約2年ぶりの秋田駒ヶ岳。山は諦めたわけではないけれど、お腹の状態が不安定で、ものを食べると
すぐもよおしてしまうので不安でなかなか足が向かない。
男岳から馬の背を通って横岳へ向かう。ムーミン谷へ降りると大焼砂の登りで冷たい北西風に
晒され腹冷えでお腹の具合が悪くなるので、ここは敬遠。
ガスの切れ目から時折阿弥陀池が顔を覗かせる。気温も下界に比べ大分低く、この日は12℃位。
長袖シャツに1枚ウインドブレーカーを羽織るくらいで丁度。
男岳からムーミン谷を望む。チングルマの大群落にはまだ少し早い感じで降りている人もまばら。
男岳ではミヤマキンバイが見ごろで黄色いお花が心を和ませる。
イワカガミも所々では咲いているがまだ少し早い感じ。
ミツバオウレン?あまり詳しくないので間違ってたらゴメンナサイ。
イワカガミとキンバイのコラボ。花はもちろん素晴らしいけれど、様々な形をした葉っぱも
見ていて面白い。近所の雑草と違って全体的に低く、ギッシリと身を寄せ合っていて密度の
高いこの葉っぱ達の魅力に初めて気づいた。
ミネザクラというのかな?下界ではサクラはとっくに終わっているので不思議な感じ。
シラネアオイは初夏を思わせる薄紫色の花びらがキレイ。
ミヤマダイコンソウ?同じ黄色でもミヤマキンバイよりも花弁が大きい。
雪渓がまだ残っていて暖冬、温暖化でもここは未だ早春。
Arc'Teryxのソフトシェル、登山ウェアではあまり見かけないグレー色が新鮮。
プルオーバーは脱ぎ着が少し面倒なのが難点。それにしても出腹が目立つ(笑)
里ではクマの出没が頻繁で山へ出かけるのを控えている人もいるだろう。
実際近所の登山愛好家も平日は怖いから、人が大勢登る土日しか山へ行かないと言っていた。
中腹ではタケノコ採りの人だろうか、山中でずっとサイレンのような音を鳴らし続けてていた。
きっと山菜取りを生業にしているのだろう。