スーツケースが出て行った

スーツケースが空港へ出て行った。

少し早いのだけれど台風でもきたら取りに来る運送やさんが大変かなと早目を予約。

以前、アンコールワットへ行こうとして突如飛行機の変更があり結局キャンセルして荷物だけが空港と我が家を往復するという苦い

経験があるが荷物を自分で持つのがいやで宅配便に頼ってしまう。

国内の旅行も先に荷物を宅配でホテルや旅館に送り、帰りも朝宅配を依頼して手ぶらで帰ることが多い。

子供が小さかった頃オムツや浮き輪などをいっぱい持ってよく旅をしたので隔世の感がある。


北海道のトンネル内での火災事故。

幸い死者はいなかったとのことだけれど、旅好きの人間にとってはやり切れないニュースだった。

どこでどんな事故に巻き込まれるか分からない。

家にいれば安心ってものでもないだろうけれど、災難はいつでもどこでもとある程度覚悟して生きていかなければならないらしい。

わが人生に悔いばかり

「朝日」朝刊「うたの旅人」。

今日は裕次郎の「わが人生に悔いなし」だった。

彼の最後の歌だそうだ。若くしてスターになったこの人の人生は「悔いなし」だったろう。

でもまだまだ先があったのに遣り残したという悔いが全くなかったのではないかとも思う。


わたしは悔いてばかりだ。ことに夫に対して。

体の具合がひどく悪かったのに温泉に行ってしまったのではないか。行くのをやめておけばこんなことにならなっかのではないか。

彼が生きているうちにもっと「ありがとう」「あなたと生きてきて幸せだった」「わがままばかり言ってごめんね」・・・言ってお

きたいことはいっぱいあった。体が悪くなっているのに気がつかないで、彼が辛い思いをしていたのではないか。

後悔ばかりだ。今更どんなに悔いてもあなたは帰ってこない。本当に残念で仕方がない。

幸せな人生って何だろう

いいお酒だった。いい気分で帰ってきた。

初めて行ったお店だったけれど料理もおいしく程よく酔って帰宅。


今日は忙しかった。あさ、中欧行きが近づいてきたので美容院に行き、おすし屋さんでランチ。その後図書館へ。

そしてエステ。帰って予約してあったかかりつけのお医者さんへ。この前の血液検査の結果は悪玉コレステロールが高かった。

運動が必要だと言われた。

その後、食事会。

来月は鮎料理ということになった。

これだけ見ていると結構幸せそうに思われる。

友人は「あなたは幸せな人生を送っている。感謝しなきゃ」と言う。

でも、これって本当に幸せなのか。幸せな人生って何だろう。

人生の終わりかたも変化してきて

少し離れた市に住んでいる先輩がこの市に来てるからお茶しないかと電話があって久しぶりに会った。

彼は今老人施設の医者もしていて、一概に老人施設といっても特養、老健・・などと分かれてい、そこに入っている老人たちのとこ

ろに息子はまだ見舞いに来るけれど嫁はほとんど来ないと嘆いていた。

人生の縮図を見るようだと辛い話題になって医者という仕事も大変だと悲しく聞いた。


今朝の新聞のお悔やみ欄に昔同僚だった人の名前があった。共通の友人からの電話によるとすでに家族葬で送られたとのこと。

近頃は家族葬や直葬というのがはやっているそうだ。

人が生を終えるのも、昔と違っていろいろ変化してきている。

中欧へ

来月早々に中欧へ出かける。

いつものことだけれど、いよいよ出かける日が近づいてくると気が重くなる。

なんとなくあわただしい思いがするのが原因だ。

国内は旅慣れていてすぐに準備できるのだけれど、海外はあれもこれも忘れ物はないかなどと気を使うことが多い。

体力もなくなってきて、今度は2月に中国へ行ったときのちょっと小さいスーツケースにしようかと思っている。

お土産の入る余地がなくなるけれどもうお土産は余りいらないから・・・と今は考えているのだが。