ニュースの続きで「ぶらタモリ」を見ていたら、高知のはりまや橋が出てきた。
昔子供が小さかったころ、はりまや橋の近くに一週間ほど泊まって桂浜の方に泳ぎに
通ったことがあった。
（今は有名になったので桂浜は遊泳禁止になっているかもしれない。）
はりまや橋で思い出したのがすぐ近くで「土佐日記」というお菓子を買ったことだ。
お店の名前はすっかり忘れていたけれど今もその御菓子屋さんがあるか検索したら
あった。青柳というらしい。
男もすなる日記といふものを 女もしてみむとてすなり
紀貫之「土佐日記」から名付けられたお菓子なので忘れられない。
この時は中抜けして足摺岬まで行き（遠かった）そこで１泊し、高知に戻って
さんふらわあ号に乗って名古屋まで帰ってきた。
がっかり三大名所のうちの一つであるはりまや橋、もう一つは札幌時計台
だったと思うけれどもう一個は思い出せない。
TVのはりまや橋は造り替えられたらしく、当時より赤々としていた。
とうとう９月も晦日になった。
明日からは１０月、神無月である。
神様たちはこぞって出雲に集まり、何をご相談になるのであろう。
次の総理は誰にしようかって？
まさか！今の日本の神様は〔表向きは〕政治にはかかわらないことになっている。
政教分離ですものね。世界では宗教戦争ばかりだけれど。
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旧（になってしまった）民進党の議員さんたちは小池さんにどう振り分けられるか
戦々恐々という有様。合否の結果を待つ受験生のような心境らしい。
もっと媚びを売っておけばよかったと後悔しているご仁もいるのだろうか。
自民党の方も小池さんが都政に専念すると言っていても突如ぎりぎりになって
立候補しないかと（やりかねない）びくびくしているとのこと。
彼女１人に振り回されて、今回の総選挙は興ざめになってきた。
神様不在の地方は混乱しています。
出雲に集まった神様たち、どうか正しいご判断を‼
*******今日ブログ開設から４，５００日だって。なんかあっという間のような。
もうそんなに駄文を並べてきたのかと、自分で驚いている。＊＊＊＊
９月２６日は大きな台風が日本を襲った日である。洞爺丸台風と伊勢湾台風。
今年の９月２５日も（１日前だけれど）大きな風が吹き荒れた。
小池さんが突然「希望の党」を打ち上げたのだ。安倍さんは遅れて衆議院解散を
宣言した。これから１０月下旬までどんな風が吹くことになるのか。
洞爺丸事故によって青函トンネル構想が高まったと言われている。
水上勉の「飢餓海峡」はこの洞爺丸事故から物語がはじまっている。
洞爺丸事故と函館大火事。それを題材にして犯人を追う刑事の物語である。
なかなか面白い小説であった。
それとは関係ないけれど下北半島の下風呂温泉「長谷旅館」は「海峡の宿」と言われていた。
井上靖が「海峡」を逗留して書いた宿である。
大間からの帰りわたくしはその宿に宿泊した。古い旅館で「この部屋が井上氏がお泊りに
なった部屋で廊下を隔てた前の部屋に奥様がお泊りでした」と宿の主が説明して
その部屋にわたくしは泊まった。
温泉が地下で暗い細い階段を降りて行ったところにあった。これには閉口し翌日
大湊に出て「むつグランドホテル」に宿泊した時は「やはり文人墨客の宿はわたくしには無理だ」
と痛感した。一度前に城崎温泉「清輝楼」で失敗していたのだ。
由緒ある立派な旅館で文人たちの作品が多く残っていたけれど、エレベーター無し
（当然だけど）で木の階段をしこしこ上ったのだった。どちらも１人旅。
ちなみに井上靖の「海峡の宿」は今は休業中らしい。
ようやく秋の気配が濃厚になってきた。
「暑い寒いも彼岸まで」とはよくぞ言ったものである。
エアコンをつけなくてよい過ごしやすい時期。日本は四季の国と言ったけれど
最近は春と秋が短くなって酷暑の夏と極寒の冬だけになってしまった気がする。
衣類の入れ替えを急がなくてはならない。
今日はお彼岸でお墓参りに行き、永代施餓鬼にお参りする。
１１月に夫が逝って１２年を迎える。昨夜はいろいろ思い出した。
今もなお、「あなた いったいどうして・・・」という思いがある。
さきほどTVをつけたら山形鶴岡市の 温海（あつみ）温泉「萬國屋」が映っていた。
ドラマの中で。
懐かしかった。３００年余りの歴史を持つ大きな老舗旅館である。
でも今はもっとこじんまりした旅館がいい。齢をとったということか。
