母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

九月の朝

2014年09月16日 | 季節
薄の穂揺れ

高原の風膚にここちよし

薄紫の雲がゆるく流れ

曙の南の空ははゆったりと広がり

生きることの楽しさに

まためぐり合えた感謝溢れる流麗の季節

一枚の上着をとり

山の道をしずかに辿り

明日の日々を迎えようと歩みする

至福の季節九月の清涼






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