最近の外歩きの延長で久しぶりに身近な「森」の散策に出かけた。積雪は例年に比較して非常に少ない。
楢枯れ病が蔓延しているらしく、枯死した樹木に伐採の目印が記されている。
伐採後はビニールで覆われているのが普通だが、これは未だ未処理のものと思われる。
この日の日中の気温は3℃位。動かないでいると結構肌寒いが、歩き出すと一気に体温が上昇して汗ばむほど。
トップスはMAMMUTの自社製コーティング素材ドライテックの軽量コンパクトなハードシェル。自社製素材でも新品購入のせいか、3年ほど使用してもコーティングの剥がれは未だ見られない。
余談だがPatagoniaのストレッチ素材のハードシェルはホルメンコールの専用洗剤で洗濯後、GRANGER'Sの防水処理をしたら、3レイヤー内側のコーティングがプチプチと剥がれ、そこら中が粉だらけになって廃棄扱いとなった。Patagoniaのコーティング物(H2No)はこのナイフブレードとストレッチマイクロバースト、トレントシェルと計3着駄目にした。PatagoniaのオリジナルH2Noは耐久性に疑問が残る。
反面、Patagoniaのフリースはとても良い。レギュレーターシリーズのR1、R2、R3に加え、街でお洒落なレトロXシリーズ、そして最近復刻のシンチラスナップT等々...なかでも登山ではR1やキャプリーンのミッドウェイトがとても使いやすく、メリノウール素材とともに必ずと言っていいほど選択肢に残る。
ついでに言えばソフトシェル類もなかなか良い。過去にはストレッチスピードアセント、ストレッチクルーシェル、ディメンジョンのⅠとⅡ、レディミックス等。フリースの裏打ち、1枚ものを併せて使ったが、生地は少しヨレるものの、DWR(撥水)耐久性もそこそこ。
ただ、ストレッチゼファー、ストレッチライト、ドラゴンフライなどのウインドシェル系は、袖のゴム製リブがすぐに伸びてしまうのが難点。
Patagoniaを含めて海外製品全般に言えるのは、とにかく袖丈と脚丈が長すぎる。
そういえば前述のホルメンコールの専用洗剤でホームクリーニングをした時のこと。この洗剤、輸入品らしく取説が英語で書かれていたので、使用量は感で判断。洗濯後に気づいて愕然としたのは、ナイフブレードの他にArc'TeryxのGammaLTジャケットの両ポケットがすっぽりと抜け、さらに同メーカーのGammaSVジャケットに至っては裾の接着剤が全て剥がれ、裾がズタボロになってしまったこと。古い製品とはいえ高価なジャケットを1度の洗濯で3着もダメにしてしまったのは大変ショックでかなり落ち込んだ。