4月11日: SPの「曲かけ練習動画」を追加UPしました。
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羽生選手の波乱の大ドラマが展開され、なおかつ、大会全体としては、素晴らしい演技がかなり沢山見られた、2016年の世界選手権。( 開催地・ボストン(アメリカ))
何から書いてよいのやら、というほど、沢山のドラマがありましたので、演技とは別ページを作り、先に今回のその波乱のドラマを映したニュース動画を中心にご紹介しておきます。
演技を観る前に、羽生選手の大会直後のインタビューがキャノンから出ているので、
それをご紹介します。 → http://web.canon.jp/event/skating/interview/int_hanyu04_1.html
なかなか興味深い内容です。
特に、フリーの「SEIMEI」は、練習で、本番通りにやってきて、ほぼ毎日ノーミス状態だったということを語っていますので、なるほど、それならなおさら、本当に悔しかったでしょうね…と感じました。
でも、毎日ノーミス続きだったなんて本当に凄いですね! 出来るなら、それを毎日見たかったですね!(笑)
他にも、週刊誌情報で、「クリケットで毎晩夜中の3時ごろまで練習している羽生選手の姿があった」なんて書かれていましたけど、それが本当だとしたら、すごい気迫で頑張って下さったのでしょう。
世界選手権の会場であるボストンと、時差のないトロントにいても、わざわざ夜中に練習をやるということは、恐らく、ライバルに演技を見せないためだったのかな…?と思うと、ものすごい闘志と本気度で、金メダルを狙っていたのだな、と解ります。
でも、こんなことを書くと怒られそうですけど、私から見ると、
負けた後の羽生選手のほうが、よりカッコよく見えることも、羽生選手の場合は、しばしばありますよ!(笑)
羽生選手の凄いところや、他の人との際立った違いは、(前から何度か書いていますけど、)負けた後にこそ見えてくる時がよくありますので…
今はちょっとリラックスできて、少しでも楽しめているといいですね…!
ここに載っている動画でも写真でも、明るい笑顔に戻っていてホッとしますけど、
それにしても、羽生選手は今シーズン、体型も顔つきも言動も、色んな意味で本当に男らしくなりましたね。
さて、こちらは、波乱の一つの原因となった、羽生選手の、ショートの公式「曲かけ練習」の時の動画です。
他の選手たちは、誰も羽生選手に近づきすぎてはいないのに、明らかに近づきすぎな動きを複数回している選手がいます。そのうち2回は、危険を感じた羽生選手が演技を中断させられてしまい、相手の選手をちょっと怪訝そうに見つめている様子が映っています。
これは「曲かけ練習」であって、優先されるべきは、曲のかかっている選手の練習であることは、言うまでもありません。
この翌日にも、さらに不自然なことが繰り返されたとのことで、羽生選手は怒ったわけですね。
感じ方や考え方は人それぞれでも、どの記事が、本当のことを書いているのか、書いていたのか、私たちファンはきちんと自分の目で見て、確かめ、考える権利がありますので、ここに載せました。 その上で、今回のことをどう思うのか、考えておくべきでしょう。
「関係者」というのは、自分たちの利益に反することはできないのが当たり前なものだということは、理解しておきたいですね。
また、お金をもらって何かをしている人は、本心はどうあれ、お金をくれている人の意向に逆らえなくなることが普通です。
だからこそ、何が真実かを知りたいときには、「関係者」証言だけではダメなことが多々あります。
いわゆる「監査」や「裁判所」などが、利害関係のない「独立の機関」「第三者機関」でなければならず、当事者との関係で、圧力を受けない関係にあることを求められるのは、それが理由です。 利害関係がない状態で初めて、真実が見えることもあるからです。
フィギュアスケート界には、以前から、巧妙に執拗に特定選手を貶めたり、まるで褒めるように書きながら、途中で侮辱的な表現を何度も混ぜ、最終的には印象や名誉を貶めることを得意とする文章を繰り返し流してはネットで垂れ流したり、有料でお金をとってファンから巻き上げて儲けているような人たちがいますが、
いつも思いますが、そのような人たちにとっては、羽生選手の演技はまさに、「豚に真珠」ですね。
「豚に真珠」という有名な言葉は、もともと、聖書(新約聖書)から来ていて、他でもない、イエス=キリスト本人が語った言葉なのです。
そのイエス=キリストのセリフの箇所を、ご紹介します。
「人を裁くな。(中略)
偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおがくずを取り除くことができる。
神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。」
(マタイによる福音書 7章5~6節 新約聖書:新共同訳より)
ここで言うところの、「偽善者」「豚」が、どういう人たちを指すのか、よく考えたいものですね。
そういう人たちにたとえ真珠を渡しても、踏みにじり、かみついてくるだけだとのことです。
羽生選手が、「精神ぐちゃぐちゃ」と語ったその原因は、自分への後悔だけではないでしょうね。 本当に、大変でしたね。
でも、イエス=キリストは、同時に偽善や嘘についてこう語っています。
「覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。」
(ルカによる福音書 12章2節 新約聖書:新共同訳より)
人々の心の奥底まで、神様は見抜いておられるから、正しく裁かれる神様に、安心して委ねなさい、ということです。
こちらは、キリトルTVで取り上げられた、羽生選手の、演技直前の舞台裏での様子を、ちょっとおもしろく編集されたものです。 → http://www.dailymotion.com/video/x42q1j9_160407-krtr_sport
動画後半に出てくる、演技前の羽生選手に注目です。
こういう羽生選手の様子は、今までも過去に放送されたことが何度もありますけど、音楽つきで放送されると、色々と笑えますけど、当のご本人は、ものすごーーーく真剣だと思うのです…
「弱いようで強い僕!」なんて歌詞を、歌いながら真剣に叫んで闘志を燃やして追い込んでいるところを見ると、逆に、
「強いようで弱い僕! このくらいやらなきゃ、闘えないのさ!」と言われているようで、色々と、(なるほど…)という感じですね。
でも、こういうところを、カメラが回っていても全く気にせずに、平気でドンドンさらけ出せる羽生選手は、やっぱり結局のところ、すごく強いんだろうな、といつも思わされる私ですが…。
今回、羽生選手がいつもと違った、ということを、本田武史さんが丁寧に解説して下さっているニュース動画が、これです。 13分過ぎから、羽生選手です。
これを載せるべきか、ちょっと悩みました。(笑)
1か月前に、まさかの「輝ける頭頂部の大披露」で、羽生選手に…いや、「羽生シゲムラ殿」になぜか悩殺された私でしたけど、まさか世界選手権で、「輝けるおなかと背中の大披露」で、また違った形で悩殺されるなどとは、全く予想もできませんでしたね。(笑)
練習着を忘れてくるなんて、確かに本当に羽生選手らしくないですね。
よほど、心ここにあらず状態だったのだな、と思いました。
しかし、「SEIMEI」の本当の衣装はカッコいいから好きでしたけど、今まで何度も書いてきたように、いつもの練習着での演技も非常に好きなのですが、ついに、ただのTシャツでの練習演技も、これまたカッコイイのだということが判明して、結局、何でもよいのか?と自問自答…。(苦笑)
さらに、ショートの直前6分間練習の時も、背中の肌色がなぜか見えていたので、
暑い等の理由で、わざと開けている状態のか、単に閉め忘れなのか、あえての衣装のデザイン変更なのか、一体どれが真相なのかわからなくて、それはもう色んな意味で、ドキドキでした…(汗)
どれだったとしても、いつもと違う異変でしたので…。
結局、本番ではいつも通り閉まっていたので、ただの閉め忘れっぽくて、ちょっとホッとした… のですが、「今までこんなことなかったよね?!」って、またドキドキさせられましたが、ショートは、結果的にはとても素晴らしい演技でした。
でも、これで「衣装忘れで即席購買パジャマ衣装」「チャックリン」などという自虐ネタをもつ、織田さんとも同類認定となり、より仲良しになれる…?(笑)
お二人が違うのは、我を忘れると、織田さんは結果として明るいお笑い系が成立するのに、羽生選手はいきなりセクシー系になる、ということが判明したことです…
ご本人は集中して闘志に燃えちゃっていて、むしろ周りなんかまったく気にしていなくて、全く狙ったわけでもないであろうところが、最強かもしれませんね。
次のものは、会場の温度が、男子ショートの時は5度だったのに、男子フリーの時には、17度にまで上がっていたということを指摘した、ニュース動画です。
他の選手よりも長袖で厚着の衣装だった羽生選手が、本番の演技前に、汗だらだらになって苦しんでいる様子が映っています。
高橋大輔さんが、現地で見ていた様子として、羽生選手の和装イメージの長袖衣装と手袋が暑くて、かなり体力を消耗したのではないか、という感想をもたれていますので、これは間違いなく大きかったでしょうね。
17度は酷いです。あり得ませんね。
空調をつければよいだけですし、氷が融けて、演技がおかしくなっても当たり前です。
現に、他の日には、こんな温度にはなっていません。
フィギュアスケート大国であるアメリカが、こんなこともできないはずもなく、残念な話で、アメリカの運営関係者は、反省してほしいですね。
元王者のチャン選手には、氷の状態について、遠慮なく堂々と問題を指摘して発言して、こういった残念なことが、今後少しでも起らないように、どんどん周知させていってほしいと思います。
4大陸選手権の時は、ショートの時の氷に頭に来たチャン選手が、フリーの日には苦情を言って、改善してもらった結果、リンクが良くなって、素晴らしい演技につながったということがありましたので、良い演技を沢山披露してもらいたければ、当然やるべき、環境の整備なはずだと思います。
こんな状態で、整氷してもらえなかった最終グループの選手たちは、気の毒でしたね。
コミカルポーズが多くて、もともと他の選手と比べてもリンクをガンガン滑るプログラムではなかったフェルナンデス選手プログラムが、この最悪の状態に対して、逆に完全に救いになった感じはありましたね。
羽生選手は、これだけのマイナス要因が重なった中でも、よく頑張ったと思います!
今回のことを、「神様からの試練」だと受け止めた羽生選手は、きっとまたさらに強くなって、もっと素晴らしい演技を見せてくれるようになると思います!
今日、世界選手権の再放送をしてるのですが、やっぱり、怖くて観られません。選手ががっくりしているところがどうにも直視できないんです。今回のフリーのステップがレベル4だったということですが、グランプリファイナルのときと見てわかるくらいの違いがあったんでしょうか?深夜に練習をしていたのが本当なら、きっとステップのレベル上げをしっかりしていたのかもしれませんね。
私はテレビでしかフィギュアスケートを観たことはありませんが、目の前でみたらもっときれいなんでしょうね。
コストナー選手のは、曲が途中で消えて音なしになったのでしたよね?
それでも彼女は演技し続けて大拍手をもらいましたけど、もう一度最初から演技しなおしになったのでしたよね。
羽生選手の歴代最高得点記録の演技は、それこそステップのレベル以外は、欠点らしきものが見当たらないほどでしたので、ステップは頑張っていたことでしょうね。演技については、別ページでまたUPしたいと思います。
目の前で見た時の感想というのは、人によってさまざまになるかと思います。
こんなに激しかったのか、(氷の音やその他)、と思う人もいれば、テレビで見るよりもすごく見える選手や、逆にイマイチに映る選手、人によって感じ方も様々です。
4回転ジャンプについては、体操などと同じく、本当にすごいスポーツだとしか思えませんが、羽生選手の4回転はもはや究極の職人芸みたいでもあり、繊細な芸術の領域だと思うので、凄いです。
でも、そこまでいかなかった時代でも、羽生選手のジャンプはダイナミックで情熱的で華やかで軽やかで、怖いものなしで、半端なく凄かったですね。性格や思いが出るのでしょうね。
Unknown 様にも、いつか観に行ける機会が訪れると良いですね!
お近くのスケートリンクに行って、一般滑走の人たちの滑る様子をリンク外から見るだけでも、トップ選手たちがやっていることがどのくらい凄いことなのか、解るようになるかと思います。
>れい豆様
フェルナンデス選手は、SPのジャンプミスは一つあっても、確かに彼の過去と比べてもSPもFSも、ベストパフォーマンスをしたと私は思いました。
ですので、羽生選手への度重なる試練によって、点数的にはかなりの差で負ける結果になったことはむしろ、スレスレの僅差で負けるような事態よりもは、潔く負けられるという意味では、良かったのだろうと思います。
私は、今回の羽生選手はやはり身体的な問題が一番にあったのではないかと思いますし、それで歴代最高を、と求められたら、誰でも大変な緊張とストレスになると思います。 「危うさ」というよりもは、それだけ大変だったのだ、という感じで受け止めています。
「折れる」についても、最新の記事で書いた通り、私は羽生選手はしなっても折れないだろうと思っています。
痛み止めを使うことは、ある種の感覚遮断になるわけですので、当然、普段とは違う反応が出てきてしまうでしょう。
今シーズン、高難度化により、怪我も多く出て競争も激化したために、プレッシャーからか、男子トップ選手たちでも、直前に取り乱して泣いたような話をいくつも聞きました。
羽生選手は、そういう中で先陣を切って闘い、道を切り開こうとしているのです。
テレビは、同じ場面を繰り返し強調して流すことで、その「何か」を、何倍にも増幅させて伝えることが可能です。
羽生選手は過去から今に至るまで、そういうことを何度も、「面白おかしく」やられてきた面がありますので、私はそういうのは非常に冷静に見るようにしています。
テレビで何度も過激にリプレイされるから、余計に「危うく」見えるのであって、叫んだ直後の羽生選手は、非常に冷静に、胸に手を当てながら、丁寧に深々と観客に向けてお辞儀をしています。 それはむしろいつも以上に深い感謝が伝わってくるような動作であり、私にはとても謙虚に見えた態度でのあいさつでした。
演技を無事に終えて心からホッとして満足したからだろうと思います。
羽生選手は、「気持ちよく滑ることが出来た。滑っていて幸せだった。」とその後のインタビューでも冷静にコメントしています。
そこをあまり映さずに、終わった瞬間の喜び爆発シーンの興奮した過激な表情だけをアップにして何度も繰り返して流すテレビは、私には意図的にしか見えず、私もちょっと胸が痛かったです。
話題性だの、ある種の反響を狙ってやっているものなのだと思うので、そこだけに囚われないことをお勧めしたいですね。
過去には、カワイイ外国の女子選手が、雄叫び上げたりガッツポーズで吠えていたり、ということはありましたし、今大会は盛り上がりが凄かったので、他の選手でも演技後に、感情爆発させる様な表情や反応がかなり沢山あったと思います。
そんなに驚くほどのことでもないのですけど…。
確かに今回はいつもより激しかったのですが、それも事情を知れば納得できるかと思います。
体力も気力もエネルギーも一番ある年齢ですし、五輪で金メダルとれるほどのアスリートなのですから…。
羽生選手は表情が元から豊かなので、より増幅して伝わりやすい、というのはありますね。
私が想像している羽生選手のストレスというのは、最高得点からくるプレッシャーだけでは決してなくて、他にも沢山の要因があっただろうと思っています。
全てに対処できるかと言えば、対処するといっても、できることと出来ないことがあります。
利害関係のある関係者ではない、「いつ誰のファンになろうともやめようとも自由な立場の」ただのファンの立場だからこそ、出来ることというのもあります。
できる形での応援として、できることをしようと、私は決めていますので、そういうスタンスで書いているつもりです。
ファンと言っても色々な人がいるでしょうし、何にがっかりしようとも、何に失望してファンをやめようとも、そんなことはその人の自由です。
けれども、私は、羽生選手の演技を初めて見た時から一貫して微動だにしないで今日まできたような羽生ファンです。(笑)
今回の騒動では、今まで、相手の選手を生で見た時になぜか感じる疑問があり、それが今回の羽生選手の主張を聞いて、やっと納得してつじつまがあった面があります。
私はその選手の演技はとても好きでしたし楽しみにしていましけど、3月に入ってから、かなり追い詰められている状態に見えていたので、今まで書いてきたような感想になりました。
意図でなくてあれだけ何度も接近していたとしたら、彼の方こそ「精神ここにあらず」で、極めて危険な状態にまで追い詰められているということになります。
しかし、彼のSNS等の反応や関係者の発言等を見て、私にはむしろ感じることがあったので、今後のことも考え、今回のことが、羽生選手が一方的に悪者扱いになって終わることがないようにと願い、皆様に考えて頂けるように、動画を追加UPしました。
私のブログをお手本に、と言って頂けるのは大変ありがたいことで、感謝です。
書くことが人に与える影響を考え、私も絶えず自問自答しながら、そして常に神様の導きを祈りつつ、出来る範囲で頑張りたいと思います。
相変わらずマイペースになるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
初コメント、どうもありがとうございました!