は~ふたいむ

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企画展へGO! 〜日本の巨大ロボット群像展

2023年10月28日 | 企画展

企画展の記事が続きます(笑)
土曜日は、福岡市美術館で開催中の「日本の巨大ロボット群像」展へ行ってきました。
夏頃から開催は知っていたのですが、気づけば会期末まであと2週間!
11月に入ると行けるチャンスがないと思い、夕方から急遽、博多へ向かいました。

16時頃の新幹線に乗り、博多到着は17時頃。
この日は夜間開館日だったので、大濠公園の夕景を鑑賞して入館しました。

巨大ロボットって何だろう?
下調べをしていないので、ワクワクしかありません^^

巨大ロボットの歴史は「鉄人28号」から。
横山光輝先生の漫画が原作で、1959年のラジオドラマ、1960年の実写を経て、1963年にアニメ化。

「ビル~のまち~にガォ~」という主題歌のヤツ。
鉄人の全長は10mくらいで、それほど巨大ではなかったみたい。

私が知っているのはこっちで、全長は20mくらいでガンダムよりちょい高いくらい。
「鉄人~鉄人~28号~」って主題歌のサビは知っているんだけど、ストーリーは覚えていません(笑)

これは知らないなー。
2005年に実写化された鉄人28号は、コントローラーが大進化。
ゴーグルと連動して、鉄人の視界やダメージ情報を伝達するんだとか。
AR(拡張現実)みたいな感じなのかな?
いずれにしても、子供には精神的負担が大きいのではないのかと思われ(汗)

次のコーナーでは、巨大ロボットの「合体メカニズム」を取り上げていました。
もう、見ただけであの主題歌と主人公の「パイルダーオーン!」という声が聴こえてきそう^^
人間がロボットに乗り込んで操縦したり、ロボットがパーツ装着で強化されたり、秘密基地があったり。
「マジンガーZ」は、ロボットアニメのフォーマットとなった作品なんだそうです。
ちなみに、マジンガーZの身長もガンダムと同じ18m。

古代ムー帝国の造ったロボットという設定にドハマリした「勇者ライディーン」
主人公もメカもカッコ良かった^^
小学生の頃は、高い所から「フェードイン!」って言いながら布団とかマットに飛び降りてました(笑)
全長は52mで、この時代では最も巨大なロボットに。

巨大ロボットの巨大壁画。
ライディーンは、拝みたくなる神々しさでした^^

その後もロボットは巨大化。
おそらく日本で最も身長を知られているロボット「超電磁ロボ コン・バトラーV 」
「身長~57メートル 体重550トン 巨体がうなるぞ空飛ぶぞ〜」ですね。

丁寧に描かれた合体シーン。
玩具で合体や変形が再現できるロボットは、これが初めてだったのだとか。
子供の頃には考えもしませんでしたが、今あらためて見るとそのすごさが伝わます^^
アニメも玩具も、大人たちが一生懸命考えて、試行錯誤して作られていたんですね。

1959年に書かれたSF小説「宇宙の戦士」に登場する起動歩兵。
身長は2mと小さいですが、この小説がガンダムのルーツと言われています。

展示室いっぱいに描かれたガンダム。
アニメの設定サイズに引き伸ばしているので、土台となる足がとても大きいです。
ガンダムの上を歩いて大きさを体感するコーナーなのですが・・・

大きいうえに、平面ではちょっと分かりにくいですね(笑)
吹き抜けの建物で上のフロアから俯瞰して見れたら良かったかも。

次のコーナーでは、リアリティを追求して小型化(といっても大きい)されたロボットを紹介。
80年代のロボットは、人が乗って操縦することを想定したものになっていきます。

ルパン三世のテレビシリーズで登場した「ラムダ」
私の身長と比較すると、たぶん3mくらいかな?
操縦者は胴体の部分に膝を曲げて乗り込むので、小柄でないとキツそうです。

ボトムズのAT(スコープドック)は、およそ3.7m。
胴体の部分に操縦席があり、メカの頭部が操縦者の頭に被さる形になります。
ジャパンモビリティショーで公開された搭乗型ロボット「アーカックス」が4.5m。
それより前に登場したトイロボット「クラスタ」は4m。
人が乗り込んで操縦するロボットのザイズは、4m前後が扱いやすいということでしょうか。

戦闘メカザブングルに登場するウォーカーマシンは、大小さまざま。
作業用の2mくらいのものから、戦闘用の20mくらいのものがあります。
後ろのパネルに描かれている足はウォーカー・ギャリアという人型マシン。
前に立つと、全長18mを支える足の大きさに感動^^
ちなみに、メカの燃料はガソリンで、操縦はステアリングホイールです(笑)

80年代に小型化したロボットは、再び巨大化。
残念ながら、90年代はそれほどアニメを見ていないのでよく分かりません(汗)

ブログを書きながら、全長が一番大きな巨大ロボットを調べたら、すごいのがいました。
「トップをねらえ2」に登場する「ダイバスター」は、地球とほぼ同じ大きさ。
「ゲッターロボ」の「ゲッターエンペラー」は、太陽系とほぼ同じ大きさ。
銀河系とほぼ同じ大きさというのもいるそうです(笑)

企画展のテーマ「巨大ロボットとは何か」の問いに、私なりに見出した答えは・・・

ロマン、かなぁ(笑)
シンプルに、巨大ロボットって何かワクワクさせてくれるものがあります。
それは、人の可能性を広げてくれそうな「期待感」とも言えるのかも知れませんね。

19時に美術館を出て、晩御飯は博多バスターミナルにある飲食街で。
学生に人気だという「ぎおん亭」で、とりテキ定食をいただきました。
入口に並ぶ巨大な食品サンプルにビビリましたが、ちゃんと普通サイズもありました^^
量のわりに値段が安く、ソースが甘辛くて白飯が進み、残さず食べきれました。
美味しかったので、博多に行ったらまた食べたいです。

博多駅には、11月に公開される「ゴジラ -1.0」のゴジラ立像がありました。
狂暴そうな顔で迫力がありますね!

ゴジラの身長50mくらいで、ガンダムでの応戦は無理そう。
ライディーンやコン・バトラーVなら対等に戦えそうですね(笑)
映画を観るのが楽しみです。

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1 コメント

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グローバル鉄の道リスペクト (企業文化カウンセラー)
2024-09-14 20:08:42
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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