修理ばかり

インドのムンバイでテロ。
タイのバンコク空港では反政府の人たちが占拠して飛行機が飛ばない。。
ムンバイでは日本人も犠牲になった。
バンコクの空港には日本に帰れない日本人がいて、疲労困憊の様子が映されている。

世界中がどうにかなってしまったようだ。
国内でも毎日訳の分からない事件が起きている。
殺人、ひき逃げ、誘拐。


今日は、2日前に脚立を倒してふすまに疵をつけてしまったので、我慢できないほどではなかったけれど、張替えに来てもらった。
また、洗濯機の乾燥の具合が悪くなってこれも修理に来てもらった。
本当にいやになる。ちっとも生産的でないところにお金ばかりが出て行く。

自分の不注意もあるので気をつけなければと痛感する。

息子の家族が帰省して

家中を引っ掻き回して孫が帰っていった。
「孫が来るのは来るまでの楽しみと帰ってほっとする気持ちの2度うれしい」というが、分かる気がする。

その間、ばたばたしているうちに元厚生省事務次官を殺したと自首してきた男がいたりして世の中も慌しいことだ。
吠えたりする犬を父親が保険所に連れて行って、そこで殺された30数年前の恨みだというのが動機ということだけれど、本当だろうか。
訳の分からないことが多すぎる。

年末が近づいて、気持ちも落ち着かない。
毎年、外回りのお掃除や窓ガラス、網戸などを男女二人の人に来て、洗ってもらっているけれど、今年は一番面倒な台所の換気扇を専門家に頼もうかなと今日お掃除本舗に電話してみた。だんだん怠け癖がついて人の力を借りるようになっていく。

お歳暮もデパートまで出かけるのが億劫なのでネットで高島屋に申し込もうかな。

なぜか気持ちが萎えて、わずらわしいことから逃れようという思いが強くなっているらしい。
歳のせいかしら、いや、あなたがいなくてきっと張り合いがなくなったのね。

あなたが逝ってとうとう３年

あなたが逝って丸３年。
祥月命日にNZにいた。ごめんなさい、自分だけ楽しんだりして・・・。
お墓でお経をあげてもらうようにお願いして行ったのだけれど、申し訳ないという気持ちは強かった。
あなた、怒っているかしら、薄情な奴って。

もう３年、まだ３年。ずいぶん以前のようにも、ついこの間のようにも思える。
NZで、あなたと二人旅をしたオーストラリアのことを思い出していた。
あの時は、気ままなのんびりした旅で、いろいろなことをして遊んだよね。
今度はツアーなので忙しく、慌しかったの。朝は早いし、夜は遅いし、お土産やさんには度々立ち寄るし、どうしても疲れる。

やはり、あなたとの二人旅がいいなあ。もう一度行きたいねえ。
英語は何とかなるもの。何とかやってきたものね。アメリカでも、カナダでも。
でも、あなたがいない海外への一人旅はやはりちょっと怖い。

あなた、いったいどうして・・・・早々とわたしをひとりにしてしまうのよ。
悔しいったらないのだから。

晴天のマウントクック・ミルフォードサウンド

ニュージーランドは晴天続きで、楽しい旅だった。
マウントクックではスキープレーンで氷河などを空中から間近で見、タスマン氷河へ着陸した。
お花の季節には少し早かったけれど、バラやルピナス、マウントクック・リリーも美しかった。
ミルフォードサウンドクルーズやミラー湖の大自然の光景は神秘的でさえあった。
帰ってきたら日本は雨。今日は寒く、寒がりなので電気毛布を早速出す羽目に。夏に向かう国から冬に向かう国に帰ってきたのだから仕方がない。

帰ってきたら、相変わらず暗い話が多い。給付金をどのように配るかいろいろもめているようだ。また、首相がよく字を読み間違えるなどとつまらない話題ばかりだ。
NZ でもあちらにいるときに選挙があり、政権が変わった。日本の総選挙はまだなかなからしい。日が短くなり、ただでさえ寂しい季節なのにもっと明るい話題がないものか。

荷物を空港へ送り出す

アメリカの大統領を選ぶ選挙でオバマ氏が圧勝した。
まだ４７歳という若さ。そして黒人として初めての大統領。
たいしたものだと感心する。彼にも彼を選んだアメリカ人にも。
議員になってから余り年月が経っていない若者を国の最高責任者に選ぶ勇気。

日本ではこのところ何代も首相を父や祖父に持つ人ばかりが首相になってきた。
そういう人でないと首相になれないような風土がある。
この違い。普通の若者が挑戦できない現実が日本にはまだ存在する。

いつかは日本も変わっていくのだろうか。


先ほどスーツケースが出て行った。
NZへ行こうと荷物を送り出した。
かの地は春。お花が見られるとうれしいけれど、少しまだ寒いかしら。
いずれにしても楽しみだ。
旅は楽しい。昔から旅に出ると家のことはほとんど考えないで、旅そのものを楽しむ習性がわたしにはある。
きっとのんきなのだろうな。