今朝TVを見ていたらこの前の台風で京都の神社仏閣が相当被害を
うけているという。
関空が水浸しになったり、橋が壊れたりして多くの人が空港島に
取り残された事件の報道ばかりだったのでこんなにたくさんの
神社仏閣が被害に遭っているとは知らなかった。
鞍馬寺、北野天満宮、車折神社、醍醐寺、仁和寺、西本願寺等々
枚挙にいとまがないほどの被害で、なかなか復興が難しく
京都の錦秋の風景は無残な有様だということだった。***
昔、母と鞍馬へ行ったことがある。
叡山電鉄鞍馬駅で降りると山椒の実を煮るいい香りがしてきた。
坂を登ってお参りし、「貴船まで行こうか?」と言ったら母が
驚いて「大丈夫なの?」と答えたことが忘れられない。
子供のころから歩くことが大嫌いだった。歩く遠足はすべて休んだ。
「行って見よう」と木の根道を貴船まで何とか歩いてやっと平地まで
たどり着いたときはくたくただった。
運よく通りかかったタクシーを呼び止めて鴨神社まで来たときには
ほっとした。
(その後、もう1度行ったけれどその時には「若気の至り」の無茶をする
ことなくそのまま引き返した)
その鞍馬への参道に大木が倒れ掛かり通れなくなっているとのこと。
お堂も大木がのしかかって潰れている。
今年の京都の紅葉は期待が持てないらしい。*****
我が家の空き家もこの台風で窓ガラスが割れ、フェンスが倒れ、今日
銀行に60万円近くを振り込んできた。まったく迷惑な台風だった。