はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

久しぶりのだんだん感想

2009-02-21 17:28:22 | 花街関連テレビ映画
ついに祇園に戻ったのぞみ。
祇園を出た日、今まで母の真喜子を「花雪さん姉さん」と呼んでいたが、舞妓でなくなったのだから今日からは「お母ちゃん」と呼ばせて貰うと宣言したのぞみが、再び「花雪さん姉さん」と真喜子を呼んだ時、のぞみは「夢花」という祇園町の妓(おんな)に戻った。
これまでの回り道は、芸妓・夢花を大きく成長をさせた。
双子の父である忠は後妻の嘉子との離婚危機を乗り越え、母である真喜子は、忠との不完全燃焼だった愛に決着をつけ、一旦はプロポーズを受けた社長さんをも断り、芸妓としても一人の人間とも成長を遂げた。
めぐみと石橋の今後を置いておけば、今日の放送はまるで最終回みたいだった(笑)
シジミジル復活?したのかまた4人で歌ってたし。


最近はずっと、ネットで感想やネタバレを読んで楽しんでいました。
でも、だんだんのファンの突っ込みや感想は私にはどうも馴染めない…
三年ぶりなのに、のぞみが舞を覚えているはずはないとか、キャバレー周りの仕事を、倍のギャラを払うからキャンセルしなさいという真喜子は同じ水商売の癖にキャバレーを見下している、娘の為とはいえどんな汚い手も使う真喜子、という演出はえげつないとか…


京都では数え年の六歳から習い事をするといいます。
祇園町育ちで舞妓になるのを決められていたのぞみは、おそらく満四歳くらいから井上流に入門し、舞妓になってから二十歳近くになるまで毎日のように舞の稽古をしてきていたのだから、ブランクがあっても三味線を聴けば身体が覚えていて動けるのは不思議ではないと思う。
実際に踊りとかしていた人によれば、動き始めると案外覚えているものよ、と言ってますしね。
引退して数十年の元芸妓さんとお話した事がありますけど、やはりそれなりに覚えていらっしゃるみたい。
私も習い事を始めたばかりですが、頭より身体が覚えているというのは納得出来ます。
別に無理がある演出ではないと思う。


倍のギャラを出すからキャンセルの話、私は別にそんなに嫌な感じには思わないけど、えげつないと思う人が多いのかな。
今時キャバレーという展開がそもそも微妙なんだけど、祇園を捨て、せっかく掴んだ歌手の夢も落ち、場末のキャバレーで誰も聞いてもくれない歌を意地だけで歌う惨めな娘の姿を、冷静に見ていられる母親はいないでしょうね。
もう意地だけになっているのぞみを引っ張り出すには強引な言葉と挑発は必要だったと思うから、キャバレーを見下しているという意味ではないでしょう。
のぞみも自分を真喜子が挑発しているのは分かっていて、最初はギャラを払うから花むらに来いという真喜子に反発して花むらには行かないと言っていた。
花むらの敷居をまたぐまでの数日間、康太はのぞみを説得しつつ、全ての仕事をのぞみに知られないうちにキャンセルし、のぞみが祇園町で再び舞い上がる事が出来るようにしていたのね。
石橋×めぐみは最初から分かりきっていましたが、康太×のぞみの図式もしっかり出来ちゃってますね。


真喜子さんにプロポーズしていた社長さん、意外にあっさり引き下がりました。
ハネムーンに行く為の島ままで買っていたととか。
祇園はてんごな場所でした、という社長さんのセリフ。
てんごってふざけたとかそういう意味でしたっけ。
自分への嘲りだったのかしら。
そうじゃなければ、あっさりと引き下がったりはしないでしょうし。

花雪こと真喜子より夢花ことのぞみの方が舞が巧くない?という感想も良くみかけますが、たんにそれぞれの中の人、のぞみを演じるカナさんや真喜子を演じる石田さんに差があるだけで、夢花の舞手としての技量が花雪より上、という話ではないでしょうに…
ヒロインに感情移入しちゃうと、その辺も都合良く解釈されちゃうのかしらね。
真喜子というキャラクターはアンチな意見が多いだけでなく、演じる石田さんに対しても結構辛口な批評も目にしてびっくりした事があります。
キャラクターと中の人ってそんなに切り分けができないものかしら…
カナさんも石田さんも、ドラマの為に何ヶ月も京都に通ってお稽古しているんでしょう。
それが役者の仕事とはいえ得意不得意もあるし、二人の上達ぶりに差があってドラマのキャラクター設定に多少の無理が出てもそのあたりは、ね…

だんだんの舞のシーンを見て、芸妓舞妓はあんな怖い顔をしている舞を座敷で見てどこが楽しいのか分からない、という感想も良く見ます。
井上流は能の影響も強いので、能面のような表情で舞うイメージがあります。
顔には表情は出さないで、身体の動きで表現するのではないでしょうか。
目線も細かく決まっているからなのか、確かに舞っている時は表情もきつくは見えます。
実際に祇園の舞妓さんの舞を見て、なんか怒っているように見えるという話も聞きますね~(汗)
別にそんな事ないんですけどねぇ。
無表情で硬質なイメージの舞は、私にはむしろ京おんなのイメージで私は好きなんですけどね。


ここからは舞妓オタクな私の突っ込み。
のぞみが花むらに行ってから芸妓の姿になるまで、まさか1日のうちの展開なんですよね??
松江の家族は予め呼んでいたのかしら?
のぞみが芸妓の化粧をしているシーンがありましたが、舞妓の化粧は慣れていても、芸妓になるとカツラだから額の広さが変わるので眉毛の描き方も変わるそう。
事前の練習がないとバランス良く描くのは厳しそう。
しかも、痩せたり太ったりして顔の大きさも少しは変わっただろうし、髪の毛の長さや量が変わっているはずだから、確実にカツラのサイズが合わなかったと思われます(笑)
今回の放送はまだ夏の話ですよね。
8月半ばの双子の誕生日が終わった後の展開で、めぐみものぞみもまだ半袖で、花香ちゃんは夏用の銀の糸巻き櫛を挿していたから、まだ10月には入っていないはず。
8、9月に、冬向けの正装である二つ綿の黒紋付きは暑苦しいかったなぁ…

康太はのぞみに内緒で仕事のキャンセルをしていた訳だけど、久乃さんや真喜子さんはのぞみが祇園に戻るための根回しをしていたんだろうなぁ。
一家総出で方々に頭下げて。

ま、ドラマなんだから突っ込みも程ほどにしましょう。
しかし全体的に脚本のまずさは、ねぇ…

だんだん感想

2008-12-06 15:29:43 | 花街関連テレビ映画
ありえない。
夢花さんが襟替え10日前にして芸妓になるのやめます発言。

もう、襟替えの日に着る黒紋付きなどの新たな門出の為に用意された品々が並ぶ部屋で、置屋のおかあさん、実母で姉芸妓の花雪、祖父、姉妹の盃を交わした芸妓の花鶴と舞妓の花香、そして実の双子の姉妹であるめぐみの前で、赤ちゃんの頃に一緒に寝ていためぐみが舞妓で自分が高校生だったかもしれない、赤ちゃんから人生やり直したい、父親のボクシングの試合を見てついにキレて全ての心情を吐き出した夢花。
彼女の辛さが理解出来なくはない。
もしもあの時…、あの時こうしていたら…
自分の人生に不満や後悔がある人にとっては悔やみきれない事があると思うし、自分の意思に関係なく祇園町の子として育ったのぞみ(夢花)。
舞妓になったのは自分の意思があったとしても、舞妓になる為にレールが引かれていた訳だから、自分の不幸の原因は芸妓の母親に引き取られた事だ、という風に考えているように私には思えてしまいました。
自分は舞妓では無くなったので、花雪を母と呼ばせて貰うというのぞみ。
この時のぞみには、改めて母と呼べても母を慕う感じもまったくしなかった。
「のぞみ」ではなく「夢花」としての人生を与えた母親には相当わだかまりがあるのでしょうか。
花街の姉妹の縁が切れ、舞妓の店出しをした時に切れた親子の縁も切れたままだという花雪。
事実上の勘当なんでしょう。
いくら大人の事情で与えられた人生の辛さからキレたとしても、いくらまだ10代でも、大勢の人々へ多大な迷惑をかけるこの行動には、芸妓として、一人の舞妓の母親としても娘を勘当せざるを得ないのも解りはします。
家業を継がずに勘当された忠さんの姿と重なります。
置屋から出ていくのぞみに背を向けたままの花雪。
花雪さんも気の毒な女性であります。
花雪さんを未練がましいとか自分勝手、という評価がかなり見受けられます。
「妻」の立場からしたらとても嫌な女性に思えてしまうのかしら。
花雪さん自身はおっとりとした、むしろ可愛げのある女性に思えるけど、芸妓という立場には既婚女性が反感を持ちやすいのがあると思います。
花雪さんは別にお妾さんでもなく先妻ですが、なんかこう、花雪さんに対していやらしく思われてしまうのは可哀想に思います。
めぐみの育ての母親の嘉子さんには評価が高いようですが、再びボクシングをするという忠さんに対して、のぞみの為なのか!自分が大切なのは自分の家族だ!という台詞と、芸妓になるのやめます発言の後、のぞみの事を伝えるために電話した花雪さんにたいして、何の用だ、夫は疲れているから!という嘉子さんに女の生臭さが感じてしまいます。
のぞみはやっぱり家族じゃないし、自分が可愛がってきためぐみの双子の姉妹でも、恋敵の片割れのように思っているように感じました。
私は成就しなかった愛への未練より、後妻から先妻への嫉妬と、自分以外の女が産んだ子への嫉妬の方が湿っぽくて駄目だわ(汗)


夢花が芸妓になるのやめます発言の時、置屋のおかあさん、花雪さん、お祖父さんは怒ります。
置屋のおかあさんは、そんな半端な気持ちで芸妓になるのは迷惑やと受け入れますが、あれはもう突き放してしまったのでしょうね。
お祖父さんなどは置屋にどれだけの金銭的損害を与えるかという事、そして花街からお客様からの信頼を台無しにし、えらい恥をかかす、と。
襟替えの10日前という事は、襟替えの準備もあるので舞妓姿はあと8日位で、舞妓の最後の髪型である先笄を結い、黒紋付きを着て黒髪を舞う。
この間の舞妓さんは襟替えのご挨拶周りや、舞妓姿を惜しみ襟替えのお祝いをするお客様のお座敷を沢山周り、非常に忙しいのです。
生臭い話ですが、ご祝儀も増えるしこの時期は舞妓として最も稼ぐ時期でもあるんです。
突然襟替えをやめ、舞妓もやめて、翌日から襟替えを挟んでお座敷がたくさん掛かっているはず。
その全ての予約をキャンセルするのは、どれだけ手間が掛かって恥をかかせ、沢山の人に迷惑をかけがっかりさせるか。
電話一本ですむわけではないので、置屋のおかあさんと姉芸妓が出向いて顔もあげられない状態でお詫びすることになるでしょう。
そして2月後半のお話ですから、4月1日から始まる都をどりの番組も配役も決まり、お稽古も始まるという頃。
もう、都をどりの番組が関係各所に配られ、芸妓「夢花」としての舞台を見る為に都をどりの切符を買ってくださったご贔屓さんもいるという時期。
この時期にやめるなんて、本当にありえません。
いくらドラマでも凄い展開です。
祇園を飛び出すとはNHKのサイトにはもともと書いてありましたが、まさかこの時期に辞めるとは。
双子が歌手として人気絶頂期にやめて、のぞみは祇園に戻るとサイトにはあるんですが、まさかのぞみは芸妓として祇園に戻るなら、これはまた凄い展開ですね。


仕込みさんの美香ちゃんが通常より長い仕込み期間(汗)で舞妓さんデビューを果たしました。
予想したよりは可愛い舞妓姿。
今週の放送を見て思いましたが、美香ちゃん改め花香さんの衣装、夢花さんより安っぽい…
今日の放送で着ていた濃い目のピンク?の二つ綿の衣装は、まるで変身舞妓で良くあるような廉価な作りに見えました。
夢花さんの衣装は素敵で本物の舞妓の衣装に見劣りしない物なのに。
居間で着ていた普段着は紅型で良さげな物だったけど。
やっぱり主役よりは目立っちゃいけないから?
お店出しの衣装も夢花さんの方が派手だでした。
そういえば普段着の時にも、夢花さんは襟替え間近の姉さんなのにまだ赤い花櫛に赤いおふく掛け。
出たてさんの花香さんは薄いピンク?白?の無地で地味めな花櫛。
櫛の色は普通逆でしょう。舞妓の装いのルールとしては。
髷につけるおふく掛けも、襟替え間近から水色とかが普通なのに、以前別の記事にも書きましたが、衣装についてはやっぱり主役だしより派手めで可愛らしくしているのでしょうね。


当分あまり楽しくなさそうな展開のようですから、感想を書くのはしばらくないかもです。

舞の会に行く、だんだん感想

2008-11-27 19:32:25 | 花街関連テレビ映画
国立劇場で舞の会を見てきました。
井上流、楳茂都流、山村流、吉村流の上方舞の会です。

朝、かなり早く家を出たにもかかわらず、定期入れを忘れた事を思い出して家に戻り待ち合わせに遅刻。
待たせてごめんです~。
神楽坂駅で待ち合わせしてお昼を食べてからタクシーで国立劇場へ。
九段や半蔵門の晩秋の景色をタクシーの窓から楽しみました。
国立劇場は和服の人がほとんど。
上方舞だけあって関西の方が多く、祇園甲部の芸舞妓さん数人と、お茶屋のおかあさんも何人かいらしてました。
他の花街の芸妓さんと思われる方も何人かお見かけしました。
京都が新幹線でやってきたようでした。
女優の石田ひかりさんに良く似た人がいたのですが、あれやっぱりご本人かしら?
「だんだん」で祇園甲部の芸妓・花雪役をされてるし、もしご本人ならご招待されたのかな?
後日、石田ひかりさんのブログを見たら、やはりご本人だったようです。
撮影も随分進んでいると思いますが、頻繁に京都に行かれて舞のお稽古をされているそうです。
自主稽古もされているようです。
正式に井上流に入門されたわけではないのかな?

四つの流派それぞれ雰囲気が違っていたし、一人の出演者が舞うごとにセットを変えるので色々楽しめました。
私は第一部しか見てないのですが、第二部は井上流のお家元や宮川町の芸妓さんも楳茂都流の門人として出演されていました。
見たかったなぁ。




だんだん、先週あたりからタイマー録画を忘れたりして見るのサボってます。
石橋さんはめぐみの方が好きみたいに思えます。
のぞみは恋心を利用されているだけのような。
以前の感想にも書きましたが、だんだんの感想サイトなどを読むと、さらに祇園町に対する偏った印象を持ったり反感を持たれているような。
もっと祇園町や花街を中からの視点で描くと良いのに。
なんだか花街がいかに閉鎖的でプライドが高くて嫌らしい世界にしか見えなくなってます。あれでは。
芸舞妓がお客さんとご飯食べだけで援交やホステスと変わらない、そんなコメントがチラホラ。
元々松江側の視点が中心だから、松江の双子の祖母も花街に対しては嫌悪感丸出しですしね。
置屋のおかあさんへのネットの批評はかなり悪いですね~。
のぞみ、小さい頃から井上流習っているはずなのに、どうしてあそこまで舞が下手な設定だったのか(汗)

お父ちゃん、ボクサー復活って…
双子の弟も行動が良く分からなくて共感出来ない。
松江の祖母も、自分側の主張ばかりして自己中ぽくみえます。私には。
二人の母と京都の祖父は共感出来ます。
特にお祖父さん、いい人だ。
石橋さんはキモいしめぐみは鈍感、のぞみばかり泣きをみている感じが。
コウタはウザい。

だんだんの感想、何回も同じ内容の感想にりますね~。
いかに描かれ方やストーリー展開が不満ばかりということなんでしょうね(汗)

舞妓ドキュメンタリー番組

2008-11-16 16:29:51 | 花街関連テレビ映画
先程フジテレビで舞妓ドキュメンタリー番組を放送していました。

上七軒の新人舞妓さん二人と若手芸妓さん二人。
芸妓さん達は店出しの頃からいくつかの番組で取り上げられていて、同じドキュメンタリー番組でも四年ほど前に紹介していました。
この時録画したビデオテープは引っ越しの時に紛失したけど。

今回は二人いる舞妓さんのうち、先に出た上の舞妓さんがメイン。
別の花街で一度仕込みに入って、ノイローゼ気味だったのか、置屋さんを飛び出してしまったとか。
他の街に一度は入っていた子を、事情を知った上で許した置屋のおかあさん。
彼女も手紙で事情をしっかり書いていた。
見た目は今時だけど、今時の子でもありのままを手紙に書ける子は良いと思う。それだけ舞妓さんになりたかったのね。

二人の芸妓さん、立派な芸妓さんになりましたね。
前回のドキュメンタリー番組では彼女達が主役でした。
上の芸妓さんはまだ舞妓さんで19歳、下の芸妓さんの方はまだ16歳くらいでまだぶらをつけた小さい舞妓さんだった。

下の芸妓さんはご両親が離婚されて家族がバラバラで暮らしていて、お休みで帰省するにしても家族で暮らす家はない。
一番上のお兄さんのアパートに帰省されていた。
離婚してから生き別れ状態のお父さんが、舞妓になるために京都へ向かう娘に手紙と絵を送る。
駅のホームで電車を待つ少女の絵だった。
お父さんの手紙の文章も良い。
確か、笑顔でまた会おうじゃないか、だったかな?
教養のあるお父さんですね。
早く家族が再会出来ると良いですね…


一番下の舞妓さんはまだ中学を出たばかりで私服や顔は本当に子供子供してる。
大人しそうな感じの子。
お店出しの時にしか出さない鼈甲の簪を、どこかにぶつけて割ってしまい、自分ではすぐにおかあさんに言わなくて、お姉さんがまず謝っていた。
なぜすぐに報告しないのか、とおかあさんに叱られる舞妓さん。
自分からまず謝ったり挨拶するのは一般社会でも本当に大事なんだよなぁ、と改めて思いました。

今回のドキュメンタリー番組でメインになった舞妓さん。
高校を辞めて舞妓さんになられているので、お店出しから一年経たないうちに割れしのぶ髷からおふく髷に替えられて、簪やお化粧も大きい舞妓さんに。
他の花街だと、高卒でお店出しが二十歳近い舞妓さんでも髷替えは一年以上経ってからが多いみたいです。
花街によってはしきたりは違うのですね。
芸舞妓さんが8月1日にお茶屋さんに日頃の感謝を込めて挨拶周りをする八朔という行事も、舞妓さん達が黒紋付の正装をするのは祇園甲部だけで、他の花街は黒紋付の正装はしないって聞いていましたが、上七軒はお店出ししたばかりの新人さんは黒紋付の正装でした。
祇園甲部以外の花街の行事はメディアにはなかなか出ないので、舞妓オタクにとってはこういう番組はいろいろと勉強になります。


いつも遠いのとタイミングが合わなくて、上七軒の北野をどりを見に行けないでいるのですが、来年は見に行きたいなぁ。
今回の番組で見た芸妓さん、舞妓さんの踊りを是非とも生で見たいです。

だんだん感想

2008-11-10 02:19:56 | 花街関連テレビ映画
新聞や雑誌等ではすでにあらすじが公表されているようですが、一応放送前ということで。


石橋さんはライブハウスで夢花さんを歌わせた事がバレてついに出入り禁止。
そりゃそうだ。

どうやら姉妹ともに石橋さんを好きになってしまう模様です。
どこが良いの、あんな人(笑)


石橋さん、ご飯食べ連れてくならカウンター席はちょっと…
バーならカウンター席も良いけど。
舞妓さんを連れているのは目立つので、ご飯食べなら個室かボックス席がある店ならそういう席が望ましいと思われます。
他のお客様に隠し撮りされたり記念撮影をせがんでこられることがあるので、個室や人目につかない席でゆっくりさせてあげるのがスマートな振る舞いだと思います。
舞妓さん自身がこういう店、こういう席が良いと希望することはあると思いますが。

石橋さんに惹かれ始めた夢花さんは「黒髪」の舞の稽古がますますうまく行かなくなるようです。
だからどこが良いの、あの人の(笑)


ネットでだんだんの感想やツッコミのあるサイトを見ておりますが、ご飯食べって援交みたい、ご飯食べるだけでお金貰えるんでしょ、というコメントを読んで、なんともいえない気分になりました…

先日の放送を見て思いましたが、夢花さんの白塗りはひょっとしたら白粉じゃなくてドーラン?
なんだか白粉が薄い。
テレビドラマだとだいたいはドーランみたいですね。
聞くところによれば、日本髪はだんだんでも半カツラのようです。
鬢が顔に合って綺麗だから地毛かと思ったけど。
前髪と横と襟足を上げてカツラに馴染ませて地毛に見せているんでしょうね。