7月24日に行われる花傘巡行です。
7月16日に行われる山鉾巡行が「先の祭」と呼ばれ、24日の花傘巡行は「後の祭」と呼ばれています。昔の祇園祭は16日と24日に分かれて山鉾巡行が行われていたそうです。数十年前に山鉾巡行は16日のみとなり、その名残として24日の花傘巡行が行われるようになったとか。
花傘巡行は八坂神社に奉納される様々な伝統芸能の参加者が巡行の行列に加わっています。飾り付けた車や、時代装束を着た人たち、舞妓さんも参加しています。
午前10時に八坂神社を出発し、お昼ごろに戻ってきます。お昼過ぎからは様々な伝統芸能が奉納されます。
画像は左から花車・傘鉾・お稚児さんが乗る馬
幌武者・児武者・花傘を被った女の子達
奉納されるのは祇園太鼓・六斎念仏・獅子舞・鷺舞・舞妓さんによる踊り・万灯踊りです。
それぞれ昔から受け継がれてきた伝統芸能で、どれも保存や後継者育成にとても力を入れているそうです。小学生の女の子から年配の男性まで、伝統を守っていこうとする気概がとても感じることが出来ました。特に若い女性の参加が多かったです。