キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

紅葉の栗駒山

2021-09-28 21:11:00 | 登山・トレッキング
  
休みの前日にテレビで紅葉の見頃を迎えた栗駒山を視た。翌日快晴の予報だったので、1年ぶりに栗駒山へ向かうことにした。まずは名残ヶ原から頂上を目指す。


  
いつもの須川コースで頂上まで90分コースと軽く考えていたら苔花台から別のコースへ迂回を強いられる。
何かの理由で昭和湖方向には進めない模様。


  
結局産沼コースを辿ることになり、昭和湖あたりで昼食を摂ってのんびり登ろうという思惑は外れ、結構な斜面を登る羽目となる。それでも山の上は紅葉が見頃で多くの登山客が訪れていた。


  
笊森山方面へ嫋やかに続く山脈。広葉樹と笹とのコントラストが見事。

  
3年前に訪れたキレイな笊森避難小屋も遠くに見える。産沼コースが主線となれば小屋を訪れる登山客も増えているかもしれない。笊森方面は静かで本当に魅力的な所で是非また行ってみたい。

  
昼食はお湯を沸かしてラーメンとおにぎり。普段まったく運動しない自分にとってこれらの装備の重量も侮れない。

  
自分の感覚では紅葉はまだ早いだろうと思っていたが、中腹から上は真っ盛り。


  
山麓はまだ全く紅葉していないので、標高で気温の差が相当あるのだろう。

  
登山客が多いとは言っても時期がまだ早いせいか、登山道が数珠繋ぎになる程ではなく、コロナの影響かバスツアーの人々が殆ど見られなかった。

  
登りも下りも昼食時以外は途中殆ど休憩しなかったので脚が大分ヘタっている。
途中関節痛も現れたけれど、無理を押して歩き続けたら知らない間に痛みが無くなっていた。

  
青い空と白い雲に紅葉の赤が見事に映える。

  
下山後の温泉はパスして途中、成瀬ダムの工事現場を展望台から望む。
撒きあがる土煙と重機の騒音が静かな山間に鳴り響いていた。

 

  
山頂はガスが出て強風が吹き荒んでいる。この後寒さを凌ぐためウインドブレーカーを羽織り手袋をつけた。

今年山行は3度目で、しかも楽な山ばかりという為体。山を登っている人々に自分のような出腹の人は殆ど居ない。なんとかせねば...(苦笑)

後で知ったことだが、須川コースの昭和湖付近は硫化水素の濃度が高く、現在通行止めとなっているそうだ。
そのためか秣岳からの縦走コースを経てきた人々も居たようだ。(羨望)

八塩いこいの森オートキャンプ場

2021-09-08 22:57:00 | キャンプ


久しぶりに休みが取れてキャンプへ行ってきた。
今回は県内でまだ行ったことのない比較的高規格のキャンプ場ということで、八塩憩いの森オートキャンプ場に決定。
撤収日が雨模様の予報で幕の選定に随分迷ったが、早めの撤収を決意して大幕のSNOWPEAKヴァールを積み込んだ。クーラーはYETIタンドラ40を選択。


昼食後のコーヒー&デザート。
チェックインが正午~とあったが、計算したわけでもないのに到着時間はまさにジャストに近い12時5分。
キャンプ場は空いていて、この日他にキャンパーは居なかった。ただ、グランドゴルフのプレーヤーが大勢で施設は賑やか。


夜に備えてランタン類の燃料補給とポタ電をソーラー充電する。


最近ようやく慣れてきたヴァールとヘキサPro.Mの小川張り。食卓にはFDチェアワイドとワンアクションテーブルのハイスタイル。焚き火にはHelinoxタクティカルチェアとウッドテーブルのロースタイルとした。


設営後の汗をかいた後に早速ビールを流し込む。玉乱!



本日のメインディッシュは「すきやき」。


普段の食卓でも並ぶこれといった特別感の無いメニューで面白味がない。
鍋はUNIFLAMEの黒皮鉄板スキレットがジャストサイズ。


薪は現地で購入。ボリューム的にはそこそこだが、薪の質は固くて斧の刃が全く立たない。
火持ちもいいし爆ぜない素晴らしい薪質だった。

 
バケットを捌くオビネルのパン切りナイフの切れ味が心地良い。


年を取ってくるとロースタイルの立ち座りが億劫になってくる。今では少数派のハイスタイルが見直されているそうだ。


蚊取り線香台は気の利いたものが市中になかなか見つからなかったが、先日エルブレスを覗いたら初見のものを見つけ、安かったので衝動買いした。
大流行のゴールゼロはプレミアムがついてなかなか手に入らないので、レッドレンザーを購入。
1個だけだと心もとないので、もう1個追加購入し、さらにコンパクトなランタンスタンドとシェードも入手した。



SNOWPEAKのロングデイジーは長さがあるので、小川張りにもギリギリ対応可。デイジーのフックは片方は小川張りテープのDリングへ、もう一方はヘキサタープのポールへ繋ぐ。


離れてみるとヴァールとタープの色味の違いもそれほど気にならない。

 
夕暮れが進み、ランタンやLEDを点灯してライトアップする。


ビールの後はワインで締めくくる。MEDOCの赤は楽しみにしていたのに保存状態が悪かったのかイマイチの味で残念。
明朝は雨予報なので早朝の撤収に向けて珍しく深酒を避けて早めに就寝。


就寝時は風も無く暖かくて快眠であった。
朝食は炊いたご飯に塩鮭とタラコと最近キャンプでマイブームの和食。ご飯を2回もおかわりして食べ過ぎた!(笑)


木製テーブルは某ホームセンターのオリジナル商品。
これがなかなか良く出来ていて、五千円程で買えるからコスパはかなりいい。


広いキャンプ場は貸し切り状態。炊事場もトイレもきれいで申し分ない。電源なしサイトで2,500円はかなり良心的な料金設定。

サイト自体の面積はそれほど広くないので、大幕使用では手狭の感がある。サイトによって面積が違うので、大幕だと広めのサイトを選ぶ必要がある。

予報では10時から雨で撤収を完了したのが9時30分。
まさにチェックアウト後の10時丁度に雨が降り出した。(^^♪

最近インスタやユーチューブを見ているとガレージブランドの台頭によりSNOWPEAKのキャンプスタイルにやや陰りが生じているような...ファンとしては客層離れが気になるところであった。
ところが空前のキャンプブームで、SNOWPEAK社の業績は対前年で倍増らしい。案ずることはなかったし、前述のお洒落なキャンパーはほんの一角であって、ほとんどは一般のファミリーキャンプ層なのだと改めて感じさせられた。