は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

北海道STAY・1日目 〜函館街歩き

2023年03月13日 | 旅行

3月といえば、春のご褒美旅行。
今年は思い切って5日間の休みを取り、北海道へ行ってきました。
新コロワクチン接種の恩恵にあずかって、旅行代理店が販売する割安なフリープランを利用。
函館と札幌にそれぞれ2泊して、日本三大夜景とタワー六兄弟を制覇するのが目的です。


広島空港から函館へは、東京で乗り継ぎが必要。
昼前に到着したかったので、前泊して朝7時半の便を選択。
未明まで激しい雨と風が吹く天候でしたが、出発時には雨も止んで無事に出発しました。

今日からマスク着用は個人の判断に委ねられ、ポストコロナがスタート。
意気揚々とノーマスクで空港へ行くと、大半の人がまだマスクをしていました。
これだけ誰も外していないと、外しているのが申し訳なく思えてきますね(^^;
まあ、どちらも個人の判断なのだから気にするまい。

飛行機に乗るのは何年ぶりかなー。
雲の上に出てからの真っ青な空がとてもキレイで、何枚も写真を撮ってしまいました。
東京で乗り継ぎ、11時に函館空港に到着。

現地は強い雨と風で、空港デッキには出られず。
朝早くの移動でお腹が空いていたので、まずは空港内でお昼ご飯を食べることにしました。

函館と言えば海鮮!
ということで、海鮮丼のお店で「サーモンえんがわイクラ丼」をチョイス。
海鮮は美味しかったけど、ご飯の方は温かくなくて少し硬かったのがちょっと残念。
そしてボリューミーなので、いつものように途中から味に飽きて、やっぱり食拷問になってしまいました。
1階に函館ラーメンの店があったので、そちらにすれば良かったですね。

空港からは、シャトルバスで約20分で函館駅へ到着。
特急北斗の乗車券と指定券を入手して、タクシーでホテルへ移動。
雨が止んだので、チェックイン後は付近を散策しました。

今回の旅行で一番悩んだのは、靴。
この時期は雪が解けて道路がビチャビチャだったり、朝は凍ったりして危ないという話。
そこで急遽、雪用のブーツを探したのですが、安い物は残っていませんでした。

購入したのは、ゴアテックスでスパイク付ソールの立派なもの。
しかし、現地の雪はほとんど解けていて、道路も普通に歩くことができました。
とりあえず空港で履き替えたけど、スニーカーでも全然大丈夫だったかも。

まずは金森赤レンガ倉庫を散策。
中を覗くも特筆するべきものはなく、インバウンド向けのお土産屋さん?
日本人なら、わざわざここで買わなくて良さそうなものばかりでした。
ビアホールは用事がないし、レストランは週末のみ営業とのこと。

何もすることがなくなったので、明日の予定だった「函館市北方民族資料館」へ行ってみました。
赤レンガ倉庫からは、徒歩6分ほどで到着。
時間つぶし程度に考えていたのですが、これが予想を超える素晴らしい施設でした。

世界に誇る北方民族コレクションを有する、貴重な資料館。
アイヌ文化に関する資料がたくさん展示されていました。
大阪の国立民族学博物館にもアイヌのコーナーはありましたが、展示規模が違います。

アイヌ民族の衣装がズラリ。
実物の展示とともに、素材の違いや文様の違いなどが詳しく紹介されています。
装飾品も多様で、美的センスの高さをうかがい知ることができました。

生活の道具や儀式の道具も。
アイヌの人々が自然や動物とどのように関わっていたのか、信仰に関することも学べて良かったです。

そういえば、展示説明の中に「あの人気マンガの・・・」という表現がよく出てきました。
明治末期の北海道・樺太が舞台の漫画「ゴールデンカムイ」のことですね(笑)
ヒロインがアイヌの少女で、作中ではアイヌの衣装や装飾具、武器などが描かれています。
私はアニメ版を見ていたので、それらに思いを馳せつつ楽しませてもらいました^^

資料館は17時が閉館なので、最後の方は駆け足で見学。
この後はもう雨の降る時間帯はなさそうなので、函館山ロープウェーへ行ってみることにしました。
長い坂を上り、点在する古い教会や洋館など、異国情緒あふれる街並みを楽しみながら移動。

その途中、多くの人が立ち止まって写真を撮っていたのがこの場所。
函館山に向かう19の坂の1つで、八幡坂といいます。
真冬や初夏はとても素敵なスポットみたいですが、時期と天気が悪かったので感動はいまひとつ。

17時半頃、函館山ロープウェイに到着。
山頂駅との間に支柱が1本もない珍しいタイプで、高低差278mを約3分で一気に上がります。
まだ外が明るいせいか、それほど混雑はしていませんでした。

函館山に到着。
山頂には雪がたくさん残っていて、歩けるエリアが限られていました。
通路が濡れているところも多く、気温がマイナスになったら凍結しそうで危ないです。

外は寒いし、夜景までは時間がかかりそうだったので、レストランで早めのディナー。
ラッキーなことに、眺めの良い窓際の席に案内されました。
せっかくなので北海道らしいものをと思い、ジンギスカンセットを注文しました。
羊肉は少し味にクセがありましたが、白飯によく合って美味しかったです。

17時40分頃に日没し、街に明かりが灯り始めます。
せっかくの特等席なので、追加で北海道ババロアセットを注文。
デザートをいただきながら、夜景になるのを待ちました。

18時20分頃、ようやく展望台へ移動して夜景観賞。
日本三大夜景の最後の1つ「函館山の夜景」を見ることができました!
左側のくびれの辺りに、赤レンガ倉庫や宿泊しているホテルがあります。
右側のくびれの海岸線をバスで通って、空港から函館駅へ移動しました。
こうしてみると、函館はとてもコンパクトな街なんですね。

以上!
何枚撮っても同じ写真にしかならなかったので(笑)
展望台は気温が低いうえに風が強くて、寒さで夜景観賞どころではないという感じでした。
その間にもお客さんがどんどん上がってきて、展望台はいつのまにか人でいっぱいに。
30分ほどで切り上げましたが、帰りのロープウェイも混雑していて大変でした。

19時15分頃、下山。
上がる時には気づかなかったけど、山麓駅の自動販売機にこんなものがありました!
私が食べた「食べくらべキット」よりもエグいヤツが置いてあります。
思わず手が伸びそうになりましたが、お値段が高めだったのでやめました(笑)

せっかくなので、函館の夜の街歩き。
八幡坂は、昼間よりも夜の方が風情がありました。

旧函館区公会堂。
洋館は昼も夜もどちらもいい感じです。
ライトアップのせいで影が消えて、何だかプロジェクションマッピングみたいですね。

夜の金森赤レンガ倉庫。
ビアホール以外は閉店していますが、この界隈は昼よりも夜ですね。

運河も昼より夜。
というのも、水面にけっこう色々なものが浮いていたんですよね。
揺れる水面に光が当たって、とても幻想的でした。

そんな風情とは真逆を行くお店が、この「ラッキーピエロ」というお店。
ご当地ハンバーガーが有名なお店で、夜は23時まで開いているそうです。
テイクアウトが多いのか、平日だからなのか、20時でもお客さんはほとんどいませんでした。

ハンバーガーは食べられそうになかったので、お土産として売られているドリンクを購入。
「ラッキーガラナ」という炭酸飲料で、コーラみたいな味でした。
ところで、どうしてガラナドリンクがお土産になるのか?
ネットで色々調べると、北海道はコーラーの販売が他の地域より遅く、先にガラナが定着したとのこと。
何も考えずに手に取りましたが、北海道の「ソウルドリンク」を味わえて良かったです^^

(2日目につづく)

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