8月つごもり。’18年も3分の2が足早に去っていった。
今年はとりわけアッという間だったような気がする。
(毎年同じことを言ってるかもしれない。)
今度は「体操」でパワハラ? あぁ、これもスポーツだったかと
この世界の問題の多さに辟易する。
長く権力の座に居座ると問題が起きる。今回も夫婦で「体操」の世界に
君臨してきた結果がこれだ。
「月面宙返り」は知っていたけれど夫人の方も大したお方だったのだと
今回初めて知った。
次は何?スポーツの世界も結構多種多様だなぁ。
8月つごもり。’18年も3分の2が足早に去っていった。
今年はとりわけアッという間だったような気がする。
(毎年同じことを言ってるかもしれない。)
今度は「体操」でパワハラ? あぁ、これもスポーツだったかと
この世界の問題の多さに辟易する。
長く権力の座に居座ると問題が起きる。今回も夫婦で「体操」の世界に
君臨してきた結果がこれだ。
「月面宙返り」は知っていたけれど夫人の方も大したお方だったのだと
今回初めて知った。
次は何?スポーツの世界も結構多種多様だなぁ。
今年の夏(昨年も同じだったかな?)は暑さのためか年齢のせいか、
トコトン動きたくなくてぐずぐず、うじうじと過ごした。
でも思い立って本棚の整理に少し取り掛かった。
子供の本は以前殆ど整理したけれどどうしても捨てられなかった本に
「岩波少年文庫」がある。よく読んだけれどきれいに読んである。
「くまのプーさん」「長靴下のピッピ」「星の王子様」「ドリトル先生シリーズ」
から「三国志」「西遊記」「ギリシャ神話」など100冊近く。
(息子は初めて飼ったフレンチブルドッグに「ピッピ」と名付けたほど愛読した。)
息子は小さかったとき、大人を捕まえては「ご本読んで!」と親の
ズボンやスカートを引っ張った。親は忙しくてなかなか暇がない。
自分で読めるように早くから字を教えた。
わたくしもかなり小さい時に平仮名とカタカナが読めたので。
本屋さんで「もう絵本は嫌。字のご本が欲しい」といって最初に
選んだのが「アラジンのランプ」である。その後、次々と読むようになって
最終的に岩波少年文庫が中心になった。
昨夜「少年文庫」を譲っても良いかと息子にラインしたらちょっと
迷って廃棄は惜しいけれど、有効活用ならという。
実家の弟の孫はもうすぐ3歳になる。3歳になるまでには平仮名は
読めるようになるだろう。まだちょっと難しいけれどイソップ物語や
日本昔話は読んで聞かせることもできる。弟はもらいたいというので
譲ることにした。
甥は裁判官なので忙しく、頻繁に転勤がある。一人遊びをせねばならない
環境にある。本の好きな子供になって有効に活用してくれたらいいなと
思っている。
昨年不漁だったサンマが今年はいくらかたくさん獲れそうらしい。
青魚が苦手でサンマは食べないのでサンマ漁のニュースが出ても関心は
薄いけれど、この時期になると毎年佐藤春夫の「秋刀魚の歌」が
頭に浮かぶ。
後に春夫の妻となる(夫人譲渡事件)谷崎潤一郎夫人千代と恋愛関係にあった
頃の作品である。
”あはれ 秋風よ 情あらば伝へてよーーー男ありて
今日の夕餉に ひとり さんまを食ひて 思ひにふける と。
・・・・・・・
さんま、さんま、 さんま苦いか塩つぱいか。・・・・
恋人とサンマを食べる風景を思い出して涙にむせながら1人サンマを
たべる男の気持ち。*******
春夫で思い出したのだけれど、彼に「犬吠岬旅情のうた」がある。
この詩をよんだ時、「犬吠埼」に行って見たいなと思った。
息子がまだ大学生のころアパートへ季節ものの入れ替えや掃除に行った
折り、思い切って房総半島・犬吠埼に出かけた。土・日と月曜日1日年休を
とって。
まず佐倉で「国立歴史民俗博物館」、成田で「新勝寺」、水郷の街佐原で
「伊能忠敬記念館」。香取神社、鹿嶋で鹿島神社(鹿島発ちの神社)、
そして銚子に出て犬吠埼。期待していたけれど潮岬や足摺岬のほうが
わたくしにとってはインパクトがあった。
九十九里に降り立ってみたかったが時間がないので心を残しながら
鴨川へ。ここから誕生寺へ。そしてシーワールドでイルカのショウを
1人で大笑いしながら見て帰宅した。電車、バス、タクシーを乗り継いでの
忙しい旅であった。
(九十九里は後に夫の千葉への出張について行って、仕事の後知人に
案内してもらい浜焼きを食べて前の口惜しさの元を取った)
この鴨川小湊の誕生寺は日蓮が誕生したところと言われている。
9月早々に出かける旅の旅程に入れた久遠寺は日蓮が晩年を過ごした
お寺である。
海で生まれ、各地を遍歴し、甲州の身延山で生涯を終えた日蓮。
宗教に詳しくないけれど感慨深いものがある。
春の終わりころだったか、夏が始まるころだったか久しぶりに友人から
電話があって、近況報告などおしゃべりした後、彼女が山梨の
ギネス世界記録で最古の宿になっている旅館に姉妹と行ってきたという。
それまで粟津温泉「法師」が日本で一番古い旅館(養老2年・718開湯)
だと思っていたのでそんなところがあるのかと驚いた。
調べてみると甲州西山温泉「慶雲館」は飛鳥時代慶雲2年(705年)からの
世界で最も古い歴史を持つ宿らしい。
秋になったらゆっくり連泊で行こうと思っていた。
お盆もすんでそろそろ計画しようと義妹に話したら彼女も行きたいという。
彼女は身延の下部温泉、久遠寺にも行ったことがないというので
慶雲館は1泊にして下部温泉に1泊と変更することにした。
下部温泉は信玄の隠し湯として知られ、昔職場の仲間10人ほどと
車に分乗して行ったことがある。その時、どこかへも立ち寄ったはずだけれど
さっぱり記憶がなく、ただ久遠寺に参詣したことだけを覚えている。
あの急な長い階段を足で上ったのだ。若かったあの当時でもかなりきつかった。
忘れることなんてできない。 今回はタクシーで回ってのぼる計画だ。
下部温泉では信玄の隠し名湯といわれる登録有形文化財「大市館」に
泊まりたいと思っている。
台風も来ている。穏やかな秋晴れが3日続く日を天気予報をみながら
待っている。
お昼を弟がおごってくれるというので、回転寿司へ行ってきた。
帰宅してTVをつけたらNHKで「プロフェッショナル・仕事の流儀」を映していた。
前に見たような気がして確かめたら再放送であった。
「新明解国語辞典」に入れる言葉を拾い集め、その言葉の解釈を考える。
この辞書の編纂に携わる男性の仕事ぶりが描かれている。
この三省堂の「新明解」はユニークな辞書で読み物としても楽しい。
この辞書の解釈を基にして書かれた赤瀬川良平さんの「新解さんの謎」を
キンドルに入れて面白く読んだ。
言葉は生きていて、時代とともに意味も使い方も変化していく。
わたくしはどちらかといえば国文学を学んだものとして守旧派の方だと
思うけれど、新しい言葉に興味はある。
今日のTVで作家が「ほぼほぼ」という言葉は使いたくないと言っていたけれど
今やCMで毎日「ほぼほぼ」「ほぼほぼ」と叫んでいる。
三省堂が’16年の「今年の新語大賞」に選んだのが「ほぼほぼ」であった。