム、チーズ等々、お酒はビールに赤ワイン、ウイスキーととどまることを知らない。酩酊状態で娘との対局。戦績はオセロで1勝、将棋はへっぽこ極地でも2勝1敗であった。
更け行く闇夜に揺らぐ焚火、これがたまらない癒しのひと時。いつまで眺めていても飽きない。
酩酊はさらに進み、もはや写真すら焦点が合っていない。この後雪崩れるようにペンタイーズへ...寒さに目が覚めシュラフへもぐりこむ。朝方、近くの飛行場の音が煩くてなかなか寝付けなかった。
一瞬風邪?と思ったらイビキのかきすぎで喉が痛かった。
今日は少し遠出をして八幡平の焼山へ行ってきた。名湯、後生渇キ泉から登る比較的楽なコースで、車での移動に時間を要すため、短時間で登れる山とした。泥濘道でも緩やかなのでペースが上がる。1時間30分程で樹林帯を抜けだした。
好天に恵まれ樹林帯を抜けると絶好の眺望。この山は実に10年ぶりの再訪。
紅葉は僅かに色づいているが、まだもう少しかかりそう。10月上旬頃か?
避難小屋は改修中で中へは入れなかったが、外には20名ほどの高齢者のツアー客が休憩中で、とても賑やかであった。暫くすると玉川ルートへ降りて行った。
カルデラ湖がエメラルド色の水をたたえていて神秘的な風情。
遠目では蔵王のお釜のような湖、湖畔のあちこちで蒸気が噴出して硫黄の匂いが立ち込める。
樹林帯は暑くてこの時期はまだ半袖で十分、ボトムスは一応ロングパンツとした。MarmotのメッシュジップTの下に化繊速乾のアンダーを着用、膝に大分自信がついたので、この日はサャ^イは履かなかった。車中で正露丸糖衣錠を飲み、万全の態勢で臨んだせいかお腹も快調そのもの、完全復調か?
焼山の頂上は視界が開けていない。10年前のこの場所の記憶がないので、多分時間切れで頂上を踏まずに下山したのだろう、途中で暗くなってヘッデンを点灯した記憶がある。
何年かぶりにGPSを持参、樹林帯では衛星の補足が全く出来ず、結局捕捉できたのは避難小屋付近からで、往路は殆ど役立たずだった。それでも1度衛星を捕捉するとあとは快調にトラックを記録することが出来た。自宅でPCに接続するも、やり方をすっかり忘れていてダウンロードにしばらく時間を要してしまった。古い機器でしかも英語版なので操作を把握しきれない。最新のものが欲しいが高価で手が出ない。まあ、冬山以外ではあまり使う事が無いから現状で我慢するしかない。
好天でも樹林帯を抜けると結構風が冷たく、陽が陰るとシェルが必要な場面も。
帰りに温泉に入ろうと楽しみにしていたが、現地着が17時を回っていたため、日帰り入浴の受付時間を過ぎている。受付の方に頼んでみると快く承諾していただいた。慌ただしい入浴だったがとてもいい湯だった。
帰りは田沢湖に抜ける国道のゲートが夜間閉鎖するとの道路標識を見たので、北秋周りで帰路に就いた。
夏休み中の娘を連れて秋田駒ケ岳へ行ってきた。国見から上る予定が帰ってから部活の練習があるとのことなのでいつもの通り軽~い8合目から登ることにした。ここにも「熊」の看板が。
この日は大晴天でいつもはガスで覆われる男女岳もクッキリハッキリと見える。まだ木々の紅葉も始まっていない。
花が終わって紅葉もまだなのに相変わらず人気の高い山で駐車場はほぼ満車の状態。大勢の登山客が登っていた。今日は比較的高齢の方が多い感じ。
男岳頂上からムーミン谷。娘曰く「カビの生えたプリンみたい」と...
もうちょっといい表現はないものかと思う。デリカシーの無さが際立っている。
ムーミン谷より馬の背を望む。「あそこの尾根伝いに登山道があるんだよ」と娘に説明すると真顔で「オネェ?」と聞いてきた。オネェじゃなくて尾根!と答えた。(笑)正真正銘の天然親子です。
今登ってきた男岳を望む。これもオダケヤマと言っていた。
ムーミン谷でツーショット。素晴らしい天気、山の神様に感謝です。
この後また腹痛に見舞われ、地獄の大焼砂登行となった。額から冷汗が流れ落ち、ヒーヒーフーフーとまるで妊婦のよう。娘はペースを上げてどんどん登って行くが全く追いつけない。
ようやく登り切り、駆け降りるように下って避難小屋トイレへ。
阿弥陀池をバックに間に合ってスッキリした様子。毎度シモの話で恐縮だが、最近腸の様子がどうも変だ。山で昼食をとると途端にグルグル言い始める。この状態だと怖くて山へ登れなくなる。この次は手始めにビールは飲まないことにしよう!
キャップ&山シャツのペアコーディネート。キャップ両者ともOR、山シャツはパパMarmot、娘berghaus。夏用のポリ製山シャツもそろそろウール混のものに切り替え時期か。