キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

5年ぶりのスキー

2024-01-13 18:38:56 | 雪山・山スキー

実は5年ぶりはそうなんだけど今年の1月2日に続いて今回が今年2度目のスキー。

正月はアルペン(山スキー)で滑ったが、今回はテレマークを選択。あまりの天気の良さに

正月と同じ「たざわ湖スキー場」へ急遽出かけることにした。

用具は10年前に購入したk2(USA)セミファット板にBlackDiamond(USA)のテレ75㎜ビンデ

ィング。テレビンディングは現在NTNが主流のようでブーツは75㎜タイプと互換性は無

い。当方のブーツは旧GARMONT製(ITALY)で多少劣化はしていたが、壊れることも無く

使用出来た。GARMONTは現在SCOTT(Swiss)が吸収して製造販売しているとのこと。

ウェアはジャケットのみ中綿入りのものを購入。ELEVENATE(Sweden)というメーカーで、

北欧ではPeakPerformance(同)やHoglofs(同)と並ぶ人気のメーカーらしい。パンツは以前

からのバックカントリー用の中綿の無いArc'Teryx(Canada)のビブを流用。天気が良いの

で中綿が無くても大丈夫だった。

ゴーグルは以前のものがすべて劣化してしまい新調を検討するも結構高価で、やむなく

程度の良い中古のSMITH(USA)を購入した。

 

北欧ウェアブランドでは他にHOUDINI(Sweden)、Klattermusen(同)FJALLRAVEN(同)、

NORRONA(Norway)、テントメーカーではかの有名なHILLEBERG(Sweden)、Tentipi(同)、

NORDISK(Denmark)、ROBENS(同)、Bergans(Norway)、HELSPORT(同)メスティンで有名

なtrangia(Sweden)バーナーのOPTIMUS(同)、SUNNTO(Finland)はアウトドア用の時計や

ハンディGPSでは世界的なブランドだ。

いずれもオシャレなデザインとTHE NORTHFACE(USA)などと違って他人と被らないのが

いい。個性的でセンスがよい分値段も高め。

テレマークはやはり難しい!

身体が硬直して思うように滑れない。YOUTUBEで色々研究してイメトレは完璧のつも

りでも現場では全く通用しない!

ズラしの滑りでスピードを抑えることに専念。

テレ姿勢からターン開始時のフォールラインに向くのが怖くて焦って板を回そうとす

るため、バランスが崩れる。そんな不毛な滑りが続き下肢が悲鳴を上げる。

正月は雪不足でアイスバーンだったけれど、今回は大晴天でさらに雪質も申し分なく

本当に気持ちが良かった。スキーの醍醐味は味わえなかったけれど、まずは大満足の

1日となった。

昨年の暮れに勤務先の車で追突事故を起こしてしまった。

気づいた時には既に衝突した後で、激しい衝撃に思わず「死んだ!」と思った。

ノーブレーキの時速50㎞で路肩に停車中の4tトラックに追突したのだから車は当然

廃車。エアバックとシートベルトに助けられたのか、首の軽い捻挫程度で済んだ。

車の修理屋さんは「この程度の怪我で済んだのは奇跡ですね、きっとお母さんに助けら

れたんだね」と言っていた。それにしても相手がトラックで良かった。

乗用車だったら大変な怪我を負わせていたに違いない。

 

時折事故の衝撃がフラッシュバックのように蘇り、車の運転に自信を持てなくなってし

まった。

今冬、Snowpeakが運営する陸前高田のキャンプ場へ行きたいのだが、長距離を運転す

る自信が無い。娘には「免許返納だな!」と言われた。⤵

 

 

 


雪景色の渓谷

2023-01-13 22:23:07 | 雪山・山スキー

今年の正月は何をするでもなく、家でゴロゴロしていたのですっかり体が鈍ってしまった。

いよいよ外の空気を吸いたくなり、いつも当ても無い時に出かける渓谷へ。

去年は「秋田の冬景色」と題して雑誌に紹介されていたので多くの人が訪れていたが、

今年は週末にもかかわらず人気が全く無く静か。

この時期、例年より積雪が少なく気温も高め。少し歩いただけで汗ばんでくる。

誰も居ない静寂の中、渓流は絶え間なく流れ続けている。

暑いのでダウンは脱いで小脇に抱える。トップスのフリースはJackWolfskin。

ボトムスはGRIPSWANYキルトパンツで、暖かくて着心地が良くお気に入りだが、

前立てが無いのが難点。

殿渕から少し離れたところにある舟作まで新雪を歩く。新雪を歩く久しぶりの感覚が心地よい。

高齢の母親が長年独り暮らしで頑張って生活していたが、昨年ついに施設に入所することに。

本人が希望する自活の道を閉ざしたことについて、自責の念に駆られる毎日。

一昨年唯一の兄を病気で失った今、血縁者で相談する人もおらず、日々を悶々と過ごす。

岩から染み出す一滴の清水がやがてツララとなる。

短い時間ではあったが、静寂の雪景色を堪能した。

明けない夜は無い。やがて春が訪れることを願い帰途に就いた。

 


サイクリングロードの散策

2021-02-21 15:16:00 | 雪山・山スキー

  
ほとんども運動せずに家でも勤務先でもPCの前に座りっきりの毎日で、だんだん体の調子が悪くなってきた。山はさすがにハードすぎで足が向かず、2年ぶりに仁別のサイクングロードの散策に出かけた。

  
今冬は暮れから正月にかけて積雪が多かったものの、 2月に入ってからは比較的気温が高かく雪は少なめと判断し、輪かんとlowaの冬季登山靴をチョイス。

  
13時50分に植物園の駐車場を出発。雪は少なめだったが、脚が動かず一つ目の魚止めまで結構な時間を要した。

  
大きなつららが道端にぶら下がっていた。


  
おおよそ中間地点と思われる務沢水位観測所には14時 50分に到着。出足の時間が遅かったから「国民の森」迄は無理だろうと思っていたが、多少暗くなっても18時まで帰れれば雪明りで何とかなるだろうと前に進むことに。
 

   
いつもの雪崩れた個所をやり過ごす。しばらくはスノーシューの跡も見られたが、この辺になると動物の足跡だけでもちろん誰も居ない。
 
  
一昨年よりはいくらか積雪も少なめ。去年は今年よりもさらに少なかったと思う。
 
    
看板の足が大きく拉げている。雪崩れか?落石か? 

  
15時50分ようやく国民の森へ到着。ちょうど2時間かかった勘定。
    
  
暗くなってしまうので写真撮りもそこそこに大急ぎで引き返す。



  
ザックの中は雨具とカメラとお茶だけ。雪の中でこのくらいの距離を歩くなら、チョコや飴など少しでも行動食を携行すべき。帰途後半では腹が空いて脚が上がらなかった。


ヘロヘロ状態で駐車場に着いたのは17時50分。あたりはすっかり暗くなっていた。
万歩計は14,000歩、明後日訪れるであろう筋肉痛が怖い。(笑)


近隣の「森」散策

2019-02-03 23:56:00 | 雪山・山スキー


最近の外歩きの延長で久しぶりに身近な「森」の散策に出かけた。積雪は例年に比較して非常に少ない。


楢枯れ病が蔓延しているらしく、枯死した樹木に伐採の目印が記されている。


伐採後はビニールで覆われているのが普通だが、これは未だ未処理のものと思われる。


この日の日中の気温は3℃位。動かないでいると結構肌寒いが、歩き出すと一気に体温が上昇して汗ばむほど。


   
トップスはMAMMUTの自社製コーティング素材ドライテックの軽量コンパクトなハードシェル。自社製素材でも新品購入のせいか、3年ほど使用してもコーティングの剥がれは未だ見られない。

余談だがPatagoniaのストレッチ素材のハードシェルはホルメンコールの専用洗剤で洗濯後、GRANGER'Sの防水処理をしたら、3レイヤー内側のコーティングがプチプチと剥がれ、そこら中が粉だらけになって廃棄扱いとなった。Patagoniaのコーティング物(H2No)はこのナイフブレードとストレッチマイクロバースト、トレントシェルと計3着駄目にした。PatagoniaのオリジナルH2Noは耐久性に疑問が残る。

   
反面、Patagoniaのフリースはとても良い。レギュレーターシリーズのR1、R2、R3に加え、街でお洒落なレトロXシリーズ、そして最近復刻のシンチラスナップT等々...なかでも登山ではR1やキャプリーンのミッドウェイトがとても使いやすく、メリノウール素材とともに必ずと言っていいほど選択肢に残る。

ついでに言えばソフトシェル類もなかなか良い。過去にはストレッチスピードアセント、ストレッチクルーシェル、ディメンジョンのⅠとⅡ、レディミックス等。フリースの裏打ち、1枚ものを併せて使ったが、生地は少しヨレるものの、DWR(撥水)耐久性もそこそこ。

ただ、ストレッチゼファー、ストレッチライト、ドラゴンフライなどのウインドシェル系は、袖のゴム製リブがすぐに伸びてしまうのが難点。

Patagoniaを含めて海外製品全般に言えるのは、とにかく袖丈と脚丈が長すぎる。

そういえば前述のホルメンコールの専用洗剤でホームクリーニングをした時のこと。この洗剤、輸入品らしく取説が英語で書かれていたので、使用量は感で判断。洗濯後に気づいて愕然としたのは、ナイフブレードの他にArc'TeryxのGammaLTジャケットの両ポケットがすっぽりと抜け、さらに同メーカーのGammaSVジャケットに至っては裾の接着剤が全て剥がれ、裾がズタボロになってしまったこと。古い製品とはいえ高価なジャケットを1度の洗濯で3着もダメにしてしまったのは大変ショックでかなり落ち込んだ。


国民の森へリベンジ

2019-01-31 23:37:00 | 雪山・山スキー


先週のリベンジを果たすべく「国民の森」までサイクリングロードに再チャレンジ。今回は昼食や軽登山装備などを携行した。ワカンとスノーシューを迷ったが、スノーシューを選択。
雪はモナカ状で案外歩きやすくワカンの方が良かった。


今日の日中の気温はおおよそ0℃。トップスはさすがにMAMMUTのゴブリンジャケットだと汗をかきそうなので、TERNUAの薄地のPolartecにした。ボトムスはMAMMUTのアドバンシッドというアルパインパンツ。旧ロゴなのでシルエットが今どきのタイトさは無く、出腹のオッチャンにはちょうどいい。



雪が固く締まっていて雪崩れる事は無さそうでも、やはり気味が悪い。恐る恐るデブリを乗り越える。


今の時期は積雪量もそれほど多くないし気温も低めなので雪崩は比較的安心でも、気温が上がる春先は危険かもしれない。


ビーニーはPatagoniaのニット製のもの。フリースよりウールの方が吸汗防臭効果があり、装着感もナチュラルで良い。


11時15分に植物園を出て、ここで2時間ちょっと。モナカ雪でもスノーシューだとペースが少し落ちてしまうのは仕方のないところ。


先週は目的地まであと500mのここで引き返したが、今日は時間もたっぷりあるので躊躇することなく先へ進む。


ミラー越しの写真を1枚。奥に目的地の東屋が見える。


13時50分にようやく「国民の森」に到着。予想通り軽井沢の分岐から30分程であった。


30分ほど昼食休憩をして14時20分に出発。スノーシュー、BC用ザック、ポールはスノーハイキングの三種の神器。バックカントリーだとビーコン、ショベル、プローブとなる。





ブーツはSOREL、ゲイターはMountainhardwareのもの。


16時20分駐車場に到着。途中除雪された園内を歩いたのでスノーシューはザックに括り付けた。


GPSデータでは総歩行距離10.8km。先週に引き続きザ・ブーンが休館日だったので木こりの宿で入浴後、帰路に就いた。

「秋田の冬は寒いし雪は嫌だ...」ウインタースポーツをしない娘を筆頭に、身辺で良く聞かれる言葉。しかし、私は四季折々の風情があるこの地が大好き。車で少し走れば登山、キャンプ、釣り、スキー、スノボなどいくらでも体験出来る。都会人が多くの時間を割かなければ享受出来ない大自然がそこらじゅうに溢れているのは、この田舎の最大のメリットと考える。

雪の中を独り黙々と歩いていることが、世間の雑事をリセット出来る精神の特効薬となる。

見上げる木々を揺らし猛烈に吹き荒れる風雪、身を刺すほどの凛とした冷気、真っ白な世界にどこまでも響き渡る清流の音、静寂の中で自然が奏でる音や景色が織りなすドラマがそこにある。

遠くへ行かずとも身近に「旅」があると私は考えている。だから何度同じ山へ登っても飽きることはないし、いつもワクワクするのはそれが理由なのかもしれない。