はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

菊の花簪

2006-10-12 22:56:17 | 京都・舞妓さん変身体験

数ある舞妓さんの花簪の中で菊の花簪は特に可愛らしいと思います。
ピンク色に染めた羽二重で一つ一つ花びらを作って出来た花簪。同色系の房を付けるとさらに可愛らしくなります。

10月初旬、久しぶりに京都で舞妓さん体験をしてきました。ピンク色の菊の花簪に小豆色の秋らしい柄の振袖に、白地に紫の暈しと扇の絵が描かれた雅な帯。
とても可愛い装いにして頂きました。着ている人間は年寄りで可愛らしくないですけどね。太りすぎでまん丸でおたべちゃんみたい。(^^;)
細身で華奢な、竹久夢二の描くような舞妓さんには程遠いなぁ。
今回は簪に房を付けて貰いました。房付きで用意はされていなかったのですが、一輪や三輪の花簪には房を引っ掛ける為のフックが付いていて、同色系の房があれば付けて頂けると以前お邪魔した時に伺っていました。知っている舞妓さんが、数年前にやはりピンクの菊の一輪の花簪に房を付けているのを見て、凄く可愛いからいつか舞妓さん体験をする時に私も同じような簪を挿してみたいなぁと思っていました。

   

今回は実験的に白黒フィルムも使ってみました。一部は特殊フィルターを使用して撮っているので本当に昔の写真みたいに見えます。画像をただ白黒に加工しただけの物とは、やはり陰影や質感が違いますね~。中々面白い写真が撮れたと思います。でも白黒フィルムは現像をどこでも行っていないので、現像の時間も費用も普通のネガフィルムよりもかかりました・・・・
年寄りですみません。m(_ _)m

 

※舞の振り付けについては素人が見よう見まねで真似をしているだけです。
※画像はすべて私が舞妓変身した時のものです。